6月インプットデイ(2022)「問いを楽しむ」

インプットデーの感想

「問題を生み出す力」の重要性?

今回のインプットデーは、株式会社qutoriの加藤翼さんをお招きし、挑戦において、「集団」と「個」の在り方とはどのようなものなのか?をメインテーマに考えていきました。
まずは、自分の考えを出して、いざ問題解決!…といくのではなく、底から連想できる問題についてリストアップしていきました。実際にやってみると、「個で行える挑戦の限界」や「十人十色は本当に一人一色なのか?」といった、素敵な問いがたくさん出てくる出てくる。問いに対してのイメージや連想の形は人それぞれで、それに触れることはすごく楽しかったです。
その後は、リストアップした問題からさらに連想を重ねていきます。他人の言葉から連想を続けていく。私は大学で数学教育を勉強していますが、自分の解放と他人との解法を比較し、良さを見つけることは、算数・数学でだけではなく、他の場所でも重要であることを感しました。物事を多角的に見ているというか、深い思考が出来ていたなと感じています。

自分の考えた問題を説明しているみなさん。 言語化できないところも伝えていきます!

解の強制発想!?

普通に聞いたら「?」となってしまうと思います。なんか、無理やり答えを決めるって、決めつけや押し付けになりそうですよね。
ですが、これはそういうものではないです。笑
ネタに走ってもいいから、明確な答えがない問いに対して「解こう」とする思いと、その答えを手掛かりにして考えていくことが大事だからこそ、この活動をしているのかなと自己理解しています。
私のグループでは「リーダーになったとたん、自分が集団から外れて、個であると感じてしまう。どうすればよいか」という問いを考えていました。実際にやってみると、無茶苦茶な意見ばかり。全員リーダーとか、ご飯を一緒に食べるといった、どうしたらその問題にアプローチできるのか…?と一瞬考えてしまいます。強制発想なので全く同じ意見を一斉にボードに張り付けていて笑いあうシーンもありました。
グループで一つの問いに対してただ議論するのではなく、たくさんの可能性を同じ場所(紙の上)に共有することがただただ面白かったです。

発表の時間

解を何となく決めたら、実用性は置いておいて、問題を解決させます。私のグループだったら、何でも作ることのできる料理人を雇って、毎週「何かを頑張った人」と同じご飯を食べることと、リーダーが指名した人がメンターになることを提案しました。(解の発想からここまで30分です。笑)
絵を書いたり、どんな思いなのかをそれぞれが話していきます。
面白い意見ばかりで、現実味とかそこではなく「素敵」という感情が先に出てくるような発表でした!

発表をしているねすとメンバーその1
発表をしているねすとメンバーその2

今回の企画で思ったこと。

ねすとという団体は、個人で挑戦をしている人もいるし、たくさんの人を巻き込んで挑戦をしている人もいます。その一つ一つが本当に素敵である一方で、ではねすとはどんな場になっていくべきなのか。改めて考えさせられました。
問題を追及していくことで、自らのチャレンジを実現させていくにはどうすればいいのか、どう行動していけばいいのか考えることが出来るかなと思いつつ、視野が広がる実感を今回も得ることが出来ました。
自分が行うチャレンジにおける「個」と「集団」について、そして巻き込み巻き込まれることの良さ。そして自分自身の具現化。学生のうちに考えることが出来て本当に幸せです。
改めまして、今回ワークショップを行っていただきました加藤翼さん。本当にありがとうございました!また遊びに来てください!

告知

アウトプットデーについて

今週末に、ねすとのアウトプットデーが実施されます!
ねすとのメンバーが思う3か月間の思いを一気に外に出していきます。
詳細はこちらからご覧くださいね~!

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