転生ディレクターの座談会 〜「夢」を叶えるために、「元」エンジニア仲間を増やそうと思います〜｜ Member Interview #15
こんにちは！HR担当のmomoです。
今回は、アカウントディレクターの中でも、元々エンジニアとして就業していた経験のあるcosmoさんとteteさんに、座談会形式でお話ししてもらいます！
座談会とは言いつつ、teteさんが九州にお住まいなこともあってオンラインでの対談となっておりますが、対面で話しているくらい熱いお話が聞けると思います！
では早速お話を……の前にまずはお二人に自己紹介をしていただきましょう！
cosmo（画面左上）
2024年2月にNewbeesにジョイン。
現在は恋活・婚活マッチングサービスの「marrish」を担当。
休日はライブで光る棒を振り回したり、常に麻雀仲間を探したりしている。
tete（画面右上）
2019年2月にNewbeesにジョイン。
ディレクターにジョブチェンジしたのは、2023年の12月。
現在は30歳以上限定の大人の婚活マッチングサービスを担当。
齧歯類が大好き。趣味はゲームで、よく会社のメンバーとオンラインで遊んでいる。
── お二人とも準備万端みたいですね！本日はよろしくお願いします。
早速ですが、まずはお二人のNewbeesでの仕事内容について教えてもらえますか？
cosmo
2人とも担当プロジェクトは異なりますが、おもに恋活・婚活マッチングサービスのアカウントディレクターとして仕事をしています。要件定義や内容のすり合わせから始まり、リリース作業中の報告やトラブル対応など、案件の開始から終了まで幅広い業務を担っています。
tete
仕様書の更新やドキュメントの整理もやりますし、案件に対する振り返りのMTGも対応したりと、本当に幅は広いですよね！
その他にも、ディレクターによってはUI/UX施策をデザイナーチームと協力して実施したり、Google Analytics 4による分析を行ったりしているメンバーもいます。
私の先輩であるtoyocさんや、ディレクターチームの父親的存在のmasaさんの記事もありますので、ディレクターの仕事について「もっと知りたい」方はぜひご覧ください！
── 記事の紹介までありがとうございます！
Newbeesでは、アカウントディレクターとして活躍しているお二人ですが、以前はエンジニアをされていたんですよね？
tete
はい！私は学生時代にゲームにハマったことをキッカケに、「ゲームを動かす」方に惹かれて、新卒でSESの会社に入社しました。
そこでは、PHPを用いてブラウザで遊ぶ少し古めのゲーム開発を2年半ほどやっていました。
その後、より新しいサービスや技術を利用した開発がしたいという想いからモバイル開発に興味が湧き、Newbeesに転職しAndroidアプリの開発をしていました。
cosmo
僕も最初はJavaから勉強しましたね。プログラムの考え方を覚えられる良い言語ですよね。
tete
私は最初はPHPで……宣言が必要ない言語から入っているので、Javaを触ってみて、やっぱりタイプセーフな言語はいいなと思いました！
PHPはJavaと比べるとバグが起きた時の調査が大変で……もしかしたら今はもっと楽になってるかもですけどね！
cosmo
本当にそれですよね。僕はPHPは苦手寄りの人間で……こう、知らない間に地雷が埋め込まれている印象があります（笑）
── ディレクターのお二人ががっつりエンジニアの会話をしていて、ちょっと面白いですね（笑）teteさんはアプリ開発に挑戦したかったとのことですが、実際やってみてどうでしたか？
tete
やっぱり慣れるまでは大変でしたね……。でも、自分がやりたいことをやれることが嬉しかったし、普段触り慣れているものを作るのは楽しかったです。
── 私もHRとして、できるだけご本人のやりたいことが挑戦できる環境づくりを意識しているので、そういっていただけて嬉しいです！
続いては、cosmoさんの経歴についても教えていただきたいです。
cosmo
僕はSIerの子会社に入社してから、JavaやVB.NET、C#などで開発をしていました。最初に配属された部署が「火消し部隊」みたいなところで、大体3ヶ月ごとに忙しいプロジェクトに移っていました。
言語もプロジェクトも都度変わるので、毎回新しいことを学ぶ必要があり正直大変でした。
tete
言語も複数やって、その上でいろんなプロジェクトにも関わっているって想像するだけで大変そうですね…。
cosmo
そうですね。その後は落ち着きたいというのもあり、一旦地元に帰ったんですが、少し経って技術者としてもっと成長したいと思うようになり、東京に戻って再度エンジニアとして就職することにしました。
この時は僕もSESとしてGoとVue.jsを使っている会社に参画したのですが、当時両方未経験だったので、仕様を学びつつ、言語の勉強もしなきゃで、大変でした（笑）
