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まさか私がパニック障害に!?①

今日は私がどのようにパニック障害になったかをお話したいと思います。

どんなに健康な人でもふとしたことをきっかけに誰にでも起こりうることだと思います。

初めて発作が出たのは2018年2月頃のこと。

いつもの帰宅途中の電車の中。今日も疲れたわ〜と思いながらボーッとしていると、突然心臓がドキドキ!!!しかもただ座ってるだけなのにどんどん脈拍が上がっていく!!

「なにこれ!?やばい!!」と思い、咄嗟に電車から降りたいと思いました。

しかし、電車は帰宅ラッシュの満員。

降りるに降りられず我慢するしかない。

その間も頭の中は「やばいやばい死ぬ誰か助けて助けて…」のオンパレード。

それでもなんとか最寄駅に着き、着いた途端だんだん落ち着いてきたのでこの日はただ疲れているのかなと思いました。

その時ちょうどANAのマイル修行をしており、毎週沖縄に行っていたので笑

それから何度か同じようなことがあり、途中下車して休むことがありました。

ですが、その時の私は何よりもマイル修行が大事だったため、特に深く考えることはありませんでした。

そして、3月に入ると症状も出なくなり、やっぱり疲れていただけなんだなと単純に思いました。

4月。私は仕事で出世してしまいます。

アルバイトから正社員になりました。

ボーナスに目が眩みました。

今思えば、ここからが地獄の始まりでした。

責任ある仕事を任され、気の休まることがない。

だんだん残業が増え、仕事に追われるように。

もちろん残業代は出ません。完全なタダ働き。

朝早く出社して夜遅くに帰る生活が続くようになると休日に外出する元気がなくなっていきました。

なにが辛いって初めてやる仕事ばかりなのに分からないことを教えてもらえないんですよ。

自分で全て調べるしかないから余計時間がかかる。そしてミスの許されないプレッシャー。

5月。追い討ちをかけるようにさらに忙しくなりました。

私はもうパンク状態。

ついに私は振られた仕事を断る決意をしました。

「すみません、今手一杯でできません。」と言ってやりました。

結果、めちゃくちゃ怒られました。謎

後日会議室にまで呼ばれて怒鳴られました。それでも私はできないと言い張りました。怖くて震えながら。今でも大声がとても怖いです。

パワハラ半端ねぇな…と心で思いながら、だけど悔しくて初めて会社で泣きました。涙なんて会社の奴らに見せたくないのに自分の意思に反して涙が止まりませんでした。

それでもせっかく正社員になったので頑張りたくて出社していました。

6月。少し仕事に余裕が出てきました。

しかし!またあの発作が!!!

帰りの電車がだんだん苦痛になりはじめましたが、帰りの電車だと時間を気にせず途中下車しながらゆっくり帰ることができるのでそれが唯一の救いでした。

すると次はついに行きの電車でも出るようになりました。

どんどん顔が死んでいきました。周りからも顔色悪いけど大丈夫?と言われるレベル。

この頃やっと病院にいきました。家の近くの内科に。

実は動悸に加えて不整脈が頻繁に出るようになっていたからです。

以前の健康診断で貧血の再検査をと言われていたのを思い出し、それが原因かもと考えました。

が、異常なしでした。

加えて、プライベートでもショックなことがありました。

好きだった人が不祥事を起こし、某有名週刊誌に載りました。

古い付き合いでずっと仲良くしていて彼が頑張っているから私も東京で頑張ろうと思える存在でした。本人に問うも無視され、彼にとって私はそこまでの存在だったんだと思いました。

精神的にも肉体的にも追い込まれた私は何の為に頑張っているのだろうと答えの出ない疑問を自分に投げ続けました。完全にうつ状態に陥っていました。

7月になると、所構わず発作が出るようになっていました。

お昼休憩に出てそのまま発作が出て動けなくなり会社に戻れなくなることもありました。

朝出社すると勝手に涙が溢れて止まらなくなることもありました。

今まで一度もしたことがない遅刻や早退をする頻度が増えてしまいました。

そんな様子にとうとう上司に呼び出されました。

泣きながら、自分の現状と仕事を減らしてほしいと懇願しました。

上司も分かってくれた様子でその日は安心しました。

でも、次の日。メールを開くとまた新たな仕事が振られていました。

もうこのままじゃ会社に殺される!と本気で思い、早退し、そのまま四国の実家まで帰りました。これ以上悪化すると動けなくなると思ったからです。そして実家での療養生活に入ります。

ちなみに会社への迷惑が最低限になるように大事な仕事は終わらせて帰りました。どこまでも社畜な私。

当初、一週間程度休めば復帰できるだろうと思っていましたが、甘かった…

本格的にパニック障害になったのはここからでした。


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