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転職時の給与交渉のすすめ、と方法

こんにちは。次世代キャリア研究所です。

今回は給料について。ビジネスパーソンとして働くあなたは、少なからず給料に関心があるはず。また、転職についても検討していることでしょう。

私はキャリアを通して海外で長く働いてきましたが、海外では転職時に給料の交渉をすることが一般的です。
日本のように、「給与はこれ」と内定通知書に書かれている内容を一方的に言われることは少なく、求職者側より「もっと給料を増やしてほしい」と伝えることが多いです。

今回はその方法をパターンに分けて、紹介していきます。

1.現在との比較

現在もらっている給与や福利厚生と比較して、給料を上げてもらう方法です。おそらく、これが一番ポピュラーなやり方かと思います。

例:
「現職の月給と同程度になってしまう。それでは転職をする理由が一つ減ってしまうから、〇〇%増加してほしい。」
「現職には〇〇といった福利厚生がある。これは金額に換算すると月に○万円になるから、その分月給に上乗せしてほしい」
「現職では〇〇万円の手当をもらっている。この手当が無くなってしまうので、その分の給料を上乗せしてほしい」


2.未来との比較

このまま現職に残った場合との比較を行う方法です。現在との比較より説得力は弱くなりますが、その企業にとってあなたが必要なのであれば、交渉に乗ってくれるかもしれません。

例:
「現職では、12月に昇格を予定している。昇格すると〇万円給与がアップするから、今転職すると下がることになってしまう。昇給を見込んだ分を、〇〇%上乗せしてほしい」
「現職ではボーナスで〇〇万円もらえている。今転職をすると、12月にもらえるボーナスの権利を放棄することとなるから、その分の給与を上乗せしてほしい」

3.まとめ

給料の交渉は一般的ではないので、少し恥ずかしい思いをしたり、難しく感じたりすると思います。しかし、世界では一般的なことなので、ぜひ自信を持って交渉してみてください。

ポイントは、以下です。

・上げて欲しい理由と金額を具体的に言う
・ダメ元で交渉するのではなく、自信を持って言う。

4月は転職が多くなる時期。転職活動をしているあなたも、内定をもらったらそのまま受諾するのではなく、交渉してみましょう。


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