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(3年目の..)12月(ドイツ的)ルーティン

Hallo, Guten Tag!

今年もあとわずか。

今回は恒例の12月ルーティンについて書こうと思ったので、過去の記事を振り返り読んでみたのですが。。

2022年↓

2021年↓

読み返してみて驚愕しました( ゚д゚)

12月のルーティンにクリスマスのことを書きつつ、年末に乗じて翌年の決意なんか書いちゃってるのですが、1年後にはそのことはすっかり忘れているのか、翌年の12月のルーティンの記事では全く同じ内容の決意を表明しています。
٩( ᐛ )و💦
こういうおめでたい所が、本当に・・・
嫌になります(T . T)

さて、気を取り直して。。


やめました

過去のどちらかの記事に書いたのですが、毎年手作りしているStollen (シュトレン)は、食べ始めがクリスマス4週間前なので、出来上がりから寝かせる期間(2ー4週間)を考慮して10月に焼いていました。

しかし。

私の住んでいる街の10月は、Stollen作りにはあまりにも不向きです(泣)。
半袖で過ごしていますし、外に出ればまだ元気な蚊に刺されます。
果たしてStollenを焼こうなどという気分になるものでしょうか。。

否。

そこで焼く時期を1ヶ月遅らせ、寝かせることなく、焼けたそばから食べ始め、4週間かけて味の変化を楽しんでいこう、と決めました。
そうすると11月末から12月頭に焼くことになるのですが、その頃にはいくらか気温も低くなっているので保存中の衛生面も安心、また12月の足音を聞いて焼き始めるので準備のスイッチも入りやすいというものです^ ^。

今回、去年までは自宅で焼いていたStollenを、今年は料理室を借し切って7台のオーブンをフル稼働させて14個のStollenを焼いてみました。

捏ねる生地の単位は2kgずつ。量もさることながら・・それぞれの生地の発酵時間のズレと、時間差で焼き上がってくるStollenの次の工程をうまく同期させるのは難しく、段取りの甘さもあり、途中心が折れそうになりましたが、強力な助っ人のおかげで乗り切ることができました👍

さて、クリスマスに毎年作っているものが他にもあります。
それはAdventskranzと呼ばれるドイツのクリスマスのリース。

Adventskranz(リース)

今年はこんな感じ。

材料は、近所の森で集めた実や葉っぱです。

Wald- Adventskranz1

きっかけは、もう15年以上も前のこと。
当時ドイツでフローリストをしていた友人から現地で教わったリース作りでした。
装飾は自由とのことだったので、ラインストーン、クリスタル、スパンコールやビーズなどが埋め込まれたギラギラ眩しいシルバーやネオン色のトカゲやカエルなど、爬虫類の小物をリースに装飾して作りました。

結果、ドイツのクリスマス時期に溢れる慈悲・博愛・平和の精神をガン無視した、破壊力のある見たこともないアヴァンギャルドなリースが仕上がりました。
・・・クリスマスの時期に漂うドイツの空気を偽善にしか感じられなかった時代の闇深めな確信犯( ̄▽ ̄;)。

リース作りはめちゃくちゃ楽しかったです(笑)。

クリスマスにリースを飾るようになったのはそれ以降ですが、自分で作るようになったのはここ5年くらいです。

ところで、森で集めてくるリース用の実。
何年も通い続けると、いつ、どこに、どんな実のなる木や草が生えているのかわかるようになり、毎年宝探しのような感覚で楽しいのですが、困ったことが一つ。

当たり前のことですが、自然のものは長く持ちません。
だいたい落ちている実を拾ってくるので、尚更です。
そもそも、このリースは4本の蝋燭の燭台でもあり、私は蝋燭はリースの中に入れちゃってますが(写真下)、そのためAdventskranzには多少の移動や蝋燭の出し入れにも耐えうるタフさが求められます。

クリスマス前の週末ごとに一本ずつ灯していくので、少なくとも四週間は持って欲しいのですが、乾燥や室温で実がシワシワになってきたり、黒ずんだり、実がポロッと枝から落ちてしまったり。

そう、このリース、だんだん裸になっていっちゃうんです😶

そこで。
今年は、1個目を解体してもう一回作り直しました。

Wald - Adventskranz2

2回目ということもあり、こちらのモチベーションもだいぶ下がっていたことは否めない完成度ではありますが、今度は青系の実が多くて赤系がほとんどありません。
印象がずいぶん違いますね。
手前の黄色っぽいふわふわの草(?)は一回目から流用してますが、だいぶ水気もなくなって面積が小さくなっているのがわかります。

時間経過とともにStollenは味の馴染んでいく様子を、Adventskranzは色の変化や実の落ちる様子など、その時々の材料で、あるがままに、出たとこ勝負


さて、来年の抱負は(やめとけ)・・。

今日のドイツ語

クリスマス
das Weihnachten(中性名詞)

die Weihnachten(複数名詞)
があるよ。

クリスマスカードなどに書く文言で使う時は複数形の方で!

最近Xでもドイツ語周辺(とそれ以外)についてボヤいているので、よかったらそちらも覗いてみてください。

https://twitter.com/nido_kotodama


Also, ihnen allen wünsche ich schöne und erholsame Weihnachtstage🎄

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。












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