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絶好調の波に乗る戦闘民族 優プロ4連勝で個人首位浮上【Мリーグ】
絶好調の波に乗り、「戦闘民族」の勢いは止まりません。
U-NEXT Pirates・鈴木優プロが2023年12月21日(木)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第109戦でトップを獲得しました。
優プロは4連勝。個人ポイントも305.4となり、個人MVP争いの首位に浮上しました。
今季絶好調の優プロ。この試合でも戦闘民族の名にふさわしい果敢な攻めを見せ、勝負どころでは効果的なあがりを決めて勝利しました。
第109戦はセガサミーフェニックス・醍醐大プロ、U-NEXT Pirates・鈴木優プロ、赤坂ドリブンズ・園田賢プロ、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロの並び順。
東1局に親の醍醐プロが優プロのリーチをかわし、4000オールをあがって幸先良いスタートを切りました。
続く東1局1本場。今季駆使している鳴き仕掛けで優プロがすぐ巻き返します。
優プロは中を1枚目から鳴き、4筒・7筒待ちで聴牌。2巡目に切っていたフリテンの7筒をツモる勝負強さを見せました。中・ドラ2・赤ドラ1の2000、4000(+300)です。
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ところが、東2局の親でまたも醍醐プロとのめくり合いに敗れました。
醍醐プロは園田プロから満貫をあがり、リードを広げました。
東3局を迎え、持ち点は西家・醍醐41900、北家・優28300、南家・堀18900、東家・園田10900です。
逆転を狙う優プロに絶好の配牌が入りました。ドラと赤ドラを1枚ずつ持ち、筒子が好形です。
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優プロは1巡目に5索を重ね、2巡目に6索をツモってトイツの九萬を1枚外しました。
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タンヤオを確定させ、タンヤオ・ピンフ・ドラ1・赤ドラ1のあがりを目指しています。
戦闘民族らしい高打点にこだわった攻めの打ち筋です。
優プロは3巡目にカンチャンの3筒をすばっと引き入れました。
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もう1枚の九萬を外し、目いっぱいに構えました。この手に勝負を懸け、徹底的に攻め抜く姿勢です。
4巡目に9筒をツモり、イーシャンテンです。
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いち早く聴牌したのは鳴き仕掛けで索子のホンイツに向かっていた3着目の堀プロです。5巡目に2索をチー。カンチャンの8索待ちです。
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優プロも5巡目に8索を暗刻にして聴牌。一色手の堀プロに通っていない6索を切り、1筒・4筒・7筒待ちでリーチしました。
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ノータイムで危険牌を押すところが戦闘民族の真骨頂です。
優プロは6巡目に一発で高めの1筒をツモ。リーチ・一気通貫・一発・ツモ・ドラ1・赤ドラ1の3000、6000です。
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優プロの持ち点は40300点になりました。2着目に落ちた醍醐プロに1400点差をつけて逆転。トップ目に立ちました。
東4局に西家・優プロは鳴き仕掛けで南家・醍醐プロ、北家・園田プロの2人のリーチをかわし、三つどもえのめくり合いに勝利。
醍醐プロからラス牌の七萬を打ち取り、タンヤオの1000点(+2000)です。
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点数は安いものの、2着目の逆襲を阻止して直撃したほか、供託も2本回収する効果なあがりでした。
優プロがトップ目を守って迎えた南3局1本場(供託2) 。持ち点は北家・優41800、西家・醍醐37400、南家・堀11400、東家・園田7400です。
この一局で優プロの勝利を呼びこむあがりが出ます。
いち早く聴牌したのは優プロです。4巡目に絶好の2索をツモり、5索・6索待ちです。
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トップ目の優プロはさすがに慎重を期して黙聴に構えました。役はないので出あがりできません。
ラス目で親の園田プロがすぐ追いつきました。5巡目に1筒をツモり、1索・4索待ちでリーチしました。
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園田プロは三色は崩れたものの、リーチ・ピンフ・ドラ1・赤ドラ1の親満確定の手です。
その直後、優プロが5巡目に5索をツモりました。ツモ・ドラ1の500、1000(+3300)です。
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起死回生の手でリーチして一回もツモれず、あがりを阻止された園田プロはがっくり。まさに「なんなん」です。
親の勝負手を空振りにして、連荘を阻止した優プロ。値千金のツモあがりとなりました。
優プロはその後もトップを守って勝利です。
第109戦の結果は優46000、醍醐31800、堀12600、園田9600。
今季のМリーグで戦闘民族の勢いは止まりません。
個人ポイントが284.9で2位のEX風林火山の勝又健志プロも4連勝中。優プロと勝又プロの5連勝チャレンジに注目です。
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