『ワーケーションを突きつめて考えたらその先にあったもの』

・リモートワークがもたらした素敵な働き方。ワーケーション。

・そうか、ネットさえあればどこにいても仕事ができるのなら、どこにいてもいいのか。

・それに世界が気づいたことは大きな意義がある。

・僕もワーケーションしたい。

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・サーフィンとかはしないので、山のほうがいい。

・都会から離れて。

・緑深く。

・雄大な山々に囲まれ。

・しかし、それなりに人はいて。

・天気が良くて。

・大きな災害もなく。

・安く借りられるログハウスがあって。

・季節がダイレクトに感じられ。

・ご飯が美味しい。

・道は広くどこまでも長く。

・キャンプできる場所がそこらじゅうにあり。

・車でちょっと行けば温泉があり。

・ネット環境も問題ない。

・時々は集まって話ができる友達もいてほしい。

・そんな場所で、ゆったりと仕事がしたい。

・いや、仕事をしなくていいならしたくない。

・でもそんな理想的な場所があるだろうか。

・いや、まてよ。あるな。。

それはまさにうちの実家の周辺の風景だった

・わざわざ知らない土地でワーケーションしなくても実家でいいな。

・上に挙げた環境が全部ある。

・今思えば、なんて理想的な場所に生まれ育ったのだろうか。

・いや、いま都会にいるから贔屓目に見えてしまっているのかもしれない。

・でも、冬にしんしんと雪が降る外の光景を眺めながらコタツで漫画を読むあの時間に。

・夏にいきなりものすごい夕立が来て、縁側に寝転んで雷がガンガン落ちるのを他人事のように眺めるあの時間に。

・自衛隊さんのトラックに手をふると、笑顔で手をふり返してくれるあの光景に。

・帰れるものなら帰りたいのかもしれない。

・2週間ぐらいでいいから。どうにかならないだろうか。

(end)




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