── 色々なプロジェクトを経験されたことが今に活きてそうですね！SESだと、ずっとプログラマーをされていたんですか？
cosmo
いえ、SESの最後の方は、ほとんど実装はせずにPLとして、要件定義や仕様書作成、エンドユーザとのやりとりなどをしていました。
tete
じゃあ、Newbeesでいうディレクターみたいなことは以前からされていた感じですかね？
cosmo
そうですね。SESの最後の方もですし、地元に戻った時に勤めた会社ではメンバーが少なく、PLとして全部自分でやる必要があったのでディレクターに近い仕事を実はちょこちょこしていました。
── cosmoさんはプログラマーからPLまで幅広く対応されていたのですね。経歴について詳しく教えてくださりありがとうございました！
お二人ともエンジニアの経験をしっかりされていますが、ディレクターへキャリアチェンジした理由が気になります。
tete
最初にSESとして入社したところが結構大きな会社で、いろんなタイプのエンジニアがいました。技術を突き詰める人や、コミュニケーションが得意でそれを活かす人など……。そこで働いていた時に、当時の上司に「今後成長していく上で、技術を学んで突き進むか、あるいは上流工程を担当する側に回るのか、視野に入れて経験を積んだほうがいいかもね」と助言をいただきました。
仕事をする内に、私はがっつり技術者タイプとは違うと気がつきました。技術タイプな人って、本当にプログラムが好きで休日も進んでプログラムをしているような方だと思うんですね。
私はそういう人たちに、技術者としては勝てないと感じてしまいました。ただ、IT業界を諦める気持ちは全然なく、その時に上司に言われた助言を思い出したんです。
それで、自分を活かすなら、直接手を動かすんじゃなく、今までのエンジニア経験を活かしながら、コミュニケーション力を発揮できる上流工程の仕事をいつかしたいと感じるようになりました。
cosmo
じゃあ、Newbeesにジョインする前から上流工程をやりたい気持ちはあったんですね。
tete
そうですね。Newbeesにジョインする前から、何年かはモバイル開発をやりたいけど、ある程度経験を積んだらスケジュール調整だったり、ビジネスパートナーとの打ち合わせだったり、仕様を決めたり、そういう上流部分の仕事をしたいと考えていました。
cosmo
なるほど。teteさんはNewbeesでエンジニアからディレクターに転向していますが、自分から提案したんですか？
tete
いえ、実は自分からは言ってなくて！丁度いいタイミングでCOOのkingさんに「ディレクターとかどう？やってみない？」って声をかけてもらいました。
cosmo
タイミングが凄いですね！（笑）
経営メンバーがteteさんがディレクターとしての適性があると判断したってことですよね。すごく誇れることですね！
tete
ただ、その時はすぐに飛びつくのがちょっと恥ずかしくて、「あ、うん、いいですね？」みたいな反応しちゃって……内心すごく嬉しかったんですけどね！
自分がやりたかったことを、会社側から提案していただけて本当に嬉しかったですし、タイミングとしても最高でした！
私の場合は同じ会社の中でジョブチェンジしたんですけど、cosmoさんは違いますよね？
── teteさんのジョブチェンジは私も自分のことのように嬉しかったです！
そういえばcosmoさんはNewbeesから本格的にディレクターに挑戦されてますよね。
ん……？あれ……？
tete
どうかしましたか？
── あ、いえなんでもないです。
cosmoさんの場合は、先ほど話していたPL業務がキッカケでジョブチェンジされたのですか？
cosmo
そうですね。当時PLの方が、他業種から転職されたばかりだったので、最初はサポートをしていたんです。ただ、このPLの方が任せてくれるタイプで、サポートをしている内に、大部分を任せてもらえるようになりました。
tete
とても頼りにされていたんですね！
cosmo
だといいのですが（笑）
なので、開発は別のSES会社のシニアエンジニアに任せて、僕は他部署との連携や、SaaS企業の担当者とのやりとりなど、PL業務に専念する体制になりました。
ドキュメントを残す文化がない企業だったので「このプロジェクトでは僕が色々と用意しますね」と伝えて仕様書を書いていました。
そこで、「楠本さんと一緒に仕事をするのが今までで1番楽でありがたい」と言ってもらえたんですよね。
僕結構褒められるのに弱くて、内心「やったぜ！」という気持ちになっていました（笑）
tete
褒められるのってやっぱり嬉しいですよね。モチベーションにもなるし、しっかり成果が上がっている証拠ですし！
あと、エンジニアから「1番楽」って言われるの、私はすごい褒め言葉だと思います！
cosmo
自分もエンジニアだったので、同じ気持ちです（照）
ジョブチェンジしたキッカケはもう1つあって、この頃にとても優秀なエンジニアの方を目の辺りにして、僕も技術者タイプは違うなって思い始めていたんです。
