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自立していく子供たちへ

私は36歳になる兄ちゃんと、30歳の妹の2人を育てました。
バブルが弾けて長く景気が低迷している中で、うちの兄ちゃんと妹は育っています。それでも逞しく好きな事を見つけ、その道で職を得て2人とも自立していきました。そして2人とも結婚し共働きをしながら幸せに暮らしています。その姿を見て「私にも何か貢献できる事ないかな?」と考え、小さい子供を抱えて悩んでいるパパとママに送るメッセージを書こうと思います。

うちの旦那はサラリーマン
「サラリーマン」この言葉は10年もしたら無くなっているかもしれない。
旦那は60歳で無事に定年し、65歳まで期間雇用で勤めています。コロナのおかげで通勤地獄は逃れたけれど、著しい変化を遂げる時代のリモート化と奮闘しています。閉まりかけのドアに片足突っ込んで、何とかこじ開けながら頑張ってくれている頼もしい人です。

兄ちゃんの話
兄ちゃんが奥さんと出会ったのは会社です。
社内結婚するには、どちらかが転職を余儀なくされてしまう事を知り、兄ちゃんは迷わず転職を決めました。奥さんは結婚が決まった時、私にコッソリ言いました「私のために転職してくれた、彼に似た優しい子が欲しいんです」と。私はちょっぴり嬉しかったです。だって、兄ちゃんが出会った奥さんは、思いやりのある優しい人だから。

そんな兄ちゃんに教わった事が沢山あります。

私達が結婚した時はお互いを思いやる事を知らず、自分の事ばかり考えていました。「旦那は釣った魚には餌はやらない」と言ったのです。それを聞いて「え~っ!!!」となった私は「離婚してやる~」と、1年目で思ってしまう何も知らない子供でした。そんな私が兄ちゃんを育てながら、私も育ててもらいました。

兄ちゃんは奥さんにぞっこんです!
結婚は運命なのかと思わされるほどの、ピッタリと息の合った2人を見ていると自然と笑顔がこぼれます。
偶然と言っては不思議すぎると思いますが、2人は誕生日が全く同じ日なのです。そして私達が挙げた教会と全く同じ教会で、2人は結婚式を挙げたのです。その話をされた時、ビックリしている私に兄ちゃんは、「奥さんがそこで式を挙げたい」と言ったんだ。と、サラッと言っていましたが、一生忘れられない出来事です。
兄ちゃん、奥さん、私達の家族になってくれてありがとう・・・。
私は感謝の気持ちがこみ上げてきて、胸がいっぱいになりました。
今、子育てに悩んでいるあなたも、こんな事があるかもしれません。  
次回は妹の話。

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