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おちらしさんのチラシ(2024年6月号・舞台)

おちらしさん舞台版6月号でお届けするチラシラインナップです!おちらしさんスタッフのひと言コメントを添えて、ご紹介します。

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梅棒「シャッター・ガイ」
2024/6/21~7/7@IMM THEATER ほか
★いっせいに飛び出す、一見してまるでバラバラな登場人物たち。けれどバランスの取れたカラーリングでまとまりの良さも感じさせる、賑やな一枚です。
演劇ユニットせのび「夏に冬は思い出せない」
2024/7/12~7/15@神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI ほか
★マフラーに麦わら帽子、アゲハチョウに雪だるま。気になるタイトルを体現する不思議なイラストが、淡々としてどこか柔らかな雰囲気をまとっています。
新国立劇場「デカローグ7~10[プログラムD、E交互上演]」
2024/6/22~7/15@新国立劇場 小劇場 THE PIT
★ベッドの上のうなだれたテディベア。小さな室内の更に小さな空間を切り取ったイラストから、いよいよ最終章に突入するオムニバス・ドラマの静謐な気配がにじみます。
新国立劇場「森山開次 新版・NINJYA」
2024/6/28~6/30@新国立劇場 中劇場
★ちりばめられたカラフルな忍者たち。摩訶不思議なその姿から伝わるワクワクが、身体の表現を味わうダンス公演のワクワク感にそのまま繋がっていきます。
GORE GORE GIRLS「土曜の夜に出す手紙」
2024/7/3~7/7@OFF・OFFシアター
★幼いこどもがポストに背伸び、手紙の宛先は「ゴアゴアガールズ」。削ぎ落とされたデザインから、ふと目を留めてしまうユーモラスな雰囲気が伝わります。
PARCO PRODUCE「オーランド」
2024/7/5~7/28@PARCO劇場 ほか
★古い写真を思わせる粗い画面の中、遠くから視線を向けるオーランドの姿。人物とこちらの間に横たわる「時間」をも意識させられるかのようです。
「ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』」
2024/7/3~7/21@東急シアターオーブ
★笑顔のデロリス、気難しげな修道院長、個性たっぷりの聖歌隊!登場人物たちの魅力とハーモニー、舞台の豪華さが詰めこまれた華やかな宣伝ビジュアルです。
「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』6~ハッピーレール大作戦~」
2024/7/4~7/15@天王洲 銀河劇場 ほか
★ネオンのように輝くレールと、それと同じくらいに輝く"鉄道路線"たちの笑顔。鉄道路線擬人化コメディの舞台最新作にふさわしい、明るい作風を予感させるデザインです。
劇団アレン座「いい人間の教科書。」
2024/7/6~7/14@すみだパークシアター倉
★ゾクリとする赤色をよく見れば人間たちの姿。臨場感ある写真が、添えられた劇中の台詞が示すサスペンスフルな状況を映し出しています。
すみだトリフォニーホール「組曲「惑星」~ボイジャー楽章付き<世界初演>」
2024/7/7@すみだトリフォニーホール 大ホール
★星と並んで浮かぶのは無人惑星探査機ボイジャー。ホルストの代表的組曲と、科学が宇宙に寄せた思いの結晶とが出会うさまがビジュアル化されたロマンあるチラシです。
劇団☆新感線「劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎 バサラオ」
2024/8/12~9/26@明治座 ほか
★灰色がかった色調の人物に蛍光ピンクが対比となって、新感線ならではの豪華で渋い魅力がぎゅっと濃縮されたビジュアルです。二ッ折を開くことで美しい全体像も。
NODA・MAP「正三角関係」
2024/7/11~8/25@東京芸術劇場 プレイハウス ほか
★タイトルの通り「三角形」のイメージに満ちた、NODA・MAPらしい抽象性とドキリとする緊張感のあるデザイン。チラシ中面、そして裏面まで要注目です。
シアターキューブリック「ベイクド・マンション」
2024/7/17~7/22@恵比寿・エコー劇場
★まずはパステル調の全体のトーン、次いで緻密に描きこまれた線が目を引くチラシです。柔らかな雰囲気と迫力とが一緒になったイラストはチラシの中面全体にも。
「BOLERO ―最終章―」
2024/7/18~7/25@有楽町よみうりホール ほか
★青と白を基調とした背景・衣裳の中、躍動するいくつもの瞬間が重ねあわされた彫刻のような身体。ふたりがこちらを見据える眼光も目を引きます。
「ミュージカル『ラフヘスト ~残されたもの』」
2024/7/18~7/28@東京芸術劇場 シアターイースト
★キャンバス地に塗ったようなグラデーションに、薄くも確かに刻まれた「L'art reste(ラフへスト)」の文字。シンプルな中に儚さと力強さのイメージが同居しています。
KAAT神奈川芸術劇場「KAATキッズ・プログラム2024『らんぼうものめ』」
2024/7/20~7/28@KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>
