見出し画像

小学校受験の面接では、学校説明会に参加したかが超重要な評価ポイント

小学校受験の「面接」での強烈な“武器”について、まとめてみます。


小学校によって、面接の配点比率は異なる


神奈川の某キリスト系小学校は、面接の配点比率が高く、面接で手ごたえがあれば、子どもの学力が悪くても合格をいただけます。

このことを、私たち家族が受験する前の年に受けたお友達家族から聞いていました。

「学校説明会や体験授業など、『全部参加しました』と言ったら、合格貰えたよ!」と。

娘のお受験の時に、その言葉を信じ、すべての公開行事に参加し、その旨を面接で伝えると、確かに合格をいただけました。


東京の某共学校でも、面接で熱意が伝わり、手ごたえがあれば、合格をいただけます。

息子の小学校受験の時も、面接時にパパは「御校の公開行事に“全て”参加させていただき、教育方針について、夫婦でたくさん学ばせていただきました。」と伝えました。

息子はペーパーで手ごたえがなかったようでしたが、無事合格を頂きました。

どちらも共通することは、こういうことです。


小学校受験は、年中から始まっている

年中のお子様向け学校説明会、年中のお子様向け授業体験など、最近は増えています。

面接時に活きるのは「年中、年長と2年間、御校の公開行事に“すべて”参加させていただきました」という、通ったという姿勢が、熱意となって面接官に伝わります。

お友達家族と話したとき、某パパが「おれ、面接で、本校の学校行事に参加されましたか?と聞かれて、『はい!妻がすべて参加しました!』と、ドヤ顔でと伝えたら、あっけなく落ちたよw」と、言ってました。

学校側は、パパは熱意がなかった、と判断するということです。


パパが公開行事に参加することが大事


ママが公開行事に参加することは、普通です。

当たり前です。

お受験熱が高いのは大半がママで、志望動機をスラスラ伝えられるのもママが多いのが、現実だと思います。

仕事で忙しいパパは、面接直前にHPやパンフレットを読み込んだ付け焼刃で、面接することも珍しくないのです。


私たち夫婦も沢山の学校を受験して感じたのは、多くの学校が「学校説明会に参加しましたか」だったり、「公開行事で印象に残ったことを教えてください」と質問する学校が多いということです。

しかも、「その質問がパパに集中している」ことに、気づきました。

ママは、学校に通って当たり前。

パパはママの話をインプットしている家族が多い。

だからこそ、パパが足しげく通っているかは聞けばわかる、ということですね。


どの学校行事に参加したか把握したうえで面接で評価している


私たち夫婦での失敗談です。

娘の小学校受験では、足しげく通った小学校がありましたが、息子の小学校受験ではその学校の公開行事には全く参加せず、お受験をしました。

娘と息子の性格が全く異なるので、息子の時はその学校を受ける気はなかったのですが、万が一受験日程の変更などで、11月初旬の受験校のフォーメーションが崩れることを恐れ、念のため願書を出していたのです。


東京校ですと、10月に親子面接が行われ、11月に子どもの考査が行われるのが大半です。

娘の時に散々その学校に通っていたので、学校のことはしっかりと理解しています。

でも、息子の時は通っていません。

案の定、某共学の小学校での質問で、パパに「公開行事に参加しましたか?」と質問がありました。

焦ったパパは、「はい、全部通わせていただきました。」など、娘の時を思い出して都合よく回答しましたが、面接官からカウンターパンチが飛んできました。


「その公開授業で、印象に残った学生についてお答えいただけますか」と。

面接官はわかっていたのです。

面接をしている家族が、どの公開行事に参加しているか、面接中に確認しています。

だから、(この家族、一回も公開行事に参加してないのに、平然と嘘をついて参加したと言ってるな。よーし、この質問したれ!)と、印象に残った学生を言えるのか?と質問を重ねてきたのです。

冷や汗もののパパは、あたふたして、撃沈したのでした。

学校側から考えると、明確でしょう。

勉強ができて、系列の中高に上がり、いい大学進学率をたたき出してくれる子は、確かに欲しいです。

ただし、そういう優秀な子は、偏差値や人気が上の小学校を目指すことが少なくないです。

合格を出しても、辞退されることもあります。

そのため、学校への熱意の高いご家族を優先して合格を出したい、と。

入りたくてたまらないご家族にぜひ入ってほしいと、考えるのは普通です。

ですので、仕事で忙しいパパでも面接を突破する秘訣をまとめます。


年に数回しかない公開行事は、絶対に参加する


公開行事は多い学校は年10回ほどありますが、ほとんどの学校が年3-4回ほどです。

小学校受験にかける時間とお金を考えたら、その3-4回は何が何でも仕事を調整して、参加してください。

そして、面接時に、自ら「公開行事に全部参加しました!」と熱意を伝えてください。

面接で公開行事に参加したかを聞かれるまで言わないなんて勿体ないことはせず、短い面接時間ですので、聞かれてなくても「全部通いました!!」と自ら伝える必要があります。


通えば合格できる学校もある。

そう考えると、とてもシンプルな戦いだと気づきます。

年中のころから2年間通い続けました!、は意外とやっていないパパが多いので、強い武器になります。

是非使ってみてくださいね。


関連記事


関連記事も、ご参考になさってください。

皆様のお受験がうまくいきますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?