半分本当
彼女と別れてから1年を迎える。
付き合い始めた日など覚えていなくて、それでもなぜか別れた日は覚えているのだから喜びは悲しみで上書きすることができるのだと思う。
マガジンというからには一度で終わらないひとくくりの話がいくつかあるということだと想像できるだろう。
そのとおりで僕はこれから今までに振られてきた恋愛を書こうと思う。
普段妄想ばかりしている僕がノンフィクションなんてナンセンスじゃないかという批判は受け付けない。
僕が書くうえでそれを事実だとか事実ではないだとか証明するすべはなく、ましてやその時の気持ちや僕の考えとなればなおのこと。存在しないものに事実かどうかという質問こそがナンセンスなのだ。
そんな予防線をつらつらと書きたいというわけではなく、半分本当、半分嘘。そんなように思って読んで楽しんでほしいと思う。
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