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015 点のお話。


毎度のように突然ですが、
この言葉聞き馴染みありますか?

You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
未来を見据えて点を繋ぐことはできない、過去を振り返って繋げられるだけだ。だから、いつかその点と点が繫がると信じなければならない。勇気、運命、人生、カルマでも何でも、何かを信じなければならない。この方法で私は失敗したことがない、私の人生を大きく変えてくれた。

2005年スタンフォード大学卒業式での
スティーブ・ジョブズのスピーチの内容。

あまりに有名だから、
そんなの聞かれなくても、
なんて声もありそう。

あまりに有名だし、
この言葉が核心をついている事は
周知の事実ですよね。

私が今日このnoteを書いているのは、
ここでいう点って何だろうというお話。

スティーブ・ジョブズが
大学を辞めた後もカリグラフィーの
授業を受けていたことが
Appleのフォントに生きているというのも
これまた有名なお話ですよね。

じゃあ、何かその時その場では
価値を見いだせなくとも
取り組んでいたものがいつか生きる。
そうゆう意味なんでしょうか?

よく仕事や勉強でも、
今は意味がわからなくても
後で役に立つから。なんて言いますよね。

確かに、これは一つ真理だと思います。

私自身、訳もわからない3歳の頃から
親に言われるがまま続けていた
沢山の習い事がこの歳になって
役に立つ、そんな場面を経験しました。

嫌々ながらも何とかしていた勉強に
救われたことも多いです。

ここで問題になってくるのが、
じゃあ次、その点はどんな点?というお話。

私が去年1年間お世話になり、
とても尊敬している人が
こんなツイートをしていました。

点と点を繋げるには、
その点は大きい点である必要がある。

読んですぐ、なるほど、と。

何でも中途半端になってしまっては
後になって「あの時のが!」と
思っても役に立たず苦い思いを
するだけかもしれません。

ただ、しばらくして、
本当に大きい点である必要があるのか。
ふと頭をよぎりました。

私はこれまでに、
人より多くの点を打ってきた
という自信があります。

過剰な自信、思い過ごしかもしれませんが
少しでも多くのことをしようと
睡眠時間を削って色々取り組みました。

その結果、まだまだ叶えられないこと
足りない部分、かなり多くありますが、
成し遂げられたことも多少はあります。

私自信、点と点を繋げられたとして、
その点は大きかっただろうか、と。

ここで私は、大きい点も確かに大切。
だけど、人によっては大きい点を
打つことが困難な局面があるのでは。
数でカバーできないのか。

たとえ大きい点が打てなくても、
必死に数を打ち続ければ、
時間がかかっても点は繫がる。

のではないでしょうか。
努力の仕方の違いかもしれません。

何か一つのことに打ち込める人と、
マルチに何でもサクッとこなす人と、
その両者の違いなのかも。

私はどちらがより優れているか
わかりませんし、
比べるのは見当違いで、
その差が点の差にもなり、
どちらにもチャンスはあるのでは。
と思うのです。

ただやはり、認識できる程度の点である
必要はあるかと思いますが。

あまりに中途半端に
手当たり次第触ってみる。
これはダメだと思います。

でも、最後まで極めなくても
自分自身で決めたり、
世の中の平均値を見たりして、
そこそこのレベルで点を打っていく。

これは有効だと思うのです。

なんだかまた気が付けば
長々と語ってしまいましたが、

私は、量と質どちらが優位かは
その時々で変わるものだと思うので
質を高められる局面では高めて、
量を稼ぐべき時は稼いで、
臨機応変に点を打ち続けたい。

な、と思います。
このnoteもその一つとして、
何か後で振り返った時に
繋がるような点になっていればと
願いを込めて、、

今日も今日とて、この辺で。


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