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『講談放浪記』

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、読んだ本を紹介します。


神田伯山著 『講談放浪記』 (講談社 、2023)


神田伯山先生にハマってから、講談(の話)を理解したいと思い、
日々様々な本を読んでいる。

今回は、有名だと言われる、忠臣蔵も知らなかった私が放浪記を読んでみた。
ちなみに本書で紹介されている、どの場所にも行ったことがない。
(日光東照宮も然り)
後半にチラッと紹介されている寄席くらいだろうか。

本書で1番興味深いのは、第五章で紹介されている「四谷怪談」。
神田松鯉先生の『人生を豊かにしたい人のための講談』を読んでから、
怪談話の考え方がひっくり返された。

「四谷怪談」の内容は詳しく知らないが、講談で語られる時の工夫を知ることが出来る。
神社が実在する驚きと、やはり恐怖がある。
本を見ているだけでも、なんだか怖いのだ(実際の写真が挿入されている)
これからは怪談話が増える季節なので、少し「うっ…」となる。


本書の最初では、「聖地巡礼と言われますが」と講談話に出てくる場所が紹介されている。
学ぶついでに、日本も旅行もしたくなる素晴らしい本。

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