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【#34】理不尽が力を与えてくれる

最近仕事で理不尽とも思える場面があった。自分にも非があるため、そこはしっかりと反省しつつも、一時的に消化不良に陥った。もちろんこの場で、誰が悪いとか自分のことを分かってほしいなどと言うつもりは毛頭ない。

ただ今回はっきりと分かったのは、タイトルにもある通り「理不尽は力を与えてくれる」ということだ。数年前から、僕は「自己責任論」で物事を考えるようになった。

  • 嫌な相手に頭を下げないと飯すら食えない自分

  • 新しい仕事を生み出すことができない自分

  • 思い通りに物事を進められない自分

社会人なりたての頃は、周囲が悪い、社会が悪いとばかり考えていた。自己中心的な発想だ。でも結局それで事態が好転することなどなかった。当たり前ではあるが。

しかしこういったイベントが発生するごとに「この状況に陥っている原因は全て自分。ここから脱出するには”いま”しかない」と感じるようになり、やろうと思って手をつけていなかった勉強や、できない理由ばかりを探して後回しにしていた副業に打ち込むようになった。

むしろ何事も問題なく進んでいる時は、現状に対する「不満」がないので、日々の行動を変える必要がない。不愉快に思ったり不満に感じることがないからだ。しかしそれでは、ぬるま湯に浸かったままで、知らぬ間に溺れていってしまう。

定期的に自分に喝を入れるイベントはあった方が絶対に良い。人間は良くも悪くも慣れてしまう。「これでいいや」と思ってしまえば、上に進むことなど不可能だし、現在の状況を維持することすら難しくなる。

理不尽な出来事はもやもやするし気分が良いものではないため、できれば避けたいとは思う。しかし仕事をしていれば理不尽は必ずどこかでやってくるもので、逃れたくても逃れることはできない。

ならその理不尽をどのように活用するかにフォーカスするしかない。理不尽から受けるダメージを最小限して自分の機嫌を保つも良し、理不尽を原動力として仕事や副業に打ち込むのも良い。

また若い頃に感じる理不尽は、経験が浅いことからくる勘違いである場合も多い。明日から3連休だ。自分もこの理不尽を上手に活用して、充実した3日間を過ごしていきたい。

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