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原価低減を確実に達成するならKPIはどうでしょう?


NEWJI KPI

KPIの設定数値は高すぎず低すぎない、
なんともいいようがない絶妙な水準に設定することが望ましく、
チームメンバーがやる気をなくすことも、
時間を持て余すこともありません。

KPIは(Key Performance Indicator)の略称で、
日本語では「重要業績評価指標」と定義されています。

KPIはKGIを達成するためのプロセス途中の状態を判断するための指標になりますので、まずはKGIをしっかりと把握した上で、KPIの数値を落とし込む必要があります。

経営にはさまざまな種類の業績評価指標が使われますが、
KPIはその中でも非常に重要となる指標の一つで、
目的や目標の達成・成果に向けて、プロセス(過程)が確実に遂行されているのか、適切に実行されているか、数値として計測することで、進度の度合いを確かめる役割があります。

KPIは一定の期間の中で達成するべき指標を数値化して落とし込みます。
通常は月次、スピードの速い企業では週次、
理想を述べるなら日次で計測してもいいぐらい重要な指標と言えます。

設定した期間ごとにパフォーマンスが評価され、
実績数値が悪い場合は対策や方向性を変えたり、
改善策の策定と実施を求めることになります。

KPIの設定は細かければ細かいほど明確になる

KPIの設定は、主にマーケティングや営業の場でよく使われていました。

WEB MARKETINGを中心とする会社であれば、
自社サイトを中心とした施策を実行していますが、
その中でも目標指標としてはわかりやすい「新規お問合わせ件数」を目標数値と設定し、月間30件を目指したとします。

その場合、
サイトへのアクセス自体が減ってしまうと目標達成が見込めなくなるので、
検索エンジンからの流入数をKPIとして設定し、
Googleアナリティクスを利用して達成するべき数値を細かくチェックして、
評価指標をみる必要があります。

また、営業の立場では、
既存の得意先や新規顧客(ターゲットが違う場合は2つのKPIを設定する必要あり)への訪問回数や成約率、解約件数などを細かくチェックしたり、
製造業では機械稼働率や不適合品の発生率、
営業からのクレーム件数などをKPIにしている場合もあります。

シンプルに考えるKPI設定

KPIの設定をおこなっても、実際に効果や成果がでなければ、
設定すること自体が無駄に終わっては意味がありません。

ですので、設定こそが一番重要な作業でもあり、
さらにはその効果を最大限に高められるように、
ポイントを4つに絞ってシンプルに考えてみましょう。

●POINT 1
高すぎず、低すぎない絶妙な感覚で数値を定める

●POINT 2
解釈の混じる余地のない指標にする

●POINT 3
ここまでか!と言うぐらいに小分けにする

●POINT 4
毎日その数値をみなければならない環境を整える

KGIやKPIの設定には、ある程度コツがあります。
よく言われるのはSMART理論です。

SMARTとは…

Specific:明確な
Measurable:測定可能な
Achievable:達成可能な
Relevant:適切な
Time-bound:期限を定めた

のそれぞれ頭文字を取ったもの。

SMART理論に沿ってKPIの数値を設定することが、
効果的なKGI・KPIを生み出すコツとなるでしょう。

それに対してではありませんが、
NEWJIのUSP(Unique Selling Proposition)はというと… 

Speed:スピード
Imagination:想像
Marketing:マーケティング
Promote:推進
Love:愛
Endless:果てしなく

そうです、やっぱりシンプルイズベストなんです。

原価低減を確実に実行するためのKPI設定とは

さて、ここからはNEWJIが考える調達購買部署のKPI設定についてです。
先ほどのべたように、
営業部門やマーケティング部門でKPIの指標がよく使われておりましたが、
購買部署にはおそらくKPIを使っている会社は多くはないでしょう。

コストダウンは、
購買部署に課された唯一利益を直に生み出す大きな仕事です。

年々そのコストダウンが重要視されているのは間違いありません。

ただ、コストダウン寄与額を、毎年確実に成果として結果を出し続けている会社はそう多くはないでことも間違いありません。

ここでは、
購買部署が確実に会社の利益を生み出すためにKPIを設定した場合、
各購買マンの評価指標として十分な仕事をしているか、
そうではないかも判断することが可能です。

NEWJIの調達購買コンサルティングでは、
最初の段階でKPIを確実に設定しています。

また、その一連の動きを自動化する機能を持ち合わせているのが、
QCDトータルマネジメントシステム「NEWJI」となります。


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