DEIBって?わたしたちの目標と取り組みをまとめました。(活動内容一覧:最終更新2023年12月)
こんにちは。
NEWPEACEでDEIBプロジェクトのオーナーをしているWine(ワイン)です。
年末年始は、どのように過ごされましたでしょうか?
休めた人、休めなかった人、いろんな人がいらっしゃると思います。
DEIBプロジェクトが発足してはや2年目になります。
新年一本目では、プロジェクトの存在意義や目標、具体的な活動内容をご紹介させてください。
今年もよろしくお願いいたします。
存在意義
わたしたちは、バックグラウンド、ライフステージの異なるメンバーが、存分にスキル・可能性を発揮できる環境が重要であると考えています。それに伴い、キャリアパス形成や働き方の選択、社内制度やルール、コミュニティを整備していくことが急務だと認識し、2022年4月より「DEIBプロジェクト」が発足しました。
目標
NEWPEACEのミッションは「価値観を仕事にする」
このミッション達成のために、DEIBプロジェクトでは、社員が属性に関係なく存分にスキルを発揮しながら価値観を仕事にし、新しい未来を描くことに集中できる環境創出を目標としています。
メンバーの困りごとに耳を傾けながら、文化や組織の変化を推進、目標を設定し、説明責任を果たす活動を社内外を巻き込みながら行っています。
活動内容
最新事例を時系列に記載しています。
(最終更新:2023年12月)
◯ QUEER&ALLY Flea Market
2023年12月17日(日)
ニューピースオフィスで開催されたLGBTQ+フレンドリーのフリーマーケット「QUEER & ALLY Flea Market」にスペースをお貸ししました。
当日はDEIBプロジェクトオーナーのみならず有志のメンバーも参加しました。
◯ LGBTQ+研修を社内向けに公開
2023年12月
社員がいつでも受講可能なLGBTQ+研修動画を社内に公開しました。
◯ 健康保険証の表記への配慮
2023年8月
全国健康保険協会に変更を申し出ることによって、健康保険証の表面への旧姓併記、通称名記載、また戸籍上の性別を裏面のみに記載となる手続きのサポートが可能であることを社内周知しました。(被保険者証通称名記載及び旧姓併記の取扱い)
◯Sick Leave(シックリーブ)の名称をウェルネス休暇に変更
2023年7月
3月に施行したSick Leave(シックリーブ)の名称をウェルネス休暇に変更しました。
記事:Sick Leave(シックリーブ)の名称をウェルネス休暇に変更しました。
◯ CEO、COO、執行役員、マネージャー、DEIBプロジェクトオーナーがハラスメント研修及びラインケア研修を受講
2023年7月
さまざまなバックグラウンドを持ち、異なるライフステージにいる社員が、能力・可能性を存分に発揮しながら、価値観を仕事にし、新しい未来を描くことに集中できる基盤となる環境づくりを推進するべく研修を受講しました。
◯ DEIBの観点を盛り込んだオンボーディングプログラム
2023年7月
入社したメンバーが1日でも早く、安心して業務にあたれるようにオンボーディングプログラムをアップデートしました。
記事:30日間でスタート地点へ | オンボーディングプログラムをアップデートしました。
◯ 生理用品の備品化プロジェクトをアップデート
2023年7月
お手洗いに設置している生理用品へのアクセス向上と内容充実のアップデートを行いました。
記事:生理用品の備品化プロジェクトをアップデート! 誰もがアクセスできる「リフレッシュポーチ」を。
◯ プログレス・プライド・フラッグ、プライドフラッグの掲出開始
2023年6月
オフィスのエントランスにプログレス・プライド・フラッグ、プライドフラッグを掲出しました。プライド月間限定ではなく通年で掲げます。
◯ インクルーシブな履歴書がLGBTQ+当事者の働き方や仕事探しを支援するライフマガジン『BE for WORKPLACE』で紹介されました。
求人検索エンジン「Indeed(インディード)」の日本法人Indeed Japanが発行しているライフマガジン『BE for WORKPLACE』にて、インクルーシブな履歴書が紹介されました。
雑誌PDFデータ:https://d341ezm4iqaae0.cloudfront.net/assets/sites/43/2023/06/19131749/BE-forworkplace.pdf (P. 24〜25)
公式サイト:
https://jp.indeed.com/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%82%E3%82%8C/be-magazine-2023
◯ 月経の悩みがある方、不妊治療中の方(生物学的な性別問わず)、パートナーと家族を増やすことを考えている方などが利用できる相談窓口を準備
2023年4月
13名の助産師さんに4ヶ国語(日本語、英語、ドイツ語、フランス語、ドイツ語)で相談可能なじょさんしglobalさんと相談窓口として提携しました。
