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「言語化」って言葉が曖昧なので言語化してみる

Xにおはようと投稿することは言語化か?

「お腹すいた」と口にするのは?

永遠に終わらない、友達の垂れ流す元カレの愚痴は???

言語化ってなんだ?

思考を文字や声で表現されたものは、すべて言語化です。
「エモい」も「草生える」も「チョベリグ」も、すべてです。

ですが、言語化とはこのご時世、「賢い人が難しい概念をわかりやすく説明すること」のような、立派なスキルとしての意味合いが強いです。

なので、、いわゆるビジネスの世界で求められるような「スキルとしての言語化」こそが言語化であると考えます。

私が思う「スキルとしての言語化」の定義は、下記のようなもの。

  • 曖昧な言葉について、その意味の揺れを小さくすること

  • 不明瞭なものを理解できる形に噛み砕くこと

…まぁ、当たり前といえば当たり前ですね。
これらに当てはまるもののみが「言語化」であると仮定します。

なので、チョベリグ然り、ただの感想は言語化とは言えません。

それは「思想の言語化」であり、一定の語彙力や表現力の求められる、
「スキルとしての言語化」ではないです。

子どもの言い放った「おいしい!」を、
「言語化がうまい!」とは思わないでしょう。

たけし「サッカーは奥が深い。」

これは言語化ではなく、ただの思考の言語化です。

たけし「サッカーは、ボールが動く限り状況が常に変化する競技であるため、複雑である。状況が常に変わる中、その場での最適な行動を即座に判断する必要がある。また、パス、ドリブル、シュート、リフティング、ヘディングなど多様な技の中から、その場でもっともふさわしい行動を選択することを強いられる。そして、足でボールを蹴り、狙った通りの位置に運ぶ。その行為一つとっても、地面を転がすべきか、宙に浮かせるべきかなどの分岐があり…」

二人目のたけしは確実にクラスメイトから嫌われますが、「言語化」をしているとは言えます。
これが「思考の言語化」(いわゆる、「ただの言語化」)と「スキルとしての言語化」の違いです。

もう一つ例を紹介します。
「やばい」という言葉についてです。

「やばい」は最強のフレーズであり、あらゆる感情をひらがな3文字で表現できる最強のツールです。便利すぎてやばいです。語彙力が低下しそうでやばいですね。

貼らざるを得ないわよ

「やばい」を上述した定義に従い、言語化するのであれば、

  • 「提出物の締切が守れそうになく、焦っている」

  • 「想像していない幸福が訪れたため、とても興奮している」

  • 「離婚とリストラと交通事故と末期がんの発覚が同日に起きたので、結構悲しい」

このようになります。

いくらでもパターンがあると思いますが、
「言語化」することにより、「やばい」だけでは把握しきれないその内容が伝わるようになります。



以上、言語化スキルを磨いたいだけの、成人男性の思いつきでした。

皆様も私と一緒に、言語化スキルをなんとかして、やばいレベルのめっちゃいい感じの人間になりましょう。



めっちゃいい感じのX:https://x.com/MajinNewType

余談

仕事で指示をするとき、たまに言語化が面倒になる時がある。
「伝われ!君の理解力の高さに期待する!俺の言語化の労力をサボらせてくれ!!」

そういう思考のときは、大抵伝わりません。
それか、間違ったまま伝わります。悲劇です。

読書とその内容を自分の言葉で言い換えてnoteにまとめるだけでも、言語化になったりしませんかね?

知る→考える→内容を(自分がわかりやすいように)変えたうえで文字にする

これってスキルとしての言語化…なような気がしました。

noteも内容によっては言語化と言えそうですね。


おわり






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