ICLレポ その3
いよいよ手術です。なんだかんだ緊張しました。視力を誤って失ってしまったら…と。でもそれは幸いなことに(今のところ)杞憂で終わっています。
3)手術日
術後は顔も髪も洗えないので最大限きれいにしてから手術へ向かいました。
手術を待っている間に散瞳薬を数分ごとにひたすら点眼します(自分で)。散瞳がいまいちであれば順番が前後することもありますが大体30-60分以内に手術前室に入るかと思います。
手術前室では点眼麻酔薬を看護師がしてくれます。ちょっとしみるくらいでこんなものかしらって感じです。
実際に手術に呼ばれて、医師にあいさつをしようにも裸眼なので全く見えません。歯医者のような椅子に座って手術が始まります。
顕微鏡がすごく眩しくて、明るいところを見ててくださいねと言われながら清潔操作が始まります。たくさん消毒され目を触られながらぐりぐりされますが、全く痛くはありません。ただ圧をかなり感じます。
気づいたら切開され(本当に言われるまで気づかない)、ひたすらまっすぐみている間にレンズがすっと入ってきます。そしてレンズを固定するためにかなりぐりぐりと押されます。正直しんどいです。そんななかでもひたすら眩しい光を見続けていて、こちらもしんどいです。ただ、片目5分程度で手術時間自体は10分もかからず終わります。本当に一瞬っていう感じでした。
終わったら3種類の点眼を数分ごとに何回か自身で繰り返します。このときは遠くはまあまあ見えるものの、近くはすごく見えにくいし、なんか目も乾燥しているようなごろつきが残るしで気分がいいものではありません。
医師の診察を受けて、帰宅になります。電車で帰るとき、窓から見える遠くの景色が結構はっきりと見えて感動しますが、スマホの画面がすごく見づらくて苦労します。
「え、近く見えにくいって聞いてたけど、これがずっと続くの?!やんなきゃよかったわよ」と何度も思いました。そんなわけはないのに。
指定された時間に点眼をし続けてその日は保護ゴーグルをかけて就寝しました。私はうつ伏せ寝の傾向があるので、保護ゴーグルをかけて寝ることで予防しました。
そして翌朝、開眼時には見えなかった時計が素でみえて、本当に感動します。次回は注意点とまとめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?