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新技術で広がるパラレルキャリアを考える ~銀座百年大学 2022.8.12開催~

2022年8月12日、土屋グループ銀座ショールームで開講された銀座百年大学の講演内容を読みやすくまとめました。

内容盛りだくさんでかなり読みごたえある内容です。

講師紹介:大岡明氏 
1974年11月生まれ。寅年。
血液型:A型
仕事:会社員
仕事内容:いろいろな業種の行動改革の手伝い。
名刺の数:82枚。82個のキャリアあり。

NFT、Web3.0など、技術的なものよりも、どんなことに役立つかを考察。
事例として、大岡さんのキャリアを例に話を展開。

大岡さんの特長

・ちょっと変わったキャリアを持っている。
高卒後、大学は卒業せず大学院修了。
→学歴だけではない。経験をキャリアにどう活かしていくかをテーマとしている。
 
・名刺は82枚。82個のキャリアがある。
→会社員、会社経営、会社の顧問、参与、大学の先生、研究員、大学の研究機関、林野庁、防衛庁、林業大学校の先生、観光大使など。

・仕事内容としてはさまざまな業種の行動改革・改善のお手伝い。
→「1分間に43円のコストがかかっている」と告知している。
→ムダ話の1分も仕事の1分も同じ。意識することでみんなの行動が変わるのではないかということで、「43円」の根拠が定め、従業員を納得させるところから始めた。
→綿密に測定をし、計算をして、従業員と話をした結果、43円かかったということになれば、みんなが納得する。そうすると、「43円のコストをいかに下げるか」ということにつながり、商品が安くできるようになる。客に安く売れるかもしれないし、働く人の福利厚生に還元されるかもしれないし、新しい機械を購入して、就業機会を促すことにつながるかもしれない。その手法がカイゼン。

・現在在宅勤務中。
→コロナ前は一年の3分の1が国内出張、3分の2が海外出張で、ほぼ家にない生活だった。
→社宅に15年住んでいたが、一度も台所も使ったことがなかったため、電気のあり場所もわからないというくらい、家にいなかった。
→ステイホームが始まり、生活環境が変化した。家にこもる感じになり、やることがないと思ったが、それを助けたのがオンラインツールだった。Zoomなどで家にいながら外とのコミュニケーションが取れるようになった。
 
・デジタル技術がないと死んでしまう。大岡さんとは仕事ができなくなってしまう。
現在、6つの会社で働いて、2つの会社を経営し、6つの学校で働いて、3つの公務について、2つの遊び団体をやっていて、1つの学校に通っている
→これだけの仕事があったらパンパンだと言われるがそんなことは全くない。
タイムマネジメントを聞かれるが、そこでデジタルが登場する

さまざまな顔をもっているのでタイムマネジメントは必須。


大岡さんのスケジュール管理法

現在、スケジュールはGoogleカレンダーで管理している。
そこに誰が書くかということ。
 
Googleカレンダーは関連する人に開示しているので、リスケジュールの連絡をする必要がない。
予定を入れるのは自由だが、異動だけは想像して入れることにしている。
 
キャリアDXはやっておいたほうが良い。
グーグルカレンダーを皆さんに開示するが、全部を出すのは嫌。

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