ちょっと悪い言い方かもしれなのですが、ここではトップになれないと思いました。でも逆に、技術者をサポートすることが、自分の適性に合ってるのではないかなって思えました。
そう思えたのはSES会社のシニアエンジニアが褒めてくれたからなので、あのときの経験は本当に大事だったなと感じます。
── cosmoさんが新しいチャレンジをするきっかけになったシニアエンジニアの方に感謝ですね！ところでなんですが……teteさん、さっきから背景動いていませんか？さっきからなんとなく気になっていたんですが神社……ですよね？
tete
バレてしまいましたか……せっかくのオンライン座談会なので、福岡のアピールもできればなと！！
実は今、宮地嶽神社から座談会に参加してます！
cosmo
な、なんだって〜！
tete
御朱印集めが好きなので、みなさんと合流する前にちゃっかり宮地嶽神社の御朱印もGetしてきました！
── Newbeesではバーチャル背景を皆さんよく使っているので最初は「それかな？」と思っていたんですがまさか実写とは（笑）今日も暑いので、熱中症には気をつけてくださいね……！
そして御朱印帳めちゃくちゃオシャレですね！
cosmo
話を戻しますが、ジョブチェンジした理由は道筋は違えど、teteさんと結構一致しているところがあるなと感じました。
tete
そうですね。自分は技術者タイプではないですが「エンジニアやITを辞める」ではなく、経験を次に活かしたいっていうところが一緒ですね！
── お二人ともエンジニアが好きなまま、それを活かす別の道を探して転職されたんですね。実際Newbeesに転職してから、エンジニアの経験を活かせたエピソードなどはありますか？
cosmo
そうですね……仕様書更新のフローですかね。
Newbeesでは現在仕様書はAsciiDocで記載して、ファイルをGitHubで管理しています。
ところがジョインした当初は、各々が直接masterブランチを上書きしていたのですよね。エンジニアだとブランチを切らず、レビューをしないGitHubの運用は違和感があるので「なんとかしないと！」と思いました。
tete
私もGitの運用フローは知っていたので、cosmoさんと同じでmasterに直接更新っていうのを見てびっくりしました！
キャッチアップ時に先輩ディレクターに質問したのですが、今まで誰からも疑問が出ていなかったということもあり、皆さん特に気になっていなかったようです。
cosmo
そうだったんですね。でも今まで使っていないものですし、そりゃ知らないし気にならないですよね……！
tete
そうなんですよ。そういうところを、私たちみたいなポジションでフォローできたっていうのは、1つ役割としては大きいのかなと思います。
cosmo
運用開始してから3ヶ月ほど経ちますけど、今は全員がブランチを切って、プルリクを作って、レビューする運用を違和感なくできています。実際やってみると、レビューがあることで品質が上がっているんじゃないかと思います。他の人が担当した案件の仕様を深く知ることができるというメリットもありますしね。
tete
最初は反対意見もありましたが、実際導入したら「良いですね！」と言う声もあり嬉しかったです。しかもNotionの運用が近々始まりますが「今の運用が良いし、仕様書はこのままでいいんじゃない？」と言っていただけてそこまで繋がったのが凄いと思いました。
cosmoさんが熱量を持って提案してくださったおかげです。ありがとうございます！
cosmo
こちらこそ、賛成派がいてありがたかったです！
今やっていることを変えるのはコストもかかりますし、どうしても現状の否定という形になってしまうので、全員が賛成してくれる訳ではないです。ただ、そういった時に同じ考え方で味方になってくれる人がいるというのは、とても心強いです。
tete
ディレクターメンバーは、気になったことや意見があれば積極的に発言をしてくれるので、みんなで話し合いつつ決められるのでいいですよね。
cosmo
あとは、丁度今やっているIssueのテンプレート更新もありますね。
エンジニア目線で「こうした方がいいかな？」と思うところを見直しました。実際ベトナム戦略部のioさんからUnipos（※）で、ベトナムのメンバーから「前よりわかりやすくなった」と評判だという感想をいただいて、1人で喜んでいました（笑）
Uniposは、ピアボーナス®を軸とする全社参加型カルチャープラットフォームです。カルチャーを変え、人と組織の力を引き出します。
tete
えっ、見てなかった……確認しますね！……あっ、本当だ！拍手しておきました！
cosmo
ありがとうございますー！
こういう感じで、今までディレクター目線だけで作られていたものが、エンジニアにも寄り添った内容に変更できているっていうのは嬉しいですよね。他ポジションも含め、みんなが使いやすくするといのは、個人としても会社としても良いことだと思っています。
tete
