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バンコクから九州へ 2024年5月2日写真日記

 航空券が1カ月前の時点でもかなり安かったので(円安換算で往復5万円弱)、10年ぶりにゴールデンウィーク時期の日本へ。スワンナプーム空港もどちらかというと空いている感じ。

 やはり久しぶりのLCC、タイ・ベトジェットでバンコク離陸。晴れていると思ったら、真っ黒い雲が出ていた。

 食事を頼んでいた乗客がいなかったらしく、離陸してすぐに就寝モード。ほぼ埋まっていたが満席ではなかった。

 スワンナプーム空港から直行で福岡空港へ。着陸前の海上。カメラ&レンズの解像度を知りたくて撮ってみて、それなりに解像していたものの、あまり意味のない写真だった。

 福岡空港に離陸後、機外に出ようと思って立ち上がったら、空席だった隣の座席の救命胴衣が飛び出していた。通りがかったCAに伝えたら、黙って拾って前の座席のポケットに入れ、そのまま行ってしまった。

 着陸から博多駅に出てくるまでちょうど1時間。来るたびに何となく撮ってしまう駅前の風景。前回はモノクロームな色彩の冬だった。

 郵便局など寄って博多駅に1時間半だけいて、新幹線に乗って熊本駅へ。鈍行に乗り換えて阿蘇山へ。肥後大津駅で乗り換えた列車は、スイッチバックを繰り返して山を登っていった。

 車窓から眺める熊本地震の爪痕。行政はこのまま残す意向、という話も聞いた。

 正午を回ったころに阿蘇駅に到着。バスを乗り継いで草千里ヶ浜へ。天気予報どおりの晴れだったが、雲は多め。阿蘇山は高校の修学旅行以来。

 雲が多いと思っていたものの、半分は噴火の煙のよう。バスは河口まで走っていたが、ゴールデンウィーク最中で道路が渋滞しているらしく、草千里ヶ浜で阿蘇駅に引き返す。

 反対側の景色も良いのだが、やはり阿蘇山が写っていないと寂しいというか意味がないというか。

 行きも帰りもバスは補助席を利用しても満席。牛がいたので構図を気にせずに撮ったら、隣の外国人が写り込んでしまった。寝ている。

 阿蘇駅に戻ってきて隣の道の駅で食事をしても、大分駅に向かう特急が出るまで1時間ほどあったので、界隈を散歩。

 阿蘇山を撮りたかったのだが、電線やビニールハウスが大きく写り込むアングルしか見つけられず、タンポポだけ撮って駅に戻る。

 国鉄型車両のキハ185系で九州横断特急が入線。ゴールデンウィークで満席と思いきや、半分も埋まっていなかった。博多駅から大分駅まで、余裕で席を確保。

 阿蘇駅の周辺で撮れなかった景色が、車窓から撮れた。寝釈迦像に例えられるアングル。

 途中の駅で停まった際の窓からの眺め。小さいながらも鯉のぼりを10年ぶりに見た。

 午後6時直前、大分駅に到着。常設なのだろうか、大きなこけしが寝ている。

 大分駅前を6時10分台に出る路線バスに乗って、大分元町石仏へ。住宅地にありながら、国の史跡に指定されているという、11世紀後半に造像された磨崖仏。

 大分元町石仏から徒歩5分、岩屋寺石仏へ。11世紀半ばの造像ということで、大分元町石仏。平安時代後期。

 岩屋寺石仏の前は小さな交差点。わきにバス停があって、錆びついた時刻表を見ると1日3本しか走っていないバスの最終便が5分後に来ることが分かる。不安ながらも待っていたら、本当にやってきた。

 大分駅前行きのバスは、終点間際でちょっと回り道するような感じで大分城址の前を通ったので、何となく下りてみた。

 そこから徒歩5分ほどで大分銀行赤レンガ館があった。大分駅までは徒歩でもう5分。夜には別府市に到着しなくてはならず、3時間ほどレンガ館近くのネカフェに寄る。

 大分駅から別府駅まで10分足らず。そこから徒歩30~40分かけて別府港へ。夜10時半ごろに愛媛県八幡浜へのチケットを購入、11時50分の出発を待つ。昨夜も夜行便で寝不足。今夜も夜船で寝不足の見込み。

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