就活モチスキゼミコーチ 山内康義

就活で役に立つ新聞、課題図書を教材に、学生たちへ「ものの見方・考え方」を醸成して「生き…

就活モチスキゼミコーチ 山内康義

就活で役に立つ新聞、課題図書を教材に、学生たちへ「ものの見方・考え方」を醸成して「生きがい・学びがい・働きがい」を引き出す。就活状況・志向、個性など、就活生一人ひとりの「4つの就業能力」を拡張して、大学知名度・偏差値に関係なく、納得のいく企業や難関・優良企業への合格に導いている。

最近の記事

「春秋」コラムで、就活のES、社内のレポート作成に役立てよう!

日経新聞のコラム「春秋」の文章術は、 就活のエントリーシート:ES(出題のほとんどが志望動機、力を注いだこと、自己PRに集約される)から社内のレポート・企画書作成などに、 たいへん役に立てることができます。 何で、550字あまりの文章で、「心に刺す表現」ができるのか…。 ちなみにESでは、 一つの設問が字数制限が400字以内を指定する企業が多いですね。 私が見てきたES全体からすると、 推定70%の割合が400字以内に該当しているようです。 そのほか、300字以内(同推

    • 日経新聞の「読み物記事」で、老化からバイオ・脳の記憶方法・人口減少・AIを考えてみる

      日経新聞にとって、火曜日~土曜日版までは、前日の経済・金融・企業活動の動きの「報道・論評記事」が中心になります。 日曜日・月曜日版は、 土日の金融市場、企業活動が休みの影響から「読み物記事」が目立ちます。 そのなかで、楽しみの一つは、日曜版の「科学の扉」欄です。 「ここまで進歩したのか!」「ここまで解明できたのか!」などと目を 見張りますね。 9月3日(日)の「科学の扉」の「老化の研究中」のリード文を読んで、 ぶっ飛びます。 不老不死を願うのは人の本能ですが、「細胞の時計

      • 「異常気象と農業問題」ならびに「西武・そごうのM&A問題」の本質とは何か

        9月に入っても暑い日々が続きそうですね。 今夏、日本の平均気温は、 過去126年の気象統計史上で、過去最高だそうです。 さらには、大火事、大型台風など世界各地で異常気象に起因した様々な災害が起こっています。 世界中の人々が真剣に「CO2排出を抑えなければならない」という意識が高まる中で、9月1日、2日の注目したのは、食料専門家による代替肉摂取を訴える記事でした。 「畜産業は世界の温暖化ガス排出量の最大20%を占めている。 世界資源研究所(WRI)によると、食用の鶏肉1カロ

        • 新聞紙全体から社会を俯瞰してみてみよう②

          本日も、新聞紙全体から世の中を俯瞰してみましょう。 8月31日付、日経新聞の主な記事を列記すると以下の通りです。 この問いに応えるためには、 ここ数年の目先の現象にとらわれることなく、古代から近代までの、 まっとうな歴史認識のもとで、日本はどうあるべきか、 一人ひとりが考え抜き、一人の人間として自立して、人と関わりながら 対話しながら、勇気をもって行動していくことでしょうか。 なぜ、誰もが「まっとうな世界観、国家観を持つべき」なのか、 日経新聞を読むことのすすめにもつなが

        「春秋」コラムで、就活のES、社内のレポート作成に役立てよう!

          新聞記事構成全体から編集意図と国際・国内社会の動きを読み取りましょう

          <ニュースクリッピングを再開します> 私は、8月29日で66歳を迎えました。 最近は、物忘れが多くなり、身体の動きが緩慢になっていくことを自覚するものの、ものの見方は、視野が広がり、冴えてきたなと思いながら、 長老の諸先輩がおっしゃっていたことが段々、わかってきました。 私にとっては「いまさら…」「やっと…」ですが、 皆さんは、若いうちから多面的深堀思考を繰り返し、 シャープなものの見方と俊敏な行動ができることを歓迎します。 さて29日は、 都内の就活志望の高校生の面接指

          新聞記事構成全体から編集意図と国際・国内社会の動きを読み取りましょう

          ビジョン~計画~目的~目標~戦略―トヨタEV、サントリー中長期ビジョン~戦略の立て方

          こんにちは。 就活モチスキゼミの山内 康義(やまうち やすよし)です。 今日6月13日の日本経済新聞を読んで、 の4つの具現化プロセスが大切であることを痛感しました。 では、4つの記事から考えてみましょう。 以上、まったく異なる業界・立場の記事を集めましたが、 トヨタもサントリー、第一三共製薬、学校教育の先生も、 そして国家においても、ビジョン~計画~目的~戦略のそれぞれの考え方と一連のブレイクダウンが重要です。 どうぞ、 就活、転職、社内で奮戦する若手社員の皆さんも練

