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こだわり
他人の癖や「こだわり」 は目につきやすい一方で、自分の癖やこだわっていることは見えにくいものです。
Aさんは、友人が食事に対して「こだわり」を持っていると感じていました。
例えば、一緒に昼食に行くと、「あっちの店のほうが質が高いと思うよ」などといった発言をよくするからです。そんな友人の発言に対してAさんは「そんなに違うかな?」「自分はどれもおいしいと思うけど」などと返事をしていました。
ところが、妻にその話をしたところ、Aさん自身が妻から食事にうるさい印象を持たれていることを知って愕然としたのです。家で妻が食事を作ってくれた際に、確かにあれこれ言っていたと思い至ったのです。
このような認識の違いは、仕事上でもあり得るでしょう。上司の立場であれば、「あなたに仕事を任せる」と言っておきながら、自分の好みになるように細かく指示したり修正させたりしていることがあるものです。
自分自身に無駄なこだわりがないか確認してみてはいかがでしょう。
今日の心がけ◆不要なこだわりを捨てましょう
経営者からの感想
『こだわり』:盲点を克服し、周囲との協働で成長を実現する
経営者の視点から紐解く、成長へのヒント
ビジネスパーソンにとって、周囲との協働は不可欠です。しかし、無意識の「こだわり」が、円滑なコミュニケーションを妨げ、成長の壁となることがあります。
ジョハリの窓の概念を用いると、この問題は明らかになります。
● 無自覚な「こだわり」:見えない壁
ジョハリの窓は、自分と周囲の認識の違いを4つの領域に分類したものです。その中でも、
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