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ヤッチャの学校 5日目

日南にきてから5日目〜〜〜。

めっちゃ早いなあ。



今日はたくさんの収穫が得られました。




まず、朝からはパートナー企業さんでもある田村農園でピーマンの収穫。

昨日に引き続き、たくさん収穫しました。

ピーマンの収穫を行う前に、JAはまゆうに前日のピーマンを出荷しにいきました。
そこでは、ピーマンの促成栽培とレギュラー栽培とでバラも袋も価格が変わることにびっくりしました。価格変動が大きい時には、1日で500円くらい動くこともあり、びっくりしました。価格変動は、需要と供給のバランスで毎日価格は変動するそうです。

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また、JAからの帰りの車で、こういう会話がありました。
「おばあちゃんとかが利益を目的とせず安く売ることで、良いものを高い価格で売ろうとする人がなかなか売上を出せないこともある。そんな中、若者は若者で外で勝負したほうがいいという意見もある。」

地域を活性するといった観点から、ちゃんとした価格で取引されないなら、地域の経済が活性化しにくくなります。経済の回りが悪くなるので、地域の衰退の原因の一つになってしまいます。なので、しっかりそういうことも踏まえてビジネスをしていかないと深刻化してしまうなあと思いました。



そして、本屋さんを経営している人が、本屋さんと野菜の直売所を一緒にやっている、”ほんのえき”という直売所で野菜を購入。

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店内で見つけた、ディスプレイ。

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こういった生産者情報をわかりやすく、見やすく発信していることは消費者からしても安心で信頼を得やすいと思います。当たり前のようになってきてはいますが、地元の食材にこだわった方や飲食店は、ありがたい情報源になるでしょうし、何より生産者の思いや顔が分かることが大きいのかなと思います。




それから、ピーマンの収穫をしに田村農園へ帰ってきました。
収穫しながら、SDGsの話になり印象に残っていることがあります、。

『規格外商品は安くして売り、フードロス問題の解決をしましょう』
とよくあります。
しかし、農家側からすると売れる商品を作っているし、規格外商品は作ろうと思って作っていないので稀である。それを安く売る人が出てくると本当に売りたい商品が売れにくくなり儲かることは難しくなる。
なので、農家からすると最善の解決策ではないそうです。

僕はこれまで、こういったフードロス問題に対して、率直にいいなあと思っていましたが、実際の農家さんの声を聞くことで、そういう視点もあるのかと勉強になりました。”こういうところが地域で学ぶ肝であると感じました

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また今はどこにでもある人手不足問題。
もちろん、国が出している統計データからも分かる通り、農業人口も減ってきている。
だから、畑を手放す人や縮小して農業を続ける人が多いそうだ。
僕の感覚では、ただ単に農業を育てたりする人の人数が足りなくなり、規模が縮小したり、高齢化で農業をやめたりする人が多いのかなと思っていたのですが、
実際は、ハウスを作ったり、ハウスにビニール被せる作業など多くの人数で協力してやる作業ができなくなることに1番の問題があるそうだ。こういったリアルな問題を目の前で見て、なるほど!とすごい実感が湧きました。



今日は、朝で切り上げ、昼からは昨年10月から日南に第二拠点として会社を設立した、”adish プラス"さんの企業紹介。

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内容はあまり公開できませんが、ゼミで学んでいる経営理念の重要さや、読んでいる本で紹介されている企業が例として出てきたり、とても刺激ある話の内容でした。
え、インターンしてみたい。社長の石川さんともっと話してみたい!と思えた時間でした。

「よろこび、よろこばれる」

https://www.adish.co.jp
↑ adishさんのサイトはこちら。



夜は、収穫したピーマンでたくさん料理を作っちゃいました。

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ピーマンの肉詰めと、麻婆茄子です。

ピーマンの肉詰めにはこだわりがあって、
実家では、
1、ピーマンに肉を詰めて、
2、焼く

の順番ですが、僕は、

1、肉を焼き、バラバラのハンバーグの状態にする、
2、それを氷水で締めたピーマンに詰めて、食べる

というこだわりがあります。

生のピーマンで食べることで、ピーマンの味がしっかりして食感もパリッと、中はお肉の味がするというなかなかないものです。
味付けは、タルタルソースが好きです。おすすめなので、皆さんもやってみてほしいです。

メンバーで美味しく食べました!!!



少し仮眠をとって、お風呂に上がったら、今日はfanに一般のお客さんが2組。

そのうちの社会人の方で、前職はパソコンで有名な某IT企業で、現職は注文してからすぐ届いてしまう超有名なアメリカの会社で働いている方とお話させていただきました。

なぜこういうプログラムに参加しているのか?という切り口からざっくばらんにお話しさせていただき、その中でゼミでの活動を話し、その中で
ともき:『why?をしっかり突き詰め、課題の質を洗い上げていくことをやります。それが少ししんどい時もあります。』
と話すと、
社会人の方:『その環境が羨ましいよ〜、社会に出たらそんなことがこれからたくさんあるよ。俺の会社はwhyを5回は求めることが決められているから、社会人になってとても苦労した。』
と話してくださいました。

確かに、他大学の学生や歳が近い社会人と話した時に、なぜその仕事を選んだのか?なぜ今それが必要なのか?など、意識していなくても聞いてしまうことがあり、答えられない人が多いなと印象を持っていました。それに、勝手にその人たちに距離を置いてしまうこともありました。

でも、今日社会人の方と話して、少しだけ自分を整理できたかなと思います。
whyってすごい大事な部分で、これがしっかりしていればぶれることはないなと。
でも今の自分はwhyを考えることから、逃げていることが多いなあとふりかえりました。

でも、逃げではなく、また大きく前に進むために一旦休み、休憩するという意味では、ヤッチャの学校に参加して新しい視点や考えを持った上でまた戦いに行くという選択は、正しいと思うとおっしゃってくださり、ちょっとだけ肩の力が抜けました。

色々考えてしまう時期ではあるけど、たくさんの人に迷惑とかかけてしまうけど、自分なりにちゃんと自分なりの答えを見つけていきたいです。

そして、改めてこういう出会いの場でもある、ゲストハウスfanや、こういう場を提供してくださるすべての方に感謝したいです。



1日の終わりにこういう会話ができたことは大きかったなあ。



読んでくださりありがとうございます。

では、また明日!おやすみなさい〜。



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