山田さんを追いかけて②__「あの頃、君を追いかけた」


山田裕貴さんをテレビで見かけて、
GWに山田さんが出演していた作品をたくさん見て、山田さんの魅了をnoteに感想と共に綴りました。
①はこちら↓


2作目

「あの頃、君を追いかけた」



この作品は前回鑑賞した「闇金ドッグス」と違ってThe青春映画。
「闇金ドッグス」で後味悪い心モヤモヤだったので、恐らく心を浄化してくれそうなこちらを2作品目に選びました。

あと、ヒロインの齋藤飛鳥さんがめちゃ可愛い!笑
この作品、人間関係を描いているからより演者の表現力が見られるわけで!
私の大好きな山田さんの新しい表情を見られるわけです!

あらすじ

地方都市の高校に通う水島浩介は、クラスの仲間たちとバカなことばかりしながら、お気楽な高校生活を楽しんでいた。ある日、浩介の度を越した悪ふざけによって授業が中断。激怒した教師が浩介のお目付け役として任命したのが優等生の早瀬真愛だった。クラス一の優等生で真面目で堅い真愛を疎ましく思う浩介だったが、彼と4人の仲間たちにとって中学時代からの憧れの存在だった真愛に浩介の胸はざわつきはじめていた。

映画.com


こちらの映画、本当に中高生爆ウケ青春映画。
まず、冒頭で自転車に乗って登下校するシーンがあります。
私は高校生の時に自転車通学にとても憧れていました。
だって、自転車ってことはある程度近くに住んでいるわけで幼馴染とか友達とかある程度いるわけでしょ?
それに登下校で友達と寄り道して帰るなんて青春すぎるじゃない。
本当は反対方向だけど遠回りして一緒に帰ってくれる彼氏とか欲しかったもん!
友達いっぱいで甘酸っぱい青春が自転車に乗れば訪れるって思っていました。
どんな少女漫画の読みすぎだよって感じですね。ああ、恥ずかしい。でも私はそう信じてたのです。(実際は電車で県境越えて通学してました)

登校シーンでは校門で身だしなみ検査があって、もちろん山田さん演じる浩介も頭髪で引っかかるんです。天パで。
いたいた、そういう人いたいた〜
でも、こんなイケメンクラスには居なかった〜笑

冒頭シーンとあってナレーションで登場人物の説明もあるんですけど、
みんなの表情が本当に良い。
高校生って感じだし、無邪気で青春ど真ん中生きてるなあって懐かしくも羨ましい気持ちにさせられました。
はあ、山田さんと青春時代を共に過ごしたかった〜


下校シーンでは、駐輪場でお腹が空いたから寄り道するお店を決めたり、先に校門を出て行く女の子達を見つけて追いかけようと自転車を漕ぎ出す。校門までは自転車に乗っちゃダメだよと真面目な友達が走って追いかける。
そして、居たぞ!目標発見!って叫びながら女子達を追い越す。
丁度追い越すシーンは俯瞰で撮ってるんです。真上から。
それが本当に憎い。カメラマンさんずるい。
永遠に続きそうな真っ直ぐな道を、
この仲間達で自転車に乗って真っ直ぐに進んでいる。
楽しそうな笑い声だけ聞こえてきて表情は見えない。
でも絶対素敵な表情なんだろうなあ。
男子は屈託のない笑顔で意味わかんない事を叫んでいて、
女子も絶対笑顔で男子がまたバカな事言ってるってみてる。
でもってマドンナの真愛も控えめに、でも心から笑ってる。
分かってる。そう見える。
俯瞰で見せなくてもそういう風に見える。
だって、誰もが通る青春だから、答えの表情は各々に絶対持ってるものだから。
あえて見せないその表情に、私は魅せられました。

表情といえば、
浩介の幼馴染である松本穂香さん演じる詩子が、
浩介に「Ev’ry time we say goodbye , I die a little  あなたにさよならを言うたびに私は少しだけ死ぬ」
と言うシーン。
それに対し浩介は「お前3歳の頃から1000回は言ってるけど少しも死なないで育つ一方じゃないかよ」
詩子の横顔が映るんだけど、その少し俯いて微笑む表情が堪らなく良い。
3歳の頃から詩子は浩介の事好きだったんだなあ。甘酸っぱいなあ。
猫のこと見つめて俯くもんだから浩介はその表情は見てないんだと思う。
そして、詩子の気持ちにもきっと気づいてない。
のちに詩子が浩介の事について、
好きだけど最近は兄弟とか家族とかみたいな感情で好きと言っていた。
きっと、このシーンで詩子は失恋したんだと思う。ああ、甘酸っぱい。
詩子の、松本さんの、この表情堪らなく良い。


あぶない、話が逸れかけた。
松本さんの表情も好きだけど、
この作品でのNo. 1山田さんは、、、
結婚式のシーン。
ぁまり深くいうとネタバレになるので伏せますが……
花嫁さんを見て微笑むシーンがあるんです。
その表情がとても良い。
本当に浩介になっていた。
本当に心からの祝福があった。
この浩介の人生を生きていた。
そんな感じがしました。
闇金ドッグスの時と違う、本当に優しい温かい目で微笑んでいて、なんだかとても堪らなくなりました。
バカな高校生じゃなくちゃんと大人になっていた。まあその後はまた高校生の様なバカをするんですけどね。
素敵な表情を山田さんはされるんだと、新たな表現を見れて良かったです。


あと、この作品でも山田さんは走っています。
何ともいろんなシーンで走ってるのですが、、
高校を卒業して大学で2年経ち、高校のメンバーとも少し疎遠になってた時に、地震が起きるんです。
携帯の電波を探して、携帯を振りながら走るのですが、
その電話をかけた相手が真愛な訳で、、、
くわあああ、青春だあ!笑
地震で電波が悪い中、1番に電話するなんて、
山田さん!キュンすぎるよ!
その、無意識に?1番最初に電話したい相手のために走る姿が、1番カッコいい。
いいなあ。その必死さ、いいなあ。

この作品の山田さんは、私の青春の憧れでした。
でもまあ知ってる。ヒロインは齋藤さんの様な美女じゃないと務まらないのよね。
まって、この作品、台湾の方の自伝的小説って……本当にあったの??え??羨ましい……!

青春の憧れを見せてくれた山田さん、



お前が好きだーーーー!




続きは↓

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