【簿記1級】原価の形態別分類①

Q.材料費の区別を簡便にする方法はないか。

A.モノの消費であるかどうかで判断する。

原価計算基準の第8項に、「材料費とは、物品の消費によって生ずる原価」と記載がある。
物品の消費であるものは基本的に材料費に振り分けて良い。
例えば工場用の机・椅子は材料という言葉に馴染まないが、「物品の消費」であるため材料費である。

主要材料費と買入部品費(そのまま製品に取り付けられるもの)が直接材料費。
それ以外は間接材料費。

例外として、有形固定資産に計上される物品の消費は原価計上の対象外である。

Point
定義を明確にできるものは明確化する。

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