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戦闘民族・優プロが切れ味鋭い大明槓からの逆転トップ【Мリーグ】

 「戦闘民族」が切れ味鋭い大明槓からの逆転勝利です。

 U-NEXT Pirates・鈴木優プロが2023年12月1日(金)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第87戦でトップを獲得しました。

 2着目で迎えた南4局1本場に果敢な大明槓で槓ドラを乗せ、逆転条件を満たす満貫ツモ。トップ目だった今季好調のKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳プロをまくりました。

 U-NEXT Pirates・鈴木優プロ、TEAM雷電・瀬戸熊直樹プロ、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳プロ、セガサミーフェニックス・醍醐大プロの並び順。

 南4局1本場を迎え、持ち点は北家・岡田39900、南家・優30300、東家・醍醐21000、西家・瀬戸熊8800です。

 2着目の優プロはトップ目の岡田プロと9600点差。逆転勝利には5200点の直撃か、満貫ツモが必要です。

 優プロの配牌。北が暗刻、東がトイツで索子のホンイツに向かいました。

 ただし、東は3着目で親の醍醐プロと持ち持ちでした。

 優プロは1巡目に2索、2巡目に7索をツモりました。

 5巡目に絶好の白を重ねました。

 優プロは6巡目に2索をポン。ホンイツ・トイトイを狙っています。

 7巡目に6索をツモり、4索を外してイーシャンテンです。

 優プロは12巡目に8索をツモり、東・白のシャンポン待ちでいち早く聴牌しました。

 けれども、高めの白をツモっても満貫には届かず、岡田プロから白を直撃する以外、トップには立てません。

 逃げきりを図って鳴き仕掛けをしていた岡田プロも12巡目に5索をツモり、カンチャンの三萬待ちで聴牌しました。

 すると、優プロが14巡目に醍醐プロが切った北を大明槓。新たなドラは7索で1枚乗りました。

 思いきりの良い選択が的中しました。槓ドラのおかげで優プロは白をツモれば、ホンイツ・白・槓ドラ1の2000、4000(+300)でトップです。

 大明槓を受け、岡田プロは聴牌を崩してオリに回りました。

 優プロは15巡目に白をツモ。ホンイツ・白・槓ドラ1の2000、4000(+300)で逆転勝利です。

 第87戦の結果は優38600、岡田37800、醍醐16900、瀬戸熊6700。

 戦闘民族の名にふさわしい優プロの力強い鳴き仕掛けと大明槓は素晴らしかったです。

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