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旅の思い出編 ドイツ旅行(ベルリン)2019.11.14 フェルメールとベルリンの壁

今回はドイツ観光最後の都市、ベルリンに移動します。
ドレスデンすごく晴れたのに!!
ドレスデンにもう少し滞在していたかったのですが移動します。

ドレスデンの朝

ドレスデンの朝

ホリデイ イン エクスプレス ドレスデン シティ センター

この日は今回の旅行で初めてホテル朝食を食べました。

ホテル朝食

ドレスデンにあるこのホテル。駅からショッピングモールを抜けた場所にあっていい場所にあったのですが、コロナ禍で閉業してしまった様子…
悲しい。ビジネスホテルのようなホテルですがすごく素敵な受付の方だったのに、、

本日の気温
約2時間の旅
ドレスデン駅

ベルリンへ

9時頃。今日は少し遅めのスタートです。
ECの列車は6人掛けのボックス席(個室)みたいな座席でした。
相席のおじいちゃんと少しお話して、うとうとしながらベルリンに向かいます。

途中で電車を乗り換えベルリン駅に到着です。

普通列車はこんな感じでした
天気が良いですね!
そろそろ到着です

ベルリンアレクサンダープラッツ駅

ベルリンアレクサンダープラッツ駅

よかったです。このホテルはまだ残っていました。
とても素敵な立地にあるホテルで、ドイツの都市の中ではやっぱりベルリンはすごく近代化した街だなぁとこの時は思っていました。
(いろいろな人が手を加えちゃったともいうかも。

ホテル内。天気もとても素敵です

ドイツのホテルはどこの町にもホテル税というものがあり、大体1泊2ユーロ/1名ぐらいかかります。
今回は9ユーロ(1170円)。こういうお金ってちりつもですね。
でも今回のホテルは21階でした!
すてき!!テレビ塔もホテルから見えるし、多分クリスマスマーケットの会場だと思われる場所が見えました。

テレビ塔と世界時計