          ビジョン~計画~目的~目標~戦略―トヨタEV、サントリー中長期ビジョン~戦略の立て方

          三浦知良「人々とのつながりができることが、何よりの財産。」―「デジ寺(デジタル教育寺小屋)で就業スキルを養成

          こんにちは。 就活モチスキゼミの山内です。 本日は、茨城県日立駅前の海の見えるカフェにいます。 午前11時から地元高校生たちの講演会のため、余裕をもって1本早い特急に乗って来ました。 さて、今日も三浦知良のコラム「サッカー人として―じっとしていられない」が目に留まりました。 元日本代表、ポルトガル2部リーグオリベイレンスに在籍していましたが、シーズン終了とともにチームの同僚たちから、温かい言葉をもらい帰国しましたが、早速、現役続行のため練習を始めたそうです。 56歳になっ

          三浦知良「人々とのつながりができることが、何よりの財産。」―「デジ寺(デジタル教育寺小屋)で就業スキルを養成

          働きがいを持とう!―三浦知良「サッカー人として―「99%無理」も恐れぬ15歳のように

          就活モチスキゼミの山内康義(やまうちやすよし)です。 今日は、サッカーのキングカズこと三浦知良選手(ポルトガル2部オリベイレンセ)が30日、海外5カ国目の挑戦となったシーズンを終えて帰国した 記事に目が留まりました。 「来月初旬からは大阪府内で自主練習を行う予定。 「(最終節後に)最低でも60(歳)までやるって言いましたけど、 それは半分冗談。実際は一日一日、一週間一週間、一カ月一カ月、 やっていくことになる」。キングは愚直に、走り続けていく。」 (スポーツニッポンより

          働きがいを持とう!―三浦知良「サッカー人として―「99%無理」も恐れぬ15歳のように

          対話AIがウィンドウズに搭載されても、ますます「やりがい」「就業能力」が求められる!?—藤井聡太・山中伸弥の対談からAIの付き合い方が見えてくる

          こんにちは!モチスキゼミの 山内康義(やまうち やすよし)です。 今日は、 長野県佐久平に、高校生の就活講習で参りました。 道中、大宮を通過して視界が開けると、 新幹線の車窓からは、上信越の青い山脈が広がり、心がワクワクしました。 佐久平駅を降りると、 風が強いのですが、よく晴れ渡り、澄みきって、気持ちが良いですね。 さて、本日の日経新聞1面は、 6月から試験提供するという 「マイクロソフト、ウィンドウズに対話AI 文章でイメージ→自動的に作業」の見出しが目に飛び込ん

          対話AIがウィンドウズに搭載されても、ますます「やりがい」「就業能力」が求められる!?—藤井聡太・山中伸弥の対談からAIの付き合い方が見えてくる

          新聞社説を比べてみましょう―広島G7・G20サミットに対する見解を探求して、国際社会についての見方を養いましょう。

          こんにちは就活モチスキゼミの 山内康義(やまうち やすよし)です。 5月21日にG7、G20広島サミットが閉幕しました。 昨日5月22日の新聞各紙の社説は、広島サミット一色になりました。 社説とは、 事実を伝える報道記事とは異なり、 新聞社が主張するオピニオン(意見、見解)記事です。 そこで、 今回は新聞各社が主張するスタンスについて、検証してみましょう。 その特徴として、 日本の国柄や文化、伝統を重んじて、外交・安全保障、領土問題について ナショナリズム色の保守系

          新聞社説を比べてみましょう―広島G7・G20サミットに対する見解を探求して、国際社会についての見方を養いましょう。

          日経新聞5月9日付「コロナ5類 出社回帰―企業「方針変更」4割。対面の重要性再認識」―相談できる人の存在に気づき、1人だけで頑張らず、素直な気持ちで助けも求めよう。

          こんにちは。 就活モチスキゼミの山内康義です。 皆さん、GW明けの2日目です。 日常活動に戻りましたね。 就活生は、説明会、ES提出、面接が再開しました。 新入社員は、 研修や配属先の職場で、業務や専門知識を懸命に覚えていることでしょう。 就職2年目~中堅社員は、 通常業務の担当する仕事もフル回転始めたことでしょう。 身体は慣れるのは大変ですよね。 仕事のやりがい(やる気を持ち・モチベーションを高める)を 見い出しながら一所懸命、取り組んでください。 そんな皆様に贈る

          日経新聞5月9日付「コロナ5類 出社回帰―企業「方針変更」4割。対面の重要性再認識」―相談できる人の存在に気づき、1人だけで頑張らず、素直な気持ちで助けも求めよう。

