「職業」はあくまで旗を立てた場所へ行く手段
「職業」というのは旗を立てた場所へ行くための道の一つです。
自分が成し遂げるべき「仕事」というレイヤーに身を置くために「職業」というレイヤーが存在すると思うんです。
たとえばこの本田圭佑さんの記事。
彼は「サッカー選手」であり「カンボジア代表監督」であり「投資家」であり「起業家」です。
でも、この数々の「職業」は「世界を平和にしたい」「貧困をなくしたい」という大きな旗を目指して生きていくためにしていると述べています。
つまり、彼は「職業」という世界の中に留まっていなくて、その「職業」というフィルターを通した上で「仕事」に取り組んでいるってことです。
目先の給料もやりがいも好きも嫌いも当然あると思います。なければ生きていけないですからね。
でも、誰もそのレイヤーの中でしか生きていないなんてことはないんですよね。
「家族と幸せに過ごしたい」だったり、「自分を高めていきたい」だったり、「仲間と死ぬまで飲んでいたい」だったり。
言葉にしていないだけで心の中には大きな旗が立っているはずなんです。
その心の声を聞いて忠実に理解をすれば、
「職業とは何のためにあるのか?」
「働くとは何なのか?」
という疑問に答えることができると思います。
自分の心の声に耳を傾けてみてください。
聞こえてきますか?
その声が「職業」に対する考え方に一石を投じてくれるはずです。
「職業」というのは旗を立てた場所へ行くための道の一つです。
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