私も自分がエンジニアをやってる時に、「使いづらいな」って思ってた部分などありました。そういうのを今後自分のいるプロジェクトでも直していきたいと考えていたので、前例ができてちょっと安心しています。
── お二人とも、Newbees で既にたくさん提案していただいているんですね！実際ディレクターとしてお仕事をしていて、目標や挑戦したいことはありますか？
tete
今後はデータ分析を元にビジネスパートナーに提案をできるようになりたいと考えています。
cosmo
僕から見ればteteさんはもう十分活躍されているのでは、と思っていますけどね。
tete
そういっていただけて嬉しいです！
実はcosmoさんが入社する3ヶ月前にディレクターに転向したんですよね。 まだジョブチェンジして1年経ってないんです。
cosmo
そうだったんですね！それは驚きです！
僕も最近、 Redshiftを使っていて、ある程度自分でSQLを書けるスキルがあると楽だなって思ったんですよね。ディレクターはエンジニアにお願いしないとデータを取得できなくて、どうしても時間がかかってしまいます。それをディレクター単体でできるようになるのは、強みになりそうと感じています。
tete
やっぱりSQLで自分が本当に欲しいデータを取得できるのはすごく良いですよね！
ただ、それを一部の人だけができる状態っていうのは良くないとも思います。昔、「teteが教えて、みんなが出来る環境にできるといいよね」って話があったんですけど、なかなか時間が取れなくて……。
cosmoさんにも入っていただけたので、協力して、ディレクター全員が簡単なSQLを投げられるようにしたいという夢があります！
全員が難しいSQLを書く必要はなく、SelectとWhereがある程度使えるようになるのが理想です。私もまだ簡単な文しか書けないので、もう少し勉強して複雑なSQLを書けるようになりたいです。
cosmo
いいですね！分からないことがあればいつでも聞いてください！
他にも、SQLを使っているとテーブルの構造なども分かってくると思うので、今後仕様を考える時にも活かせそうな気がします。興味がある人にはどんどん伝えていく、みたいな形にできるとディレクターチーム全体のスキルアップになりそうですね！
── 元エンジニアのお二人がいるからこそできるチーム全体のスキルアップですね！
ちなみにcosmoさんは他に目標や挑戦したいことはありますか？
cosmo
ディレクションとは少し離れてしまいますが、今NewbeesはPMの役割が明確になく、曖昧な状態になっているのでメンバーの総意で進めていくという流れになっています。
よりメンバーの負担を減らし、PJを円滑に回すためにも、Newbees内でPM の先駆けをやっていきたいというのが僕の目標です。
tete
今全体を管理している人は、手を動かしながら並行して進めている方が多いですよね。PMの仕事には、例えばメンバーの意見を聞くことや、スケジュール調整の仕組みを作ることが含まれますが、実際にはそこまでの時間がなかなか取れないですよね……。そこをcosmoさんが対応してくださったら、より自分がやりたいことをする時間も増えそうですね。
cosmo
そうですね。本来はディレクションが得意なメンバーが全部やらないといけなくて時間が削られて大変、みたいな状況になってしまっているので、そこを分担して時間が空くことで、よりプロジェクトそのものについて考える時間が増えたらいいなって思います。結果的に、今まで時間が足りなくてできなかった挑戦的なことができるようになるといいですね。
── cosmoさんに挑戦したいことも聞けてよかったです！
エンジニアからジョブチェンジしたお二人ですが、これからの目標や、やりたいことは結構違うんだなという驚きもありました。
それでは最後に、未来のともに働く仲間へ、メッセージをお願いします！
tete
希望していたディレクター職で楽しく働けているのは、先輩の丁寧なレクチャーや、HRの毎月のヒアリングなど、多くのサポートがあったおかげです。 もしNewbeesにご興味を持っていただき、ご縁がありましたら、私も全力でサポートさせていただきます。一緒に働けることを楽しみにしております！
cosmo
今のディレクターチームは、僕らのような元エンジニアのほか、元デザイナーや元営業など様々な経歴を持ったメンバーが揃っています。
得意な分野で見ても、内部の仕組みを整えたい人、新しいアイディアを生み出せる人、データを分析するのが好きな人など、いろんな目線を持ったメンバーが集まっています。
全員が「自分が得意なことを活かしながら、協力して仕事をする」ことができる環境なので、過去の自分の経験を活かしつつ、新しいことにチャレンジしたいと言う方はきっとNewbeesで楽しく働けると思います。ご応募お待ちしております！
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