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新作童話屋さん
2021年2月4日 23:32
半年後。「あなたは、今日は5階のそうじをお願いね」元気な声がおそうじがかりの部屋から聞こえてきます。「カラ!レオノール女王がお呼びよ。相談したいことがあるんだって」アデルの声です。「あら、今日は忙しいんだけど、、、わかったわ」カラは5階の鍵の束を新入りのおそうじがかりたちに手渡すと女王の部屋へと向かおうとします。「あとは私がやっておくから、ゆっくりしてらっしゃい」
2021年2月3日 11:32
数日後カラ、レジーナ、アデル、アビー、そしてフィンの5人は、レオノール女王から勲章を授与されるために大広間にいました。着なれないドレス、フィンはタキシードを着ています。カラの名前が呼ばれました。女王がいる祭壇へとカラがゆっくりと向かいます。ふと横に目をやると、ヤヌーに代わり大臣となったのは元々レオノール女王の下で大臣をしていたもののアビドラたちによって失脚させられた
2021年2月3日 00:23
大臣の部屋にある椅子を使い、シャンデリアに括りつけられた魔法の杖を取り外すと、カラは窓の外で待ち構えていたフィンの背中におんぶされ7階の女王の部屋へと降りました。カラの到着を待っていたレオノール女王。カラに感謝の言葉を伝えると、魔法の杖を手に取り呪文を唱えます。醜い姿の獣は、一瞬にして紫色の煙に包まれました。数秒後、煙の中から元の人間の姿へと戻ったレオノール女王が現れま
2021年2月1日 17:17
カラは再び集中し考えます。私が大臣ならどこに隠す?光り輝く宝石の付いた杖を隠すのに最適な場所。わからない!カラは頭を抱え、天井を見上げました。光り輝く宝石...カラが見上げた天井には、それはそれは豪華なシャンデリアが取り付けられていました。「何をしてる、そこをどけ!」ヤヌー大臣は、部屋の前でそうじをしているアビーに向かい命令しました。「申し訳ございません。