出汁のようになりたい。

こんばんは。NewOrdinaryで日々戦略を練っている、ながもんです。

昨日。全メンバーが集まる会議で、インターンのRちゃんがほのぼのと語った内容に僕は驚きを隠せずにいました。

「『出汁』の味って、海外の人にはわからないらしいんですよ」。

出汁を使った料理といえば…
だし巻き卵

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お味噌汁

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ラーメン

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これらの料理が大好きな僕にとって「この良さがわからない人がいるの!?」と、昆布とかつお節を片手に、世界各地に出汁の布教へ行かなければと思ったぐらいです。

そもそも出汁の味は「うま味」と呼ばれ、「甘味」、「酸味」、「塩味」、「苦味」に続く第5の味覚とも言われます。

実はこの「うま味」。他の味覚は「スイート」など英語が存在するのに、「うま味」だけは「UMAMI」としか通じないそうです。

「umami idiom(うま味 意味)」とGoogle検索でググっても、「甘さ、酸味、塩味、苦味がなく、『第5の味覚』と呼ばれることの多い強い味わい」と出てきます。

僕は思いました。
「これじゃあ、わかるわけがない」。
だって、想像つかないんだもん。

とはいえ、この「うま味」は科学的な成分から定義された、ちゃんとした味覚です。
1908年、日本人科学者の池田菊苗博士は、昆布の出汁にアミノ酸の一種「グルタミン酸」があると発見しました。池田博士はこれを「うま味」と命名しました。

続いて、かつお節には「イノシン酸」、干し椎茸には「グアニル酸」など数々のうま味成分が発見されます。

驚くことにこれらを突き止めたのは、全て日本人科学者です。

彼らはなぜ、「うま味」というものを突き止めようとしたのか。
池田博士には「日本人の栄養状態を改善したい」という強い思いがあった、とされています。

美味しくご飯を食べられる「味」ができれば、食生活は豊かになるという信念が、世界共通の概念として「UMAMI」を作り出したとしても過言ではありません。

僕たちNew Ordinaryのメンバーも「移動で社会を豊かにする」という強い信念で、「NOSPOT」という、使っていただける人が、ついお出かけしたくなるようなサービスの開発を進めています。

「Google」というサービス名が「ググる」と動詞になるように、「NOSPOT」は「スポる」と世界共通の概念なれば嬉しいな、と思っています。

……。

いや。さすがに「スポる」はダサすぎますね。

僕のネーミングセンスはさておき、「NOSPOT」はダサいと思わせない、洗練されたデザインも目指しています。

デモ版の公開もしていますので、ささいなことでもご意見いただけると嬉しいです!

ー操作方法ー
①右上の👤をクリック
②サブメニューの好きなことをクリック

あと、いつか「NOSPOT」が動詞になった際の、センスのいい日本語も募集してます(笑)

ながもんでした。

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