*このほかにSmart相談室さんと提携しています。
◯ 産前産後休業、育児休業を取得する方へのサポート
2023年3月
休業に入るまでの働き方や復職後の不安点の洗い出し、引き継ぎの方法やタイミング、今後の働き方の希望などをヒアリング。その上で作成する休業前・中・後の支援プランの運用を開始しました。(厚労省の説明資料)
◯ 複合的な観点からの就業規則改訂
2023年3月
SOGIESC(※)やパートナーとのあり方などを含めた包括的な視点で、就業規則を改訂しました。
以下、プレスリリースより抜粋
【更新観点/内容】
当社のカルチャーを体現するために、就業規則内での働く人の呼称を従業員から社員へ変更しました。
就業規則内での妊産婦、女性労働者を社員に変更。これは戸籍の性別と自認の性別が一致する方、異なる方などをすべて包括して、妊娠・出産をされる方が、産前産後の休業や母性健康管理の措置、生理休暇などを受けられるものだと考えているからです。
顧客や社員、業務委託、パート、アルバイト、インターンが心理的安全性を持って就労・取引できるよう、年齢、健康状態、学歴、宗教、障がい、介護、妊娠や出産、子育て、国籍、民族的もしくは国民的出身、SOGIESC(性的指向、性自認、性表現、解剖学的性別)、ジェンダー、ほか個人的特性を理由にした差別を禁止する規程を追加しました。
パートナーシップ制度利用者、事実婚者といった法律婚にとらわれないパートナーシップを築く社員なども慶弔休暇を取得可能にし、あらゆる形のパートナーシップに対応しました。
新たにSick Leaveと指定感染症・検疫感染症休暇を設立することで、心身健康な状態で年次有給休暇を取得し、趣味や学業、ボランティア活動、家族との時間に存分に充てることを目的としています。
プレスリリース:D&Iの先へ。NEWPEACEは「DEIB」プロジェクトを発足し、組織内外における「DEIB」の推進を目指します。
◯婚姻の平等に賛同
2023年1月
Business for Marriage Equalityに賛同しました。
◯性別・年齢・顔写真不要、苗字のみ記載で
応募できるインクルーシブな履歴書
2023年1月
NEWPEACEで働きたいと思う方が少しでも心地よくエントリーできるようインクルーシブな履歴書を準備しました。
◯情報保障サポート
2022年12月
UDトークでの情報サポート開始(UDトークがインストールされたiPhoneを設置、UDトーク使い方勉強会を実施)
◯DEIBアニメーション開始
2022年11月
DEIBプロジェクトのチームメンバーに、依頼や相談をする垣根が低くなるように、メンバー向けのDEIBアニメーションを開始。取り組みの紹介や社内で活躍するメンバーのインタビュー、社内のカルチャー紹介を30秒から3分のアニメーションで紹介しています。
◯複眼的視点を持つための接点創出
2022年11月
#yokojikuと銘打って、ダイバーシティ・インクルージョンなどに取り組む方々とのランチ会を実施。
◯生理がある人*への配慮
2022年4月〜10月
お手洗いの個室への生理用品設置交渉のためのリサーチや書類作成をサポート。現在はロッカー内に常備しています。
◯ホットライン
2022年10月
業務中に発生したDEIBに関連する困りごとなどを相談できるメンバー向けホットラインを設置。
◯通称名・ビジネスネーム就労環境アップデート
2022年10月
メンバー発信である「ジェンダー代名詞」への問いかけをもとに、有志や希望者と周辺知識を学び、ミスジェンダリングやアウティングの危険性の排除、そして通称名やビジネスネームでの就労希望者に向けたサポート体制と環境整備をし、ガイドラインで配慮事項を明確化しました。
◯トークセッション実施
2022年7月
DEIBに関連するトピックに関して、トップランナーをお招きし、知る、話す機会となるトークセッションを実施。株式会社TEIWA CEOの合田さまとマイクロアグレッションについて、Zebras and Company 共同創業者/代表取締役の陶山さんをお招きして資本と価値観を仕事にすることについてお話しいただきました。
◯相談室・ハラスメント通報窓口の設置
2022年7月
業務や職場での人間関係だけでなく、人生の悩みなどを相談可能な外部プラットフォームと連携し、メンバーが匿名で相談できる窓口を設置。
◯セーフプレイスの創出
2022年4月
Fika:会社公認のコーヒーブレイクタイム。
日中に手を止め、お互いの近況をカジュアルにコミュニケーションができる場です。メンバー一人ひとりが安心できる場所を創出しています。
各取り組みについて詳しく聞いてみたい方、登壇や取材ご希望の方はDEIBチームのメールアドレスにご連絡ください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
今後も働きやすい環境創出に努めてまいります。
writer: ワイン エリカ
editor: Ai Tomita
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