共同作業するとパートナーの人間性ってわかるよね。

2023年3月7日 23:12

最近起業の話が多かったので、ちょっとゆるく恋愛の話でも。

最近ドイツ人の彼氏とポッドキャストを始めた。

ドイツと日本の異なる文化の影響を受けたわたしたちが、世界で起こっている出来事を題材に英語でディスカッションする番組だ。

わたしたちは遠距離で週に2回ビデオコールをしているのだけど、その限られた時間の中でも、世界のニュースについてあーでもないこーでもないと話すほどディスカッション好きなので、聞いてくれる人の英語の勉強にもなるし、ポッドキャストで話すことにしたのだ。

結構本格的にやることにして、ロゴ作成から始まり、ポッドキャスト用のインスタアカウントを作ったり、メールアドレスを作ったりと、細々とした作業がたくさんあって、なかなか大変だなあと思った。

そんな中で彼がロゴを作ってくれたのだけど、デザインにこだわりがあるわたしは色々と指示出しをしまくって、仕事中の彼に何度もやり直しをさせる、という事態が発生した。

仕事じゃないし、収益も発生しないただの趣味なので、わたしが彼なら完全に「じゃあ自分でやれば？」とか、「めんどくさいなあ、適当でいいじゃん」と言いたくなるくらい、細かい指示を出しまくった。

でも彼は、一切文句を言うことなく、最後までわたしの要望を聞いてくれた。途中で「わたしはまだ納得いかないけど、負担になったら嫌だからこのデザインでもういいよ」と言っても、「あとどんなところ変更したい？仕事終わってからやるから大丈夫だよ」と言って、最後までわたしのわがままに付き合ってくれた。

そんな彼を見て、すごい人だなと思った。それと同時に、昔結婚式場に勤めている人が言っていた言葉を思い出した。

その人曰く、結婚式の計画や準備のときに、女性だけが準備に一生懸命で、男性の方は"なんでもいいよ"、"君に任せるよ"と言って準備に参加しないカップルの離婚率は高いのだという。

確かに、一生の記念の結婚式を最高のものにしようという気が皆無で、相手に任せっきりの人が、結婚後の新居の話の際に「間取りはなんでもいいよ。任せるよ」と言ったり、子どもの習い事どうしようか？と相談で「なんでもいいんじゃない？」と発言したりするのは容易に想像できる。

さらには結婚記念日はおろか、子どもの誕生日、入学式や卒業式などの重要イベントを覚えていない可能性も高そうだ。

付き合っている人と将来結婚したいと思う場合、その前に一緒にプロジェクトを行うのは非常にいいアイデアなのではないかと、今回思った。

なぜなら結婚とは夫婦の共同作業だからだ。夫婦はお互いの利益が最大になるよう、もしくは心地いい暮らしができるように支え合うパートナーだし、子どもがいる家庭は、彼らを社会に出すまで育て上げるチームメイトだ。

共同作業の集合体のような結婚を前にして、カップルのうちに一緒に何かを作ったり、プロジェクトを立ち上げたりすることで、相手が結婚後にどんなパートナーになるか想像しやすい。

今回、ポッドキャストを始めるというプロジェクトのおかげで、彼が

・やると決めたら（なんなら言い出しっぺのわたしより）ノリノリでめっちゃ準備してくれる人

・一緒にやると決めたことは、たとえめんどくさくても投げ出さずに最後まで付き合ってくれる人

・正直な意見を言っても気分を害さず聞いてくれる人

・作業の過程で、ちょっとしたことでも相談したら真剣に考えてくれる人

・わたしがやりたいと思ったことは全力で協力してくれる人

ということがわかった。安心😮‍💨

カップルでの共同プロジェクト、おすすめです。

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