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絶対部下が育たない資料レビューはこれだ!

にぼしコンサルティングと申します。
気軽に「にぼコン」って呼んでください。(カギカッコ不要)

資料レビュー編。
今回ご紹介するメソッドを用いると部下は自信を失い、チームの生産性を低下させることができます!

なんだかチームの生産性が高いなあ、部下のモチベがあがってて目障りだなあ…

そんな悩みは今回ご紹介するメソッドを用いれば一発解消
チームの生産性を極限まで下げ、自分の存在を誇示することができます!

「俺がいねえとチームがまわらねえんだよなあ〜(笑)」
最高に気持ちいいですからね!

1. 手書きメモ・ワードでの議論は断固拒否

あのさあ、完成してからもってきてくれない?
ここから見ないといけないの?

冷たく言い放ちましょう。

俺様の時間をとるのに、未完成。
しかもメモ書き?落書き?とホワイトボードで、議論?

馬鹿にしやがって。
こういう不届き者は門前払いに限ります。

2. ため息でけん制

「はあ〜・・・」

会議室に入るとまずは一発かましましょう。
これで部下は余計なことを言わなくなります。

ついでに、部下は急にアウトプットの品質について不安になってきます。

ここで心理的安全をぶっ壊す!ぶっ壊す!ぶっ壊す!!

3. レビューに入るなりオブジェクトの位置ズレを指摘

さて、アジェンダの構成はスルーして、本編がはじまる…
と、そこですかさず一発!

「そのオブジェクト、左揃えになってないよね?」
「あ、すみません」
「もういいよ、あとで直して」

たしかに、オブジェクトのズレは見過ごせませんね。
部下の慢心を打ち砕く意味でもこれは確実に見つけましょう。
たとえズレていなくても、ズレてるようなデザインにしてる、客が見たら不愉快、と言い放ちましょう。

4. 次のページはフォントのブレを指摘

次のページを表示したその瞬間!!

標準フォントと異なるテキストボックスを素早く発見し、こっぴどく叱りつけましょう。
「なんで明朝が混じってるんだ?」
「ゴシック野郎!!」

正論ではあるので部下は反論できません。
そこじゃない、中身を見てくれないな…などは思ってても口に出来ないでしょう。

5. その次のページでは再びオブジェクトの位置ズレを指摘

「また、か・・・」
「あとで直します」
こう言われたらすかさず
「はあ〜、パソコン貸して?ここで直すから」

圧倒的手腕を見せつけましょう。
オブジェクトの位置ズレを素早く直せる上司は尊敬されますよ!!

部下からパソコンを奪うのは一石二鳥の可能性も。
ブラウザのヤフー知恵袋のタブを見つけてやりましょう。
(いや、見てるなよって話ですが)

6. こんな汚いパワポは見てられない、やり直し

さて、そろそろいいタイミングです。
スライド3ページ目に入ったら・・・

「はあ〜、もう見ていられないわ。全部やり直してきて?」

くううううううう、決まったァァァ~~~~~~~!!!!
部下のあ然とする顔が最高のご褒美!!

7. 内容についてのフィードバックはしない

これも効きます!

何が言いたいかわからない、芯を捉えていない資料の体裁修正を強要!

内容は的外れなため、体裁修正→コンテンツ修正→体裁修正、というループに持ち込むことが可能!!

これで延々と部下に「修行」をさせることができます!!

8. 情報を共有しない

ビジネスにおいてはヒト・モノ・カネ、そして情報が重要な経営資源として考えられています。

ここで、部下に対する圧倒的優位性に保つために重要なこと、それは「情報」を部下に与えないことです。

お客さんからの情報をそのまま部下に渡してしまうと、部下が勝手に自分なりに考え、解釈してしまいます。そうなったら大変・・・。

最悪、上司としてのあなたの優位性が揺らぐことに・・・。

したがって情報はなるべく出し渋りましょう。
ここ、お客さんは何か言ってましたか?
前フェーズはどうだったんですか?

という質問に対しては、
「自分で考えろ!!!!!!」
で一蹴です!!

終わりに

結局、何言われても尊敬できる上司ならありがとうございます!ですし、尊敬できない上司ならうるせーバカ!今すぐ隕石でも落ちて○ね。なんですけどね。

内容的に細かなアドバイスってその場でしか役に立たないから、長期的に考えると「結局何が言いたいの?」「一言で表すと?」が部下への最強の問いかけなのかな・・・?

たしかに体裁って成果物としては重要なんですが、それしか指摘できないって中身を考える力が無いってことに他ならないんですよね。
(おしまい)

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