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本レビュー

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読んできた本、おすすめ本はこちら。 漫画も含むことにする(細分化し過ぎると、雑多になる)
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2023年6月の記事一覧

『あるかしら書店』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、本棚の1冊を紹介します。 ヨシタケシンスケ著 『あるかしら書店』 (ポプラ社 、2017) この本は2つの理由から、とても個人的に特別だ。 第一に、この本は、私が初めて読んだヨシタケシンスケさんの作品だということ。 第二に、これがプレゼントされた本だということだ。 私はこの本をもらうまで、家族や親戚以外から本をもらったことがなかったので、めちゃくちゃ驚いたし嬉しかった。 しかも好みが的確過ぎて、これを読んでからヨシタケシンスケさんの

『ワンルームから宇宙をのぞく』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、積読していた本の紹介です。 久保勇貴著 『ワンルームから宇宙をのぞく』 (太田出版、2023) 本を買ったものの、なかなか読めず(・ω・`) でも読み始めてみたら、めちゃくちゃ面白くてオンラインのトークイベントに申し込まなかったことを深く後悔した。 この強烈な後悔は、本を開いて最初にある「はじめに」を数行読んで感じたこと。 奇しくも、最近大歓喜して来たJAXAの研究員の方の本でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 全部で19に

『本を守ろうとする猫の話』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、最近読んだ本を紹介します。 夏川 草介 著 『本を守ろうとする猫の話』 (小学館 、2017) 猫と人、相反するこの表紙。 そして、猫が本を守ろうとする。 何度も迷ったけど、読み終わったら買って良かったと思えました。 ざっくり内容序章。 主人公(林太郎)の祖父(じいちゃん)が亡くなる。 じいちゃんは古書店を営んでいた。 両親も失っている主人公は、葬儀の時に初めて会う叔母と これから暮らすと言われる。 学校も休み、じいちゃんが亡くな

『メメンとモリ』

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、ヨシタケシンスケさんの絵本を紹介します。 ヨシタケシンスケ著 『メメンとモリ』 (KADOKAWA 、2023) ざっくり内容3部構成です。 メメンとモリとちいさいおさら メメンとモリときたないゆきだるま メメンとモリとつまんないえいが メメンとモリとちいさいおさら メメンの弟、モリがお皿を割るところから始まる。 メメンは弟を責めない。 それが1つしかなくても、いつかは壊れたり、なくなるものだから。 長く続くか、すぐに終わるか分

『もしものせかい』

やふぅー٩( 'ω' )و 以前、紹介をぶん投げて記事にしていない(積み記事)本について 書きます。 ヨシタケシンスケ著 『もしものせかい』 (赤ちゃんとママ社 、2020) 正直、記事を書きづらいなって思っていました(´・ω・`) 2回目を読んで可能な限り、つらつら書いていこうと思います。 ざっくり内容この本の「もしも」とは、何か。 現実の世界と、「もしも」の世界がリンクする時がある。 もしもの世界は、その人自身を動かすものとなる。 もしもの世界が大きくなってしま

『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ―答えを急がず立ち止まる力 』トークイベントに参加してみた

やふぅー٩( 'ω' )و 今回は、初めて書店のトークイベント(オンライン)に 参加した本を紹介します。 谷川嘉浩/朱喜哲/ 杉谷和哉著 『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ―答えを急がず立ち止まる力 』 (さくら舎、2023) トピックが膨大すぎて消化出来ていません。 よって、今回の記事で、この本について掘り下げていません。 トークショーについて書きます。 もうね、楽し過ぎてしまって…メモ取りまくって、その字が読み返せない… いつものパターン回避のため、PCでメモり

5月に読んだ本(漫画含む)まとめ

やふぅー٩( 'ω' )و 今月は、読書記事で2回驚いたー(OvO) ①これら本を読んだの今月なのか!!(恐るべし) ②繰り返し読む本で、印象が変わるとき。 ①は、仕様だとして。 ②は、なんだか意外。同じ文章なのに、なぜこんなに変わるんだ?! さて。 毎度ながら、便利な文明の力に頼る!! そいやーーーー(ぶん投げ) 1.住野よる著『君の膵臓をたべたい』(双葉、2017) 2.又吉直樹 /田中象雨著 『新・四字熟語』 (幻冬舎 、2015) 3.小津夜景著 『漢詩の