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ISN'T IT ROMANTIC
小学一年生のときの夏休みの長さ、ずーっと続くのではないかと信じていたのに、大人になると、「えーもう6月、ついこの間初詣にいったのに」ということになっていて、いわゆる分母となる生きている時間が増え続けるから、数ヶ月なんて、たいした時間の積み重ねではなくなってくる、ということらしい。
同じように子供の時に「感じた衝撃」は濃密にまとわりつく。
見たり、感じることのできる世界は狭く、それは忘れても何かの
「スケール」のあれや。これや。
スケール。音階。
その大きな海原に向かって何が言えるだろうか。本当によくわかっていないんだけど、今まで楽器と戯れてきた中で感じたことだけを書いてみようと思う。(そして、オーダー中のハンドパンという楽器につながっていくように書いてみよう)
前回も書いたが、なぜついつい楽器を触ってしまうかと言えば、単純に「音が出る」という根源的な所に喜びがあるからなのだけど、とはいってもデタラメに音を出しているわ
「楽器」のあれや。これや。
なぜ、楽器を飽きもせず、「所有し音を出し続けているのか」を考え、結論らしきものが数年前に出た。
「所有し音を出し続けている」という回りくどい言い方、即ち「演奏」とか「弾く」ではない所がこの疑問の答えでもあるのだが、要は「楽器の音そのもの」が好きなよう、なのである。
最初はギターの「カッティング」だった。あの「チャカチャカ」という音程のない「音」と音程のある「ノート」とのコンビネーションに心踊ら