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エージェントに思うこと ①転職エージェントよりハローワーク、民間サイト

こんにちは。
今、上京プランAはうまくいかなかったため、早速、プランBに向けて動いている最中です。
しかし、状況によっては、もしかしたらプランBの核となる、noteの有料化はやめるかもしれません。
若干迷走ぎみな状況ですが、プランBにも多少関わる「エージェント(代理人)」について書きます。
「転職エージェント」、「退職エージェント」そして「妄想エージェント」の3つを取り上げる予定ですが、今回は転職エージェントについてです。
転職したいなとか仕事辞めたいなと思っている方に少しでも参考になれば幸いです。


転職エージェントとは

まずは転職エージェントです。
本来、就職活動や転職活動をする際は、自分自身で求人誌や求人サイト、ハローワークを介し、あるいは直接企業に連絡して働きたい旨を企業に伝え、企業と求職者がやりとりします。
しかし、転職エージェントは企業と求職者との日程調整などのやりとりはエージェントを介して行います。
求職者の就職が決まればエージェントは一定の報酬を得られるしくみで、一部有料エージェントもありますが、無料の所の方が多いと思います。
そのため、面倒なやりとりはエージェントにお任せ、しかも就職相談や面接対策も出来て最高みたいなのが、売り文句です。
Googleなどで「転職したい」とか「仕事辞めたい」とか調べると広告収入目的と思われる転職エージェントに誘導する記事がごまんと出てきます。
あたかも転職エージェントが絶対みたいな風に思わされますが、それだけに頼るのはやめておいた方が得策です。
特に仕事辞めたくて仕方ない人はエージェントに頼りきりにせず、焦らず一度立ち止まった方がいいと思います。

転職エージェントは個人的におすすめできない


もちろん合う合わないはありますが、転職エージェントは個人的にはおすすめしません。
あたかも転職相談を親身にしてくれるかのような言い回しですが、少なくとも私があたったエージェントは外れでした。

理由① 利益を求める営業である


彼らはいわゆる「営業さん」です。カーディーラーや保険、携帯ショップのそれとあまり変わらないと思った方が正解です。
そのため、求職者の幸福より営業成績を求めがちになります。
もちろん資本主義社会なのである程度需要と供給のバランスがあるのでしょうが、行き過ぎている感は否めません。
少なくとも短期離職など経歴に「傷」がある場合、よほどいいエージェントでない限りなかなかいいところは紹介されないのが現実だと思います。

理由②  ゴリ押し、親身な相談はない

経歴にもよるでしょうが、私の場合は関心もないのにやたらとITエンジニアの派遣型正社員を勧めてきました。
そして、「もうこれ以上の求人はない」「これで就職先決まらなかったらどうするのか」と圧をかけてきます。
そして、別の就職先が決まったものならこれまでの怒涛の連絡が嘘かのように、それっきり連絡はなしです(これは当たり前といえばそうですが、かなりあっけない終わり方です)。

理由③  必ずしも優良企業の紹介されるとは限らない

上記の営利目的である点にも関わりますが、空気感最悪の企業、適性問わず誰でも雇うような企業、面接時に求人票のグループ会社を勧めてくる企業などもあります。

理由④ 面接対策で違和感を感じた

「面接時は求職者は企業を選ぶ姿勢ではいけない。企業は貴方を選んでるのだから受かる為の姿勢でいなければならない」とみたいな事を言われた事もあります。
これは個性はいらない、志望校に受かる為に小手先の受験テクニックで合格を勝ち取れと言われた気分で、あまり気分のいいものではありませんでした。
もちろん、企業は求職者を選ぶ立場ですし、最低限の受け答えはできた方がいいです。
しかし、面接というのはその企業を知る機会でもあります。
人事担当者が面接する場合は、雰囲気が掴みにくい事もあります。しかし働く現場の責任者、上司が面接を担当する場合、この方となら一緒に働きたい/働きたくないなというのも感じることができます。
そのため、求職者が企業を選ぶ場でもあると思います。
内定が出た時に判断する事もあれば、著しく印象が悪い場合、こちらから選考辞退を申し出ることもありです。

理由⑤ 履歴書と職務経歴書を変えられた

今は便利な時代で、履歴書や職務経歴書をパソコンやスマートフォンで入力できる時代です。そのため、大まかな骨組みさえ組んでおけばある程度の使い回しは効きます。
そのため、履歴書や職務経歴書をエージェントに提出して「添削」みたいなこともしてくれます。
慣れてない人には嬉しいサービスですが、フォーマットが大幅に変えられたり、よく読むと盛りすぎていたり、事実と事実が混同されていて、事実が変えられていたりすることもありました。
第三者がかむと誤解や齟齬がどうしても発生します。
私もきちんと確認すべきだった所ですが、不本意な履歴書や職務経歴書になっていて、これは自分ではないと感じました。

理由⑥ 企業とのやり取りが不透明

もしかすると要望すると出てくるのかもしれませんが、企業とエージェントがどうやり取りしてるかもよく分かりません。
対応が後回しにされてる不安もあります。推しておきますと言われても昨日今日で出会った人の事をどのように推すのかいまいちピンときません。

理由⑦ 連絡が遅くなりがち

どうしても間に仲介が入るので連絡は直接応募に比べるとスピード感に欠けますし、齟齬が生じることもあります。
エージェントですぐに就職が決まるという謳い文句はあまりあてにしない方がいいでしょう。
若年層ですぐに就職決めたいなら、エンゲージなどに載っているような新規営業かけるベンチャーに行けば多分決まります(保証はしません。また話聞く限りは物凄く大変そうでした)。

就職相談ならハローワーク


もし、就職相談するならハローワークの方が幾分マシだと思います。特に面接対策や企業の探し方などどうすればいいか分からない若年層であれば「わかものハローワーク」は一度行ってみても損はないと思います。
相談員の方が企業紹介をしてくれることもありますが、きちんと希望などを言っていれば、ゴリ押しされることはめったにないでしょう。

民間の転職サイトも併用するとなおよい


ハローワークにもデメリットはあります。異常に条件悪い企業なども紹介されることもあります。また、ハローワーク非掲載の企業も数多くあります。あと若干、国のサービスなので、市場感覚はやや薄い感じはあります。
そのため、ハローワークで相談する際は民間の転職サイトと併用でいいと思います。
因みに私は民間転職サイトを「軸」にしてました。
エージェントは利用してもいいとは思いますが、エージェントだけに頼るのはやめといた方がいいです。

転職には心とお金の余裕が必要

転職するにあたり、心に余裕がなく、慌てて活動すれば判断を誤ってしまいます。
どうしても辞めたくて仕方ない時は、在職しながら転職活動するのではなく、一度やめて活動するのも一つの手です。
そうすることで、多くの企業に触れる機会や自分を見つめ直す余裕がうまれます。
しかし、転職するにも交通費など意外とお金がかかります。一度辞めた場合は収入も基本的には途絶えます。
お金に余裕がない場合、繋ぎでバイトをする、実家暮らしをする(ただ今回のプランBの実行は親元を離れているからやり易い面もある)など選択肢を考えることも必要です。
また、適性があれば別の稼ぎ方をするのもありなのかもしれません。
実は私も今回の上京は「プランA」がだめなら「プランB」でいくことを決めていたので、今回はまだそこまで悲観的にならず、なんとかやっていけています。
昔に比べると金銭的にも心理的にも何とかなっています。
万が一、追い詰められた時にプランBは考えていれば、少しは冷静な判断ができるとは思います。

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