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ちょっと走り過ぎた。

ランナーズハイだったから
疲れも感じなかったし楽しくて仕方なかった。

だけど途中少しだけ、
楽しすぎて「なにか忘れていることがある」
ってことに気がつき始めてた。

だけど走るのが楽しかったから
あまり気にもせず、走り続けた。

だけど、気になりだしたら止まらない。
その「なにか」がずーっと気になってた。

正直、ちょっとだけ気づいてた。
だけど、やっぱり走るのが楽しくて
ずっと走ってた。

そしたら小石にぶつかって転んだ。
だから走る脚も止まった。

そしたら突然、疲れがぶぁっと吹き出して
全然走れなくなった。

汗が身体中から吹き出して、
乳酸もたっぷり溜まってるのを感じた。

もっと走りたいのに、
走れないことが悔しかった。

ふと考えてみた。

走ってる途中の給水場で
一呼吸置いてたらもっと走れたのかな?
次は休んでみようかな。って。

頑張ることに意味がある時代に産まれて
頑張ることが美学な環境に育って
頑張るのが得意な体質に産まれて

だけど、頑張ることが上手ではなくて

"頑張る"のフィジカルポイントは高いんだけど
"頑張る"の偏差値が低い私は
こうやって上手な頑張り方を少しずつ覚えている。

なにごとも、体で覚えるしかない体質だから。

うまくいった時はそれなりのご褒美がもらえる。

パソコンを開かないと決めた。
だけど今、この文章をパソコンで書いている。

走ることよりも文を書くって遊びを優先したから、
それを効率よくするためのツールとして開いた。

走るのは楽しい。
これからも走り続けたい。

だけど、
走る以外にも楽しいことは沢山ある

それに対する気持ちに素直に従ったから
今こうやって走るためのツールで遊んでる。

頑張り屋さん量産の時代に産まれたけれど
そろそろ需要も減ってきたみたいだから
楽しみ屋さんの本領を発揮するために
また走って転ぼうと思う。

七転び八起きって、そういうことなのかな?


RPGの世界には宝箱が落ちているけど、私の世界にはコインが入った宝箱は落ちていないから、旅の途中で必要なエリクサーとか船を手にいれるために力を貸してもらえたら、嬉しくて見えないところで小躍りします☺︎♡