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1月に読んだ本

やふぅー٩( 'ω' )و
今回は、1月に読んだ本を紹介します。



コナン・ドイル著 『緋色の研究』改版 延原謙訳 (新潮社 、1953)

初めてまともに読んだシャーロック・ホームズ。
緋色が何色か知らなかったなーって、この記事を書きながら、また忘れている自分に気づいた。

コナン・ドイル著 『四つの署名』改版 延原謙訳 (新潮社、 1953)

2冊目のシャーロック。
さっそくワトスンへの違和感だったり、面白くなる。

ミック・ジャクソン著 『10の奇妙な話』 田内志文訳 (東京創元社、2016)

少し不気味で、ユニーク。
奇妙とは… うん,物は言いようってことか。
1つ1つの話がそれなりに重厚で、めちゃくちゃ面白いから、
あっという間に読んでしまった。

この本を読んでから、休日に起きている時間が少ない日は「眠れる少年」の話を思い出して、少しひんやりする。


野口嘉則著 『自分を好きになれない君へ』 (小学館 、2022)


タイトルに少しでも反応した方は、必読だと言って良いほどの本でした。

絵の描かれた部分まで表紙なのかと思っていたら、これは幅のある帯なので外せる!!(=シンプルな茶色い本)

受容や、自己肯定について、分かりやすく書かれている。
そして、自分を好きになれない人は、どうすれば良いのかも。

自分を嫌いでもないけど?普通かな。
そういう人にも、読んでいただきたい。


ジョン・コナリー著 『キャクストン私設図書館』 田内志文訳 (東京創元社 、2021)

この本、面白すぎる。
奇妙で、ホラーテイストもある。

本の登場人物が現実世界に出てきたら、どうなるのか?
悲劇は現実世界でも繰り返される?
喜劇は?
個性の強いキャラクターは?
彼らに対して、現実世界に生きる人間はどうするのか。


ジョン・コナリーの本が、もっと翻訳されて、日本で売られて欲しいと心から願うばかり。


國分功一郎著 『暇と退屈の倫理学』 (新潮社、2021)

遠ざけていた本。
面白いと思った理由は、暇と退屈を理屈で知ること。
本当に好きなこととは?と言う問いかけ。
倫理学と書かれているので、哲学者が複数人引用されて考察されている。

記事はさらりと書いてしまったけど、何度も読み返してます。

高瀬隼子著 『め生える』 (U-NEXT 、2024)

ぶっ飛んだ世界観。
本のデザインもアーティスティックで好き。
面白いだけでなく、生き方も問われる本。
考えてみるほど、モヤっとする本でもある。


ラテン語さん著 『世界はラテン語でできている』 (SBクリエイティブ 、2024)


ラテン語を知っていても知らなくても、興味があってもなくても、
教養の1つとして本書を持っておくことを、深くおすすめしたい本。

言語だけでなく、歴史や政治など幅広く知ることが出来る。
日本人には、あまり馴染みのない世界も、ラテン語を通して触れることが可能だ。
これは絶対におすすめしたい本!!!!


村上春樹著 『一人称単数』 (文藝春秋、2023)

初めて読んだ村上春樹の本。
エッセイなんじゃないかと思えて仕方なかった。
うーん、1冊で満足しちゃった感。


村田沙耶香著 『コンビニ人間』 (文藝春秋 、2018)

「普通」でいることに重心を置きすぎると、自分自身を失う。
「誰か」になりきろうとすれば、感覚を失う。
「店員」でいれば、仕事は企業には喜ばれる。
「自分自身」を出しすぎると、引かれる。

この話に出てくる主人公は極端な例だが、決して人ごとではない何かがある。
色んなことがバカらしくなって、自分自身を笑い飛ばしたくなるかも。
こんな環境を笑い飛ばしたくなるかも。
しかし、笑うのは、どこか心当たりがあるからだ。

面白い作品だった。


まとめ

1月は、初めて読む作家の本や、古典作品も読めた。
楽しい読書の1ヶ月だった。


さて、まだまだ積読ありますよー(増えてますよー)
積読消化楽しみだー!!うぇい

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