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今話題のD2Cとは?【D2Cの意味から成功事例までを紹介】

こんにちは、NETSHOP FACTORYの仲谷です。

こんな方はぜひご覧ください!
・ネットショップの出店を検討している方
・D2Cを詳しく知りたい方
・Web制作会社に依頼を検討している方

このnoteでわかること
・D2Cの意味
・D2Cの成功事例
・D2Cで成功するポイント

そもそもD2Cとは何なのか?

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近年、ネットショップ界隈では、D2Cというビジネスモデルが話題になっていて、導入している個人や企業が増えています。しかし、D2Cは決して新しいビジネスモデルではありません。D2Cのポイントは下記の3点です。


①D2Cのビジネスモデルとは
D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、小売店など第三者を介さずに消費者に直接的に販売するビジネスモデルのことです。消費者と直接やり取りをすることで、自社で企画・開発した商品を直接販売することで、大量生産・大量消費を前提とされている商品とは一線を画したビジネスモデルとなっています。


②D2Cがもたらすメリット
仲介業者を介さないため、消費者へ会社のコンセプトやブランド思想を直接伝えることができ、商品の企画・開発に消費者の要望や意見を反映させることができます。また、注文受付から商品お届け後のアフターフォローまで、総合的にやりとりをするため、上手く関係を構築していくことでリピーター獲得に繋がります。

また、アメリカでネットショップを展開している企業には、原価率や工場での製造工程をオープンにすることで、徹底的に透明性をアピールすることをブランドコンセプトを展開している企業もあり、D2Cならではのブランディング戦略として注目を集めています。

③D2Cの市場規模
スマホの普及、SNS利用者の広がりによって、情報量が増え、消費者のニーズの多様化に繋がっています。D2Cのビジネスモデルでは、柔軟な商品企画・販売が可能なため、多様化するニーズに対応することができます。そんなD2Cの市場は、2025年には3兆円を超える予測がされています。

D2Cのビジネスモデルの成功事例

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近年注目を集めているD2Cは、アパレルや生活雑貨などの企業が導入しています。D2Cを導入して、企業がお客様に直接商品を販売することで、業績を延ばしている企業も多いです。D2Cを導入している企業は、海外企業が多くなっていますが、日本企業の導入も着実に増えています。

海外企業の事例

①Glossier(グロッシアー)
ニューヨーク発のコスメブランドで、Glossierの創業者 であるエミリーワイズ氏は、スタイリングアシスタントの経験を活かしたファッションブログを運営して、サービスサイトに100万人のユーザーを集めました。日本ではあまり馴染みがないブランドですが、D2Cの成功事例として世界的に有名です。


②Warby Parker(ワービー・パーカー)
ニューヨーク発のアイウェアブランドで、D2Cのパイオニアとして知られるブランドです。2010年に、大学生4人で創業したWarby Parkerは、2015年にFast Company誌上で、「世界で最もイノベーティブな会社」に選出されているように、革新的なビジネスモデルが評価されているブランドです。


③Quip(クイップ)
電動歯ブラシの定期購入サービスを提供していて、顧客データを管理することで、デンタルケアのエコシステムまで構築した企業です。Quipの商品を購入したユーザーは、提携の歯医者で定期的なチェックやクリーニングを受けることができ、追加料金を取られるアメリカの歯科医保険に一石を投じています。


日本企業の事例

①COHINA(コヒナ)
低身長・小柄な女性に特化したアパレルブランドで、低身長でも美しく着こなせるサイズで作り、小柄な女性を綺麗に見せる洋服を通して、自分らしい時間をコンセプトにしています。また、1シーズンだけでなく長く着てもらうために、お客様個人を想った服作りをしています。

②BULK HOMME(バルクオム)
日本でD2Cという言葉が浸透していない頃から、展開している日本では先駆者的なコスメブランドです。デザイン性が高く、高品質な乳液や化粧水を販売し、インフルエンサーを活用したマーケティングを積極的に行っています。D2Cビジネスモデルから始まったブランドですが、現在は小売店にも商品を展開しています。


③snaq.me(スナックミー)
最近流行している定額制サービスですが、snaq.meは「おやつのサブスク」として人気を集めています。おやつ診断をすることで、毎月変わる100種類のおやつの中から厳選された8つが自宅に届きます。子どもの頃に楽しみにしていたおやつの時間を、現代のニーズに合ったおやつ体験としてワクワクの時間をお届けしています。


D2Cを成功させるためには

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D2Cの「自社で作った商品を自社で売る」というビジネスモデルは、昔からあるビジネスモデルのため、目新しいビジネスではありません。しかし、デジタルマーケティングを駆使することで、新たなビジネスとして形ができてきます。現在D2Cで活躍しているブランドには、下記の2点の共通点があります。

①消費者が共感するストーリーがある
活躍するブランドには創業者の強い思いがあり、商品を通して作り手の想いを感じることができます。その作り手の想いに消費者が共感し、他の誰かと共有したい・語り合いたいという連鎖を生むことで、リピーターの獲得に繋がります。

②データに基づいた戦略立案ができる
D2Cで成功するためには、データに基づいた戦略立案が不可欠です。自社サイトを訪問したユーザーだけでなく、SNSでターゲット消費者の嗜好を調査できたり、直接コミュニケーションできたりします。大量のデータをうまく活用して、多様化するニーズに対応していくことが鍵になります。


まとめ


①D2Cは仲介業者を介さない直接販売のビジネスモデル
②多様化する消費者ニーズに対応できる
③活躍しているブランドには共通点がある

ネットショップにD2Cを導入することで、多様化する消費者ニーズに対応した量産型ビジネスとは違うビジネスモデルを形成することができます。しかし、いきなりD2Cサイトを構築することは難しいため、Web制作会社に相談・依頼することが一般的です。

NETSHOP FACTORYはShopify(ショッピファイ)専門で、D2Cにも対応したネットショップの制作をしています。リーズナブルなプランから完全カスタマイズの本格プランまで対応しているため、Shopifyでネットショップ開設を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください!

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