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服のリペアカフェで学ぶ「ファッション産業の社会課題と私たちができること」

newR|ニューアール

こんにちは。newRニューアールのおだぎりあいみです。
トトトトトッ♪リズミカルなミシンの音がどこか懐かしく印象に残ったフリュード主催「服のリペアカフェ」。リペアが身近なものになり、長く使うことの楽しさや大切さを伝えたいとの思いで開催されたこのイベント。
服のリペア体験もできるということで、ほつれた服を握りしめて参加してきました🧵会場には、リペアやリメイクに関心を持っている方やダーニングを体験されたい方、そして、リペアの職人さんの姿も。

本稿では、イベントの中でnewR代表のかおりさんが「ファッション産業の社会課題と私たちができること」をテーマに講演した内容など、当日の一部を皆様にお届けします!

ファッション産業の社会課題と私たちができること

講演は2部構成で行いました。前半は「ファッション産業の社会課題を知る」をテーマに、気になる話題を共有するところからスタート。

出典: 消費者庁 サステナブルファッション習慣のすすめをもとにnewR作成

環境負荷が高い課題は「生産工程」に集中していることなど、「知らなかった」という方も多く、皆さん興味津々でした。

後半の「私たちにできることを知る」では、例えば、生産におけるCO2・水の量を減らすために、私たちができることは何か?と考える時間も。
生活者が「一着を長く着ること」のインパクトは大きく、リペアカフェのような取り組みが今後さらに広がっていく背景について共有しました。

そして、「着たい」と思う気持ちに直結するのは自分が「好き」かどうか。恋愛と同じで好きじゃなければ長く付き合えない。誰かが決めた流行や慣習ではなく、一人ひとりが自分を主語にして「好きな物を」選ぶことがとても重要になってきます。
ちなみにかおりさんは一年をワンピ3着で過ごして4年目になるのですが、本当に好きなものは飽きないらしいです👗💓

自分が本当に好きな物を選ぶことが、社会を良い方に変えられるとわかり、遠かったファッション産業の社会課題も少し身近に感じていただけたのではないかと思います。

会場からの質問🔍

質問🔍「プチプラ流行からシフトするには?」

テレビやインスタなどでは、安くて可愛い着こなしが盛んに発信されています。プチプラコーデについ目が行ってしまう気持ちもわかる。そういう人でも、長く愛せる物を見つけた方が一番満足感を得られると知ってもらうためには、どういったことが必要でしょうか?

かおり 今日教えてもらっているダーニングの発信を例にしますね。
「ヨーロッパ発祥の修理方法で針と糸を使って…」と長々と説明を受けるよりも、かわいくリペアされた一枚の画像を目にする方が「わ!何これ!やってみたい!」となりませんか?

出典: ダーニング体験の講師鞍田恵子さんご提供画像

人が行動するには「楽しい」「美味しい」「オシャレ」がキーワードになると思っています。
企業側が「楽しい」「美味しい」「オシャレ」な商品やサービスを開発し、生活者が利用し続けた結果、環境に良くなったというのがベスト。
生活者の倫理観に頼ってしまうとみんな苦しくなってしまう。特にファッションは、心踊る気持ち、ポップさが必要ですよね。

質問🔍「服の回収って本当に良いこと?」

自治体や商業施設でリサイクルされたものって、本当にリサイクルされているのでしょうか?手に余る服の処理を発展途上国にお願いする現状があると耳にしてから、(リサイクル自体が)本当にいいことなのか?と疑問に思いながら出しています。おすすめの回収先がもしあれば知りたいです。

かおり 普段からリサイクルされていることが素晴らしいですね!
ゴミ清掃員のマシンガンズ滝沢さんのお話では、昨今洋服のゴミの量がすごいとのこと。衣替えのタイミングではなく「常に」服のごみがたくさん出ているそうです。安いからとたくさん買って、カジュアルに捨てるということが起きている。そんな中でちゃんとリサイクルされているのが本当に素晴らしいと思います!

回収先の見方としては、発信されているレポートの内容を見ることをおすすめします。寄付であれば実際に寄付先の現地に行っているレポート、加えて何度も足を運ばれているところは信頼できると聞いています。

感想🥰「百貨店で傘の修理が始まった!」

百貨店の傘売り場で、「壊れたら直せます」と言われて驚いたんです!今までは購入した百貨店ではなく、修理屋さんに持って行っていましたが、購入したお店で修理できるように変わってきているのだと感じました

かおり カーシェアリングも傘シェアリングも、最初出た時は誰が使うんだろう?って思いませんでしたか?でも今ではスタンダードになっていますよね。
長く使おうという意識の生活者が増えることで、サステナブルファッションもスタンダードになっていくといいですよね。今日のリペアカフェのように直して使う文化が広がるといいなと思います。

一目惚れした古着のワンピース👗リペアで復活!

講演の最後に、一年をワンピ3着で過ごしているかおりさんが、今春に購入したワンピースのエピソードを紹介しました。

古着屋さんで見た瞬間「うわあ、好き!」と一目惚れした花柄ワンピースがこちらです💓試着すると背中が浮いていたものの修理に出せば着られるはず、と思い切って購入。

しかし連続で修理を断られてしまったんですね😢海外の物はできるだけ効率的に作るために「生地の余り」が少ないことがあるそうです。

最後の頼みの綱としてフリュードさんに相談したところ、見事な技術で直していただけました🙌

「一目惚れしたワンピースだからこそ修理して着たい!」
「好き」だから絶対着たい!という気持ちが人を動かすと実感した出来事でした🥰

「今回は生地の横幅が短かったけれど、きれいに直りましたね。よかったです」と職人さん🧵
直接お直しのお礼が言えて本当に嬉しそうなかおりさん💓

・・・

リペアを身近に感じる体験

皆様との対話の中に、たくさんの気づきがあった講演を終えて、実際にダーニングやリペアの体験も楽しみました。

ダーニング体験

皆様、夢中でダーニングを体験されていました。

ミシン体験

職人さんに付き添っていただいて、久しぶりにミシンを触りました🧵💓

職人さんの手にかかると一瞬でほつれ箇所のリペア完了!!😲👏

イベントを振り返ってみると、ほつれや穴が素敵にリペアされていく様子を見て、リペアをする前よりその服が素敵に見える気がしました。直して使うって、とてもワクワクすることなんですね!

サステナブルファッションの実現に向けて、私たち生活者にできることは決して特別なことではありません。「好き」「着たい」という気持ちで選ぶことが大切だと再認識できました。

newRは、ファッションの社会課題をポップに解決したいです🎉

「ファッション産業の社会課題と私たちにできること」を共有できる場所を提供してくださる方、かおりさんへの登壇ご依頼など、いつでもお問い合わせくださいませ💌一緒にワクワクを広げていけたら嬉しいです🌎💓


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ー「好き」でつながる未来へー あなたの「好き」を迷わず選べ、罪悪感なく手放せる循環をつくる。サステナブルファッションの課題に取り組むスタートアップ https://newr.co.jp/🧑‍🔬anasuki研究所:https://note.com/anasuki_lab/