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5月の読書感想文「汝、星の如く/星を編む」 #77

 
食中毒6daysを乗り越えたわたちゃんこです。

読書感想文の前座(?)として食中毒の話書いてたらそこそこ長かったのでまたいつか…❕



何もできなくてひたすらYouTube見てたんだけど、YouTuberさんはこんなに頑張ってるのに自分は今何もできてないってへこんだりしていました……。

人生の本質とは!!!健康!!!!!!
 

と、カズチーだよね

 
5月のお気に入りの1冊…というか2冊は
凪良ゆうさんの「汝、星の如く」とその続編「星を編む」です。

2023年に本屋大賞(の本は全部おもしろいと思ってる!)を受賞し、いろんなメディアに掲載されてたのでどこかでこのタイトルを耳にした人も多いんじゃないでしょうか!


この本はどうかみんなに読んでほしい…!
(流浪の月も大好きなので合わせて読んでほしい)

ので具体的なストーリーのネタバレは避けますが、2冊とも“正しさ”より自分を信じようと思わせてくれる本でした。

「登場人物にろくでなしが多すぎる」ってコメントも見たけど、そこが人間味があって好きだった。

現実の人間だって自分の信じる正義が実は正義じゃなかったりするし、正義を語っていたはずが悪者になってたりする。
自分は綺麗な人間だと勘違いしている人は多いと思う。
 
 

正しく生きられなくても、あなたと人生を間違えたい

恋愛小説、というとレッドオーシャンで書き尽くされているような気もするけれど、世の中の恋愛小説を全て読んだ人でも満足できるお話でした。

今まで読んだことのない恋愛小説!!!

大体幸せになってハッピーエンドか、別れたり死別したりエンドがお決まりだけどその枠に収まらない1冊……これは読んでもらわないと伝わらないねー!!!


櫂と暁海の2人の境遇は、あまりにも厳しくて苦しいもので。

歪められた認知の中で育った子供が、人生を取り戻すのにどれだけの時間と努力の積み重ねが必要か。

この2人がようやく辿り着いた高円寺での日々に救いのようなものを感じました。
 

荷物の重さを知っているのは、それをずっと抱え続けてきたからだ

わたしの荷物も誰かと分かち合えたらと思ったことがある。そうできたら楽だし。

でもわたしは自分の足で立ちたい。今はまだ難しいかもしれないけど、守られるだけの人より守る力のある人になりたい。

それは何より自分自身を守るためでもあり、わたしの荷物を、弱さを人に肩代わりさせないことでもある。

だからこの荷物は誰かに持たせるものじゃなくてわたしが持つもの。
わたしが自分で手放していく努力をしなきゃいけないもの。

生まれた時から持っていない人を見ると羨ましくなる。生まれた時から平等なんてないし、わたしの人生は他の同世代より難しいところがいくつかあったと思う。
でもこの荷物を愛おしいと思う時もあるし、これから手放していく人生の目的もくれた。

16歳で鬱になった頃、学生を卒業したらそこまでと思って生きてきたけど、荷物を両手いっぱいに抱えていたから辛かっただけで、一つひとつ手放していけばいつか長生きしたいと思えるかもしれない。そのときに向けて、少しずつ荷物を手放していけたらいいな。

きっと現実にもわたしみたいに荷物を抱えてる人がいる。

わたしがおばさんになった時、そんな子に手を差し伸べてあげられたら。

大人になるのも楽しみ…になってきたかもしれない!!!
 

にゃーん

さいごに

続編の「星を編む」は「汝、星の如く」を読んで辛かった人用の救いみたいな本なので、とりあえず「汝、星の如く」だけでも読んでほしいな〜!!!

な!!!

きょうはパスタスナック食べたら口の中いたたになりました…!

美容室とまつぱにいったし、マルシェお届けしたし勉強頑張ったしで充実した1日でした🤍

それでは!!!来月の本は何にしようかな〜📖

またね✌🏻

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