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『もしものせかい』

やふぅー٩( 'ω' )و
以前、紹介をぶん投げて記事にしていない(積み記事)本について
書きます。

ヨシタケシンスケ著 『もしものせかい』 (赤ちゃんとママ社 、2020)


正直、記事を書きづらいなって思っていました(´・ω・`)
2回目を読んで可能な限り、つらつら書いていこうと思います。

ざっくり内容

この本の「もしも」とは、何か。

え? もしものせかいって
なにかって?
もしものせかいは、
きみがくらしている
いつものせかいではなく、
きみのこころのなかにある
もうひとつのせかいだよ。

ヨシタケシンスケ著 『もしものせかい』 (赤ちゃんとママ社 、2020)

現実の世界と、「もしも」の世界がリンクする時がある。
もしもの世界は、その人自身を動かすものとなる。

もしもの世界が大きくなってしまっても、
いつもの世界が同じくらい大きくなる。

いつもの世界と、もしもの世界が同じくらいの大きさで
ゆっくり大事に並行して楽しく…

感想

「もしも、あの時そうでなかったら」と考えたら、
これは過去の経験であるはず。
それが現在形にもなって、いつもの世界と照らし合わせていくうちに、
未来形にも変わる。

過去でありながら、未来にもなる。

①今日ジムに行けていたら(=行きたかった)
→後悔している内容は過去の出来事
②まだ営業中だよなー(=考えている)
→現在形にもなる
 行こうかな?行かないでおこうか
③今から行こう
→まだジムに行っていないから、未来形。

もしもの世界は心の中であるなら、頭の中のことでもある。

私たちの経験が、「もしも」を思わせるんだろう。
「もしも」の方が強い時は、自責の念に駆られているのだろう。
だから、その「もしも」がが動機となり得るのかなって。


ヨシタケさん、相変わらず面白いと思います。
面白さを伝えられているのだろうか…
「もしも」を過ぎた過去の出来事とするのではなく、
心の中で大切にする。
あたたかい本だなって思いました。


次はヨシタケシンスケさんシリーズってことで『メメンとモリ』について
紹介しようと思います。
ラテン語のあれですよね?タイトルなので、やっぱり何周かすると思う。



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