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貪った本たち

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読書記録(令和5年4月10日〜)
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#日蓮宗

ルポ 誰が国語力を殺すのか:石井光太

ルポ 誰が国語力を殺すのか:石井光太

今回貪った本→https://amzn.asia/d/5NrKqBI

『ごんぎつね』の読めない小学生、反省文の書けない高校生……

子供たちの言葉を奪う社会の病理と国語力再生の最前線を描く渾身のルポ!

Xのような言論空間では、「国語力の問題」が何かと議論される。具体的にはクソリプに対して「文字は読めても文章が読めない」だとか「書いてないことを読んでしまう」といった具合だ。それらに触れる中で、「

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天使の囀り:貴志祐介

天使の囀り:貴志祐介

今回貪った本→https://amzn.asia/d/7cVARyU

超久しぶりのホラー小説。

この手のものを読むときは、さんざん「こわい」描写をぶつけられた挙げ句、結局よくわからないまま終わるパターンは最も避けたい事態なので作品選びは慎重になる。

そして出会ったこの本。

読み始めるとまあ、、、抜け出せない。ぐんぐん引き込まれ一気読みしてしまいました。

後半につれ徐々にスリリングになる展

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逆説思考~自分の「頭」をどう疑うか~:森下伸也

逆説思考~自分の「頭」をどう疑うか~:森下伸也

今回貪った本→https://amzn.asia/d/023o06a

「パラドックス」とは一般に正しいとされている常識的な見解に反している、「にもかかわらず正しい見解」である。

う〜ん、なんとも回りくどいけども、この定義が正しいんだともう。

自分の中で「パラドックス」とは、頭が良い人、特に物事を構造的に捉えることができて、図形を回転させるように多面的に捉え、「こことここは矛盾してるけど、ある

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怖くて眠れなくなる植物学:稲垣 栄洋

怖くて眠れなくなる植物学:稲垣 栄洋

今回貪った本→https://amzn.asia/d/hSxGjm7

人間、不思議なもので、年を取れば取るほど「植物すげー」となる。これはなぜなんだ。土いじりにハマったり、若い頃何とも思わなかった道端の花々に心惹かれたり、植物の発芽に至る営みに心動かされたり。

個人的に衝撃的だった一文を紹介

トウモロコシ、、、、、すげーーーーー

この本は、植物に潜む不思議な魅力を紹介する一方で、その中には

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