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転職と年収について
・転職して年収アップしたがブラック企業だった
・転職して年収アップしたが仕事がつまらなかった
・転職して年収アップしたが人間関係が厳しかった
「転職して年収アップ」という話を聞いた時に考えなければならないのは、好条件のウラ(好条件を提示しなければ採用できない理由)です。
”ウラ”というと「詐欺まがい」「だまされるな」といったふうに見えるかもしれませんがそういうことではありません。
ただ、キャリアアップ転職を考える際に打ち出されるイメージに異議を唱えたいだけです。
「年収」=「あなたの価値」ではない。
「年収」=「そのポジションの責任」×「その会社の給与水準」
つまり、そのポジションの責任にあなたが見合いさえすれば会社はあなたを採用します。そして、その会社の給与水準があなたの現在の給与よりも高ければ年収は上がり、低ければ下がるというだけです。
つまり、「ウラ」というのは、「ポジションの値段の意味」ということです。
「ポジションの値段」は、業界・職種を軸に決まってきます。
もちろん、少数の企業でしたらマーケット相場とは関係なくお手盛りで社長や上司が「どん!」と支払うこともあるでしょう。
このあたりの事情を自分なりに考えて、そのポジションに期待される役割が自分に見合う、そして、それが現年収を上回る話であれば、結果的に年収があがるというだけです。
年収アップのために資格を取るとか、年収アップのために今の仕事で認められようというのは緩やかには役立ちます。これは今の会社の給与水準がそこそこ以上の方には役立つ方策だと思います。
一方で、もし給与が極端に低い場合は、業界や会社の給与水準を考えて、転職先を選ぶことが重要です。自分が一定の領域で結果を出せるのであれば、低い評価しかしてくれない会社にとどまる必要はありません。
努力は報われると信じるだけではなく、報われるように努力することも大事です。精神論で全てがうまくいくほど、世の中は甘くないですよね^^
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