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春からはじめたい紫外線対策!自宅でのケアの積み重ねも髪質改善につながる | 恵比寿 美容室 エイジングケア OrB

こんにちは。
恵比寿のヘアサロンを拠点にフリーランスヘアデザイナーとして活動しているナカセコミユキです。

陽射しが強くなってくると、気になるのが紫外線によるダメージです。
3月から次第に強くなる紫外線量のピークは、5月~7月といわれています。

別名“老化線”とも呼ばれる紫外線は、具体的に髪にどのような影響を及ぼすのでしょうか。


■活性酸素を発生させる紫外線は美髪の天敵■

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紫外線を大量に浴びる事で肌が炎症を起こすのと同様に、頭皮も炎症を起こします。このように、紫外線により引き起こされる老化は“光老化”ともいわれています。

髪の健康を保つ重要な役割を持つキューティクルも、紫外線によるダメージを受けてて傷つきます。キューティクルが傷つく事で、毛髪は水分を保持する事ができなくなってしまい、ダメージが進みパサつきが目立つようになってしまうのです。

さらに、頭皮の細胞の奥まで入り込んだ紫外線は、大量の活性酸素を発生させます。活性酸素がどのようなものかを知らなくても、なんとなく体に悪影響のあるものと言ったイメージをほとんどの方が持っているのではないでしょうか。

頭皮に溜まった活性酸素は、血行不良を引き起こします。血流が悪くなってしまった頭皮は、健康的な髪を育む事ができません。抜け毛や薄毛だけでなく、白髪の原因にもなってしまうんだとか‥。

夏の紫外線による日焼けダメージで、大切にケアしてきた髪をバッサリ切らなくてはいけないなんて事態を避けるために、いまの時期から紫外線を意識したヘアケアを心がけたいものです。

■UVカット効果・UVダメージケア■

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では、この光老化は、いったいどのように防いであげればよいのでしょうか。
まず、いちばんお手軽なケアとしては、帽子をかぶる事や日傘を使用する事、そして、髪にも使えるタイプのUVカットスプレーなどを忘れずに使用する事です。

デリケートな毛先を紫外線に晒さないようなヘアアレンジも効果が期待できそうです。

髪が受けたダメージは、すぐに目に見えてわかるわけではありません。紫外線のピークを過ぎて少し時間の経った秋頃に、『表面の髪が明るくなってきた』『手触りがザラザラしてきた』と感じた事はありませんか?

大半の方がお家で過ごす時間の多かった去年は、毎年感じるダメージがあまり気にならなかったという方も多いと思います。

また、日焼けによるトラブルが軽減できたことで、冬の乾燥によるダメージも例年より気にならなかったのではないでしょうか。
このような事例からも、美髪づくりに紫外線ケアは欠かせないという事実がよくわかります。

■紫外線によるダメージを軽減させる髪エステ■

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サロントリートメントには、さまざまな種類があるため、自分の髪に合ったトリートメントはいったいどんなものなのだろうか、本当に効果は得られるのだろうかと、悩んでいる方も多いと思います。

気軽に髪エステを受けられるようになった今の時代、サロントリートメントは既にダメージが気になる方だけが受けるものではなく、ダメージを予防したいと考えている方にも効果が期待できるものです。

髪のコンディションに合わせたトリートメント選びに迷ったら、まずは担当の美容師さんに相談してみてください。もちろん、トリートメントは継続する事で美髪を保つ事ができますが、スポットでの施術では意味がないというものでもありません。

美容室は、髪型・髪色を変えに行くためだけの場所ではなく、髪の状態をより良く改善するために行く場所でもあります。髪のメンテナンスを行う場所だから“美容院”とも呼ばれると、専門学校の恩師が言っていた記憶もあります。


最後までお読みいただきありがとうございました。



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