7月インプットデイ キャリア教育
7月インプットデイ
月に1回、ゲストをお招きしてワークショップを行う。ワークショップの中で、新しい価値観や考え方、メンバー間の新しい関係ができたり仲が深まったりする一日。
7月のテーマは
「キャリア教育~“働く“を考える~」
今回は、元まなびぱれっと理事、現在は大手人材会社で転職支援やキャリアコーチング、大学生向けのキャリア教育を行っている伊藤結実さんをゲストにお招きしました。
1.就活って?
まずは、就活スケジュールのおさらいをし、実際の面接試験では何を聞かれるのかを知りました。面接でよく聞かれることは、志望動機と自己PR。
今回のワークでは、自己PRをするために必要な、「自己分析」にスポットライトをあてました。
2.自己分析でわかること
よく言われる自己分析とは、“自分”を知ること。
もっと具体的に言うと、“自分”のなかにある学チカ(学生時代にチカラを入れたこと)、価値観(主観)、強みと弱み(客観)を見える化するということです。
今の自分をつくっている学びや経験が、自己分析につながっていきます。
3.自分の価値観と強みを知る「STAR」
自己分析の第一歩は、面接でも聞かれやすいSTAR。これは自分の成功体験を語る手法です。
STARを意識して、そのときの状況を1分で絵にしました。
絵にするってすごく大変…
でもここからが本番。いよいよグループになって他己分析が始まります!
4.他己分析ワークはじめ!
4人グループで一人あたりの時間は12分。
①STAR面接
5分間、さっき描いた絵をもとにして自分の成功体験を今度は言葉にして伝えます。一通り話し終わったら、他の3人が面接官になりきって、できるだけ多く質問してきます。
このとき、面接官は、その人の価値観と強みは何だろうという視点で聞いていきます。
②見えてきた価値観と強み、それを生かす方法を書き出し、伝える。
面接官の番です。相手の成功体験から見えた価値観や強みを話していきます。さらに、それを生かす方法も。
このとき一番大事なことは、
「私が○○さんだったら」を忘れないこと。
この人だったら、たぶんこれができるだろうな、ではなく、
「○○さんとは違う”私“が考える、○○さんの強みの生かし方」であるということ。
そうすることによって、今まで見えていなかった自分の可能性が広がっていきます。
5.おわりに
今回は、大学生の就活に役立つ自己分析のやりかたをワークを通して学ぶことができました。
自己分析というと、ひとりで自分に向き合うというイメージがありましたが、他の人と一緒にやることで多くのことが浮かびあがってきて、新しい自分の姿が見えました。
終わった後は、グループのみんなが書いた、「○○さん分析」の紙で机の上がいっぱいになりました。
いつもにない高速集中の2時間。
とっても濃い7月インプットデイでした!
ねすとでは月に1回、以上のようなイベントを開催しています。
新しい価値観を知ったり、深く考える機会となっています。
ねすとに興味があるかた、いつでもご連絡お待ちしております!
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