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【#35】note毎日更新を1か月続けて感じたこと

noteの毎日更新を始めて、約1か月が経過した。更新が遅れそうになったことも多々あるが、なんとか続いている。ブロガー界隈では「毎日更新をせよ」という話がよく話題になるので、それを実践してみた。今日は毎日更新を1か月実践して感じたことをまとめていく。

更新は普通に大変。土日に書き留めることが多い

まず当たり前だが毎日更新は大変だ。僕は幸いにも業務委託で働いており在宅なので、時間の融通が効くが、オフィスに出社している方だと平日に書く時間を確保するのが難しい。そのため毎日投稿を継続するためには、平日に早起きして書くか休日にたくさん書いてストックを作るかの2択になる。

僕も平日早起きして書く場合もあるが、やっぱり休日に書き溜めることが多い。朝に確実に時間を確保できるのであればストックを用意する必要はないが、そうでないなら休日にたくさん書いてストックを確保する方が絶対に良い。

できれば月曜から金曜までの平日更新分は用意しておきたいところだ。

ネタは独り言の中から生まれる

毎日更新は日々「ネタ探し」との戦いだ。ネタが尽きた瞬間、更新が途絶える。毎日更新をすると決意したのなら、この終わりなき戦いを続けていかなければならない。日々の生活の中で投稿のネタを見つけなければならない。
ただ僕は幸いにも、ネタ探しにはそこまで困らなかった。ネタを見つけるのに必要な「感情」がそれなりにある方だからだ。

もちろんクライアントの前で感情を出すと全てが終わってしまうのでそこは制御しているが、1人の時は感情の垂れ流しである。特にお風呂に入っている時は、仕事やプライベートで感じたことを独り言として、ブツブツとお経のように唱えている。

しかしこの感情を垂れ流す独り言の中に、毎日投稿に必要なネタが含まれている。昨日投稿した以下の記事も、お風呂で独り言を唱えている時に、タイトルを思いついた。

タイトルが決まれば本文はそのまま書けるので、投稿が作れる。

ブツブツ独り言を吐いていることを気味悪く感じるかもしれないが、誰もいない場所で呟いているので誰も聞いていない。何も気にする必要はない。なのでこれは今後も続けていくだろう。

多くのPVはごく少数の記事が持ってくる。ほとんどの記事は読まれない

毎日記事を更新していると、どの記事も平均的なPV数を獲得して伸びていくというように考えがちだが実際にはそんなことはない。以下は僕のnoteのアクセス状況だが、全体ビュー2,139に対して、アパホテルの記事が1/3以上を占めている。

そのほかの記事は良くて100PV程度だ。ちなみにアパホテル記事のビューが伸びているのは、「アパホテル 現金 キャッシュバック」というワードで上位表示されているためだ。

僕はあくまで毎日更新を目的にしているため、個別記事のPVをそこまで追求していない。しかし毎日更新でPV数を追い求めるのなら、「PVは一部の記事が大量に持ってくる」ということを念頭に置いて、個別記事のPVが低いことで一喜一憂するのはやめよう。

ソシャゲの1日1回無料ガチャのように「レアが出ればラッキー」ぐらいの気持ちで毎日投稿する方が、長続きするのではないだろうか。

2週間あたりから、連載を止めたくないという気持ちが芽生える

継続はある一定の期間を過ぎると「やることが当たり前」になり、逆に辞めることに違和感を覚えるようになる。自分の場合は、2週間を過ぎたあたりから「毎日投稿する」ことが当たり前になった。

というかむしろ「連載を止めたくない」という気持ちが強くなり、投稿が遅れそうになると寝る時間を削ってでもnoteを書くようになった。またnoteのバッジ機能や投稿する度に継続期間を表示してくれるポップアップのおかげで頑張れたとも思っている。

noteは本当に素晴らしいサービス設計だと改めて感じた。

「このままだと連載が途切れてやばい」「連続投稿の記録が消えてしまう(これまでの努力が水の泡になってしまう)」といった焦りが感じられるまで継続できれば、毎日投稿はそれほど苦ではなくなる。

まとまった時間を作るのが上手になった

毎日更新をしてから「まとまった時間」が作れるようになった。平日投稿のストックは土日に書き溜めるとはいえ、急な用事で書けないこともある。そうなると平日に書くしかないわけだが、日中はメインの仕事もあるので、意識的に行動しないとまとまった時間は確保できない。

特に自分の場合、1,000〜1,500字程度の短文であれば一気に書き上げた方が効率が良く、分割して書くと訳がわからなくなるため、まとまった時間を作るのは必須だ。

上記の特性もあり、毎日投稿を続けていく中で自然と、仕事を効率良く終わらせるにはどうするべきか、集中力を高めるためにはどうするべきか、などにこだわるようになった。

その結果、まとまった時間を作るのが上手になった。

これまで見過ごしていた現象に目がいくようになった

ネタ探しの部分とつながることではあるが、毎日投稿を始めてから、ありとあらゆるところに目を向けるようになった。

  • 電柱に止まっている鳥が飛び立つ瞬間の周囲の状況 → 何が原因で飛び立ったのか?

  • すれ違う人の視線の動き → 歩く時人はどこを見ているのか?年齢や性別で差はあるのか?

  • 歩きスマホしている人が使っている機種 → 趣味がスマホなので気になっているだけ

  • 履いている靴のブランド → そのブランドの特長や市場での認知度は?

上記はあくまでも一例だが、これ以外にも色々な現象に目がいく。そしてこれらを見て感じたこと、疑問に思ったことを独り言として吐き出し、毎日投稿のネタに昇華させる。

色々と観察し始めると面白いもので、「なぜ今まで気づかなかったのだろう」というものから「これは何か仕事に活かせそう」など新しい気づきばかりだ。

これができるかできないかは人によるため、全員におすすめするわけではないが、「noteのネタを見つけたい」と考えるなら、やった方が良いと個人的には思う。

目にした現象を言語化するようになった

毎日投稿を続けていく中で、目に入ってくること全てを「言語化」するようになった。特に意識していたわけではないが、noteを更新していくにあたり言語化が必要と感じたのだろう。

noteというテキスト特化のプラットフォームで毎日投稿していくなら「言語化」は欠かせない。だが言語化の能力は、ある日突然伸びるものではなく、毎日コツコツと色々な現象に対して言語化を続けていくことで、徐々に身についていく。だからこそ日々、言語化する訓練は必須だ。

パソコンの前で「毎日投稿を頑張るために文章書くぞ!」と意気込んでも書けるものではない。

目にする現象を言語化するようになった結果、投稿内容を作成する時に詰まって言葉が出ないといったことは、ほとんどなくなった。

さいごに

毎日投稿するのは、正直辛いことの方が多い。「毎日投稿して何の意味があるのか」と問いかけることもある。しかし「価値ある何者か」になるためには、継続が必要だ。継続せずに得られるものに価値はない。

この継続が今後、何につながるのか現時点ではわからないが、3か月・半年・1年と続けることで「継続できる人」としての評価は得られるのではないだろうか。

仮に評価されずとも、「ここまで継続できた」という自信につながり、今後待ち受ける辛い出来事にも堪えることができるかもしれない。

以上が「note毎日投稿」を約1か月続けて感じたこと。

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