自分のサービス力をつけるために必要な3つの要素
「サービス力」
ここでは対面接客においての「サービス力」のことを指すこととします。
僕が思う「サービス力」というのは、「笑顔で明るく、気持ちを上げてくれる人が持っている力」みたいな定義です。
(僕が通っているスタバの店員さんが神レベル。いつ来ても元気になれます)
その「サービス力」、生まれつき持っている人は少なくて、かくいう僕も今では大手のバーの店長を任されるくらいのレベルまで持っていけましたが、入社当時は実名で酷評されるほどの極悪低レベルでした。
そんな僕が思う「自分のサービス力をつけるために必要な3つの要素」。
①働く環境
働くということは「人と絡む」ということです。ひとりではビジネスは成り立ちませんよね?スタッフがいてゲストがいてビジネスは成り立ちます。
「環境」というのはその絡む人たちの「質」のことを指しています。
例えば、スタバ。←スタバの事ばかり書いてすいません。。。。
ゲストについては、「タバコが吸えない」「価格が他社から比べてややアッパー」などのパッと見デメリットに思えることもメリットと化すほどゲストの層もクリーンに思えます。←デメリットとか言っていることが変なくらいになりましたけど。
また、働きたがっている人は五万といて、その中で3次面接まで行って採用される厳しい審査を通った選ばれし戦士たちだけが活躍している場所です。
ゲストはクリーン、スタッフは意識高い系ばかり。
つまり、「良いサービスをしてあげたい」と思える、そして「ここで一花咲かせたい」と思える環境だということです。相互関係。
②小難しいシステム
スタバの場合、数多くのドリンクの種類に加えて食事も充実しています。また、季節のおすすめは細かく変わり常に新しい商品を覚えていくことが求められます。あ、あとは「個別対応」していますね。「クリーム多め」とか「○○抜きで」とか。
これ、ずっと勉強していないと対応できないですよね?
先月の自分のままでは働けないですよね?
この小難しいことを”あえて”している状況って自分にいい影響を与えていると思うんです。
なぜなら、せっかくひとつひとつ覚えていくわけです。
自分が手に入れた知識や情報は人に話したくなりますよね?
新しいものが手に入ったら紹介したくなりますよね?
これを人に伝えるために必要なこと、それが「サービス力」だと思います。
どういったらゲストに伝わるか、どういった人になれば興味を持ってもらえるか、考えるようになるんです。その考える作業が自分を伸ばす要素となります。
③自由度
「自由」
言葉だけ聞くと「良いな」「羨ましいな」と感じる人もいるかもしれないですが、「自由」というのは実は非常に厳しい環境です。黙って席に座って話を聞いていればいい、ないしは聞いてるフリをしていればよかった学生時代の授業とは違うんです。「自由」ということは自分でその時間の価値を創造していかないと無駄になっていくんです。
この見えないリスクに気付ける環境というのは一部の人は危機感を持てるため、1分1秒を血肉にする意識をつけるには最適です。
もし今の仕事をクビになったら呆然とすると思います。でもこのまま呆然としていてもお金は入ってこないですし生きていけないですよね?
ということで就職活動を始めたりしますよね?
仕事が手元からなくなったんです。自由を手に入れたんです。誰しもが望んでいた自由を。でもその自由は快適なものでしょうか?
その自由に溺れていたら死にますよね?
つまり、自由というのは自分で動かないと始まらないゲームのようなものです。ダレていたら意識高い系民族に食いつぶされて結果社会の端くれ者のなるのがオチです。
ここに気付ける一部の人は将来、人生の成功を収めるのではないかと思います。その人が成長し続けるからというのもありますが、気付けない人が勝手に脱落していくからという理由もあって。
素敵なサービスをしてくれるお店に行って、そこの空気を目いっぱい吸って自分の意識を高めましょう。
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