尾道に移住しました!
この記事をご覧いただきありがとうございます。
ついに、
尾道に移住しました!!
尾道に到着したのが4月6日。手続きや引越し等で何かとバタバタし、記事を書く手がなかなか進みませんでしたが、ようやく落ち着いてきたので、また頑張って記事作成を継続していきたいと思います。
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前職を3月末で退職してから引っ越すまでが、今思い出しても本当にあっという間でした。
ありがたいことに沢山開催してもらった送別会は3月中で終わり、4月に入ってからは知り合いや同僚に会うことはありませんでした。
以降は、黙々と引っ越しの荷造りを進めながら、合間を縫って街に出掛けて懐かしさを感じていました。
しかし、思い出の場所を巡ってみても、何なら退職したことについても、寂しさが全然ないのです。
恐らく、これまでの生活に未練や後悔がないからなのだと思います。
運良く大企業に就職でき、自分には合わないと思っていた事務職を10年間、しかも最後は本社勤務を経験できたことは大きな財産でしたが、かなり無理をしていたなとも思っていました。
なので今は、今までの自分お疲れさまと思っています。
その後は、車を売り、引っ越し荷物を預け、アパートを引き払い、あっという間に出発日になりました。
前職の課長が新幹線の見送りをしてあげると言ってくれたのですが、結局来ることはありませんでした。みんなに見送られながら旅立つというシーンに憧れていましたが、現実はそこまで甘くありませんでした。(後で聞いたら、突発的なトラブルで行けなかったそうです。)
ということで、新幹線に長いこと揺られながら、東京経由で尾道市へ向かいました。
この際ですが、私が以前住んでいたのは宮城県仙台市です。歴史と文化と自然が共存した、とてもいい街でした。ここもまた、旅行で何度か訪れていい街だなと思っていた中で、前職の転勤で住むことになりました。
ですが、新幹線に乗っている間も不思議と寂しさがなく、なんだか長い旅行が終わったような気持ちでした。約3年間住みましたが、結局馴染まなかったということなのでしょうか。この気持ちは今でも不思議です。
長い移動の疲れと若干乗り物酔いもある中でしたが、福山駅で新幹線を降り、山陽本線で尾道駅へ向かいました。
ずっとふわふわした気持ちのままでしたが、東尾道駅を過ぎ、しばらくして尾道の街並みが見えた瞬間、鳥肌が立ちました。俺はついに来たのだと。この瞬間に移動の疲れはどこかに飛んでいきました。
到着したのが夕方ということで、宿に直行して荷物を下ろし、夕食をとり、近くの温泉「尾道みなと館」に行きました。温泉とサウナで移動疲れした体が整いました。
なお、尾道に到着してから引っ越し荷物が到着するまでに4日かかるため、その間は宿に連泊しながら、行政手続きや入居予定の部屋作りなどに時間を費やしました。
その間も、時間があれば尾道の街を散策していました。千光寺公園から見下ろす街並み、尾道水道、向島をはじめとするしまなみの景色を見て風を感じ、今まで憧れていた景色に溶け込めることの喜びに浸っていました。
引っ越し荷物が到着し、部屋作りが本格化しました。これまで引っ越しは何回か経験していますが、これはこれでかなりの重労働。もうしばらくはしたくありません。
かくして、長い宿生活も終わり、部屋作りも完了し、ようやく生活が少し落ち着きました。
余談ですが、今の部屋は日当たりが悪く、しばらく入居者がいなかったようで、なかなかにカビ臭いです。部屋を掃除しても匂いがなかなか消えません。どうしたものか…
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そして今はというと、数日前から仕事を開始しました。といっても、バイトですが。某販売店で働かせていただいております。
今はまだ仕事を覚えることで精一杯ですが、余裕が出てきたら、業務や店舗経営のノウハウを吸収したいと思っています。
そして、ゆくゆくは友人が開業する洋菓子店で働く道筋となっていますが、あくまで予定なので、やることはやりつつ、先を焦らずマイペースに尾道ライフを送りたいと思います。
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生活が180度変わり、時折、これまでの生活感とのギャップに悩むことがあります。
今までは、平日は仕事に邁進し、休日にぐったりしてとりきれない休息をとることの連続でした。逆にいえば、今まで頑張りすぎてたのかもしれません。
せっかく憧れの地に移り住んだのに、せかせかしていたらもったいない。そこはもう仕方がないものと思い、ゆるーり暮らして体を慣らしていきたいです。
ということで、まずは尾道に住むという1つの夢が叶いました✌️
これがゴールではないので、ここからが新たなスタート。生きていることや選択肢があることの喜びを噛みしめて、新たな人生を謳歌していきます。
乱筆にて
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