          茹で(ゆで)ガエルになってしまうか、ファーストペンギンになるか—変革できなくなった、日本の学校教育「横並び主義」が招いてしまった弊害

          おはようございます。 就活モチスキゼミの山内康義です。 GW明けの仕事はじめです。 「やったるぞ!」と意欲をみなぎらせて取り掛かりましょう! 皆さんの多くが、それぞれ「やらなければいけない」ことや 「難局を乗り越えないといけない」ことが山積していると思います。 ぜひとも、 積極思考で一つひとつ、片づけていけば、 成長し、成果をあげて、 新しいステージの風景が見えてくることを信じて進めていきましょう。 今日5月8日(月)の紙面で着目することは、オピニオン欄「核心」特集の「

          茹で(ゆで)ガエルになってしまうか、ファーストペンギンになるか—変革できなくなった、日本の学校教育「横並び主義」が招いてしまった弊害

          米FRB、0.25%利上げ インフレ抑制を優先―米国では、ラーメン1杯2,800円、卵1パック750円、ポッキー320円していますよ!

          こんにちは! 就活モチスキゼミ山内 康義です。 本日、2023年5月5日の朝刊1面トップは 「米FRB、0.25%利上げインフレ抑制を優先打ち止めも示唆」です。 米国FRB(米連邦準備理事会)は、 インフラ抑制のため、政策金利を引き上げる「利上げ」を継続しました。 注目されたのは、米国地方銀行3行のこの2か月余りで破綻が相次ぎ、FRBの「利上げ」方針の判断が注目されていました。 現在、米国では、外食ラーメン1杯2,800円で、 その中の卵価格がスーパーマーケットで12個入

          米FRB、0.25%利上げ インフレ抑制を優先―米国では、ラーメン1杯2,800円、卵1パック750円、ポッキー320円していますよ!

          GWこそ採用試験・面接対策に備えよう―人生を分けるのは、たぐいまれな才能か?地道な努力か!?

          おはようございます。 就活モチスキゼミの山内康義です。 GWも佳境を迎えました。 皆さんはどのようにお過ごしですか? 就活生にとっては、説明会、SPIテスト、ES作成、面接が目まぐるしく 襲い掛かるなかで、必死に喰らいついて、挑んでいることでしょう。 GWは、採用活動を休止する企業が多いので、息をつぐことができます。 “鬼”といわれるかもしれませんが、何もない時こそ、企業研究、 SPI・ES・面接の点検に注いでください。 私は、面接対策想定問答集を受験企業ごとに、 何度

          GWこそ採用試験・面接対策に備えよう―人生を分けるのは、たぐいまれな才能か?地道な努力か!?

          「総括」することは、これからの未来をどうすべきか振り返り、ビジョン・施策をつくり、実行することにとって大切なこと―深堀思考するための基本を教えてくれる日経新聞電子版「基礎から日経」を活用しよう。

          おはようございます。 就活モチスキゼミの山内康義です。 本日の記事の中心は日銀の植田総裁就任後のはじめての 金融政策決定会合について報じていました。 まずは ①2%の物価目標の達成に向けて、 粘り強く金融緩和を続けていく方針を決定する。 ②1998年以降の25年間を対象に振り返り、金融緩和策を多角的に評価するレビュー(「総括」)を行なっていくことが確認されました。 金融緩和と日銀目標の2%を深堀思考しましょう。 金融緩和とは何か?(日本銀行サイト) https://ww

          「総括」することは、これからの未来をどうすべきか振り返り、ビジョン・施策をつくり、実行することにとって大切なこと―深堀思考するための基本を教えてくれる日経新聞電子版「基礎から日経」を活用しよう。

          1面「時事コラム」日本経済新聞「春秋」の活用法 ―就活生の「語彙力」「発想力」「構想力」をつけて、履歴書、ESの“伝える力”につながる

          こんばんは。 就活モチスキゼミの山内です。 本日のブログ&新聞クリッピングが遅くなった理由は、 埼玉県内の高校に「就職講座」の講師役として、赴いたからです。 そのあと、講師同士の交流もあり、遅くなり、失礼しました。 さて、今日は、どの新聞も100年以上の連載歴史を持ち、 1面下に掲載される「時事コラム」について、取り上げましょう。 日本経済新聞の場合は「春秋」欄で550文字、4段落、 朝日新聞「天声人語」は603字、6段落のルールがあります。 そのほかに、 毎日新聞「余

          1面「時事コラム」日本経済新聞「春秋」の活用法 ―就活生の「語彙力」「発想力」「構想力」をつけて、履歴書、ESの“伝える力”につながる