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取材アテンドでタイ北部へ 37mmマニュアルレンズ写真日記 2023年11月1~3日

 日本からの雑誌の取材のアテンドでバンコクから北部タークへ。取材スタッフが写り込んでいないカットのみ掲載。初日はバンコク郊外の自動車部品の中古市場へ。11月1日。

 初日の夜にはタイ北部へ。目的地の手前、カムペーンペット県の国道沿いの食堂で夜食。1965年製の古いレンズながら、光源に向けなければそこそこの解像度を維持する。個体差かも。

 目的地のターク県。寝る前にコンビニを探して野良犬だらけの夜道を歩く。光源に向けた途端に派手なフレアとゴーズト。

 2日目の11月2日の朝。ターク県内のミャンマーとの国境の町、メーソートへ。途中に少数民族ラフ族の市場あり。メーソートで会うはずの現地の人に、土産のぶどうを買っていく。

 ラフ族は黒や黄色などの色に細かく分かれている。ここのラフ族の人たちは黒ラフとのこと。

 ミャンマーとの国境ぎりぎりの民家。裏側に川が流れ、その向こうがミャンマー。生活ゴミを民家の裏に投げ捨てていて、かなり汚い。

 2日目の夜食、ホテル向かいの屋台でクィッティオ。ビーフン(米粉)の麺。日本のうどんに例えられる。

 クウィッティオだけでは足りず、ちょっと先の屋台街でまた夜食。野良犬が寄ってきた。しっかり合わせれば、ピンは来やすい。

 3日目の朝。取材は前日にほぼ終わり、最終日はほとんど観光。メーソートの朝市へ。仕事で使えるほどの解像度だが、とにかく古いので操作が面倒。買ってしまったから何回か使ってみようという程度のレンズ。

 頬にタナカを塗ったミャンマー系の売り子ばかり。話す言葉もタイ語とミャンマー語が混ざっている。

 羊の頭を2つゴロっと並べた肉屋あり。はっきり見えないように撮影。ちなみにバンコクでは、羊肉はあまり売られていない。

 バンコクに戻る途中の中部ナコーン・サワン県のガソリンスタンド。トイレの前に意味のないオブジェが並んでいる。

今日の制約:Mir-1V 2,8/37 旧ソ連製37mmレンズ。1958年にベルギー・ブリュッセルで開催された万博で金賞受賞、メーカーはよほどうれしかったのか、それ以降レンズ鏡筒に「GRAND PRIX BRUSSELS 1958」と刻印している。金賞を受賞したとはいえ、基はドイツ製カールツアイスのフレクトゴンで、オリジナルの開発ではない。

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