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長期戦略の実現に向けて、いまCOHINAに必要なこと


はじめに

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大学在学中の2017年11月に、155cm以下の女性向けファッションブランドを開始。
販売初日の滑り出しは好調で、現在も成長率は右肩上がりです。
そして創業2年で月商5000万円まで成長しました。
2019年度の実績を振り返ると、売上は前年比の2.2倍、顧客数は2.8倍です。


急成長しているCOHINAというブランドについては勿論ですが、今回はご自身についても詳しくお話頂きました。


新卒で入社したのはGoogle

>これまでのご経歴を教えて下さい

私は大学時代、(峰松さん)の下でインターンとして働いていました。
newnの中の ”kinema” というスキンケアブランドでマーケや商品開発のサポートを行うなど、1号インターンとして幅広い経験を積ませて頂きました。

大学在学中、インターンとして働きながらCOHINAを立ち上げたのですが、就職が決まっていたこともあり、COHINAは副業として運営し続けることにしました。そんな私が新卒で入社したのはGoogleでした。

非常に魅力的な会社で、COHINAと両立することができる職場環境でしたし、マーケティングに強い会社ということもあり、学ぶことが非常に多かったです。

中小企業のマーケティングサポートを行いながら、並行してCOHINAを運営しました。
毎日のようにnewnのオフィスに通い、ブランドコアに関することや今後の施策についてミーティングしていたのが今では懐かしいです。

就職して1年半ほど経ったタイミングで「フルコミットでCOHINAを伸ばすことに全力を注ごう」と考えるようになり、COHINAに戻る決意をします。

事業成長を加速させたマーケティング施策

COHINAの立ち上げについては、これまでたくさんの方にお話しさせて頂いたので、是非ご覧いただけると嬉しいです。

私達のブランドは、様々なマーケティングの施策のおかげで少しずつ成長してきました。
メインはSNSを活用した認知向上です。いわゆるSNSと言われるツールは一通り活用しています。

特にインスタライブの活用には注力しているのですが、直近はリアルタイムで閲覧してくださる方(同時視聴数)が200〜300名ほどいらっしゃり、配信終了後も5,000〜6,000名の方が動画を閲覧してくださるようになりました。

購入してくださる方はもちろん、初めてブランドを知ってくださる方は圧倒的にInstagram経由が多く、SNSが認知やリピートに大きく寄与しています。


また、COHINAの強みはファンコミュニティのエンゲージメントの高さです。
この1〜2年でゆるがない基盤が構築されたのではないかと感じています。

例えば、お客さんだけのLINEグループがあったり、オフ会が開催されるなど、COHINAというブランドを中心としたコミュニティが存在しています。

こうして、ファンになってくださる方々との距離が近いことで、ニーズを拾いやすくなり、私達が商品へダイレクトに反映するという、好循環に繋がっています。

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中長期の事業展望について

考えていることは大きく2つです。

・リアル店舗展開
・海外展開

まず店舗の立ち上げですが、こちらは中長期で検討しています。
COHINAの場合、ぴったりサイズの服が少ないというターゲット的に「試着するまでは安心できない」という声を頂くことが非常に多いです。

他のブランドより試着ニーズが高いからこそ、ショールームのような形で実際に手に取って頂き、購入はオンラインで完結する、という体験を提供していきたい。

リアル店舗を通じて、オンラインだけでは賄うことができなかったユーザーニーズにも応えたいです。リアル店舗からオンラインという、これまでとは逆の流れを生み出すことが出来たら理想的だと考えています。


そして海外対応についてですが、特に中華圏の方々からのお問い合わせが増加しているという背景から検討しています。
国内だけではなく、海外でも同じような悩みを抱えていらっしゃる方が多いと知りました。

しかし、現在のCOHINAは海外の配送に対応しておらず、ニーズにお応えすることができていません。


今後はこの2つの実現に向けて、まずは今自分たちに出来ることを着実に積み上げていきたいと考えています。

長期の戦略を実現する上で、短期で成し遂げたいこと

まずは以下の3つに注力していきたいです。

・組織力の強化
・マーケティングの強化(特にオフライン)
・海外ニーズの検証

【組織力の強化】

COHINAは立ち上げフェーズから、ようやく事業を加速させるフェーズとなりました。
だからこそ、このタイミングでマーケティングを中心に組織力を強化したいと考えています。

アイテムの売れ行きは、商品企画チームとマーケティングチームで確認を行っており
数字の結果が伸び悩んだ時、「商品が悪かったよね」と結論づけるのは簡単ですが、常にマーケティング施策も合わせて振り返ります。ですが、そのアイテムの魅力をちゃんと伝えられていたか、そもそも顧客が欲している商品だったのかを振り返る体制にしています。

このこだわりの強さが、COHINAの成長に欠かせない要素でもあります。
さらにCOHINAのファンになって頂けるような取り組みを増やしていくためにも、組織の基盤を整えていきたいです。

【マーケティング(オフライン)の強化】

マーケティングに強いブランドでありたいというのは前述の通りですが、特にオフラインにおける顧客とのタッチポイントを深め、エンゲージメントを高めていきたいと考えています。

(時節柄、しばらく様子を見ながら施策を検討していく形になりますが)ポップアップなど、まずは単発で開催できるイベントを通じて、少しずつ効果を確かめていきたいです。

ポップアップをきっかけに、ファンになってくださる方がいれば非常に嬉しいですし、中長期で検討しているリアル店舗の展開にも活かしていけたら良いなと思います。

【海外ニーズの検証】

海外からのお問い合せが急増しているからこそ、日本初のオリジナルブランドとして、海外でどれだけの需要があるのか検証していく1年にしたいと考えています。

また、国内外関係なく、身体的な悩みで服が買えない世界をなくしていきたいので、ゆくゆくは小柄に限らず、自分の体で悩んでいる人がファッションを楽しめるような、課題解決型のブランドとして展開できたら嬉しいです。

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こんな人と一緒に働きたい

ブランドの成長に伴い、コミット力が高く得意なマーケティング領域がある方に、是非力をお借りしたいと思っています。

特に、1つの媒体に特筆性ある方や、広告運用に強みがある方などにもお話を伺いたいので、興味をお持ち頂けた方は、是非ご連絡ください。


まだまだこれからというフェーズだからこそ、幅の広さを活かして自由に設計して頂ける環境です。
UI・UXもまだまだ不十分だと認識しており、それぞれのお客様に対して、さらなる価値提供を追求することが出来ると考えています。

どのような方針で進めるべきかも含めて話し合いながら、マーケティングの戦略設計からエグゼキューションまでをご一緒に進めていけたら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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