★あれはオバケ? これはカエル? 上には……手? ちぎれたフェンスや青黒い夜の空気がちょっぴり怖さをかもしだして、夏休みのドキドキにピッタリな気配です。
世田谷パブリックシアター「マシーン・ドゥ・シルク『ゴースト・ライト』
ル・グロ・オルテイユ『図書館司書くん』」
(ゴースト・ライト) 2024/7/26~7/28@世田谷パブリックシアター
(図書館司書くん) 2024/8/8~8/10@シアタートラム
★黒いシルエットに、黄色の文字が光のようにコントラストを効かせる「ゴースト・ライト」。もう片面は一目でフフッと心があたたまるコミカルな表情が使われた「図書館司書くん」です。カナダからやってくる二作品それぞれの個性を捉えたチラシです。
「まちがいさがし」
2024/7/27~7/28@北池袋 新生館シアター
★絵やタイトルロゴのざらざらとしたアナログ感と、一部が大きく切り取られて全体像が見えない配置が印象的。日常の目線と質感が伝わってきます。
新国立劇場「こどものためバレエ劇場 2024『人魚姫 ~ある少女の物語~』」
2024/7/27~7/30@新国立劇場 オペラパレス
★「人魚」のイメージからは意表を突かれる青空の背景。海上へ出たお姫様が空気の中を泳いでいくような、バレエならではのポーズの美しさも引き立てるデザインです。
「BALLET TheNewClassic 2024」
2024/8/2~8/3@新国立劇場 中劇場
★高く脚を上げる、バレエでは見慣れたポーズ。それが「BALLET」の文字ともどもどこか見慣れない姿に。「新しい定番(The New Classic)」の名を体現するような一枚です。
神戸セーラーボーイズ「舞台『銀牙 -流れ星 銀-』」
2024/8/2~8/11@AiiA 2.5 Theater Kobe
★灰色がかってくすんだ青の夜空と巨大な白い月、それらを背にした黒いタイトルのコントラストが静けさと緊張感を強めます。
「海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド ~海と人がとも に生きる~』」
2024/8/8~8/12@有楽町よみうりホール
★見ているだけでワクワクする、ファンタジックな装飾いっぱいのきらめく姿の登場人物たち。海中の大冒険の予感に心 躍ります。
う潮「疾走」 2024/9/27~9/29@スタジオ空洞
★淡いブルーグリーンの水面に重なる不思議な青の線、実はユニット名。文字と絵の間のような、水や波を石に刻み付け たようなロゴは一度見ると忘れられません。
神奈川県民ホール「サルヴァトーレ・シャリーノ作曲『ローエングリン』」
2024/10/5~10/6@神奈川県民ホール 大ホール
★不安定に揺らめくタイトルロゴの間に、濃紺の中に淡く浮かびあがるエルザの姿。チラシデザインは美術関連のアート ディレクションも多く手掛ける畑ユリエ。
「ジョン・レノン 失われた週末」
2024/5/10~
★ざらついた質感の映像が呼び起こす、ファンが知っていて知らなかった「あの頃」。文字を減らした表のデザインが映像の雄弁さを語ります。裏面には少しコミカルな"相関図"も。
「オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター」
2024/6/14~
★劇場の漆黒を照らす妖しくも華やかな光。アンドリュー・ロイド=ウェバー自らが製作に携わった映画化作品、美しくリマスターされた映像への期待も膨らみます。
「WALK UP」
2024/6/28~
★舞台となるアパートの外観が、劇中と同じくモノクロの写真で。ある瞬間を切り取ったようでいつつ自然と目線を上下に動かされる、不思議な躍動を感じる一枚です。
「エンドレス・サマー デジタルリマスター版」
2024/7/12~
★目を惹きつけるピンク・イエロー・オレンジ、そして黒のシルエット。伝説的サーフ・ムービーの印象的なタイトルデザインがそのまま手に取れるチラシの形に。
「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」
2024/8/9~
★主人公・結衣の情熱がまっすぐ飛んでくるような爽快なレイアウト。赤ペンの入った文字たちと、裏面の新聞記事を思わせるフォントにも注目です。


「おちらしさんのよみもの」もどうぞお楽しみに…!

印刷会社の目線で気になるチラシをご紹介する「勝手におちらしさん」
株式会社サンコー 有薗悦克 様
「おもいをカタチにする印刷会社」株式会社サンコーの3代目社長。「勝手におちらしさん」をX(旧Twitter)で投稿したり、平和紙業とコラボしたインターネットラジオ番組「紙と印刷とラジオ」(ツイキャス・ポッドキャスト・youtubeで配信中)のパーソナリティを務めながら、紙にしかできない表現を日々追求している。

「おもいをカタチにする印刷会社サンコー(@sanko_sumida)」
サンコーの公式X(旧Twitter)では、「勝手におちらしさん」以外に、毎朝の空の色をCMYKで語ったり、工場の日常をつぶやいたりしています。デザインにちょと役立つ情報もある(かも)。ぜひフォローお願いします。

「とびだせわたしたち」文筆家・僕のマリから見た、おちらしさん
僕のマリ 様
1992年福岡県出身、文筆家。
著書に『常識のない喫茶店』『書きたい生活』(ともに柏書房)など。また、自主制作の日記本も発行している。

6月号からお届けのパッケージが新しくなりました!


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