「言語化」って言葉が曖昧なので言語化してみる
Xにおはようと投稿することは言語化か?
「お腹すいた」と口にするのは?
永遠に終わらない、友達の垂れ流す元カレの愚痴は???
言語化ってなんだ?
思考を文字や声で表現されたものは、すべて言語化です。
「エモい」も「草生える」も「チョベリグ」も、すべてです。
ですが、言語化とはこのご時世、「賢い人が難しい概念をわかりやすく説明すること」のような、立派なスキルとしての意味合いが強いです。
なので、、いわゆるビジネスの世界で求められるような「スキルとしての言語化」こそが言語化であると考えます。
私が思う「スキルとしての言語化」の定義は、下記のようなもの。
曖昧な言葉について、その意味の揺れを小さくすること
不明瞭なものを理解できる形に噛み砕くこと
…まぁ、当たり前といえば当たり前ですね。
これらに当てはまるもののみが「言語化」であると仮定します。
なので、チョベリグ然り、ただの感想は言語化とは言えません。
それは「思想の言語化」であり、一定の語彙力や表現力の求められる、
「スキルとしての言語化」ではないです。
子どもの言い放った「おいしい!」を、
「言語化がうまい!」とは思わないでしょう。
これは言語化ではなく、ただの思考の言語化です。
二人目のたけしは確実にクラスメイトから嫌われますが、「言語化」をしているとは言えます。
これが「思考の言語化」(いわゆる、「ただの言語化」)と「スキルとしての言語化」の違いです。
もう一つ例を紹介します。
「やばい」という言葉についてです。
「やばい」は最強のフレーズであり、あらゆる感情をひらがな3文字で表現できる最強のツールです。便利すぎてやばいです。語彙力が低下しそうでやばいですね。
「やばい」を上述した定義に従い、言語化するのであれば、
「提出物の締切が守れそうになく、焦っている」
「想像していない幸福が訪れたため、とても興奮している」
「離婚とリストラと交通事故と末期がんの発覚が同日に起きたので、結構悲しい」
このようになります。
いくらでもパターンがあると思いますが、
「言語化」することにより、「やばい」だけでは把握しきれないその内容が伝わるようになります。
以上、言語化スキルを磨いたいだけの、成人男性の思いつきでした。
皆様も私と一緒に、言語化スキルをなんとかして、やばいレベルのめっちゃいい感じの人間になりましょう。
めっちゃいい感じのX:https://x.com/MajinNewType
余談
仕事で指示をするとき、たまに言語化が面倒になる時がある。
「伝われ!君の理解力の高さに期待する!俺の言語化の労力をサボらせてくれ!!」
そういう思考のときは、大抵伝わりません。
それか、間違ったまま伝わります。悲劇です。
読書とその内容を自分の言葉で言い換えてnoteにまとめるだけでも、言語化になったりしませんかね?
知る→考える→内容を(自分がわかりやすいように)変えたうえで文字にする
これってスキルとしての言語化…なような気がしました。
noteも内容によっては言語化と言えそうですね。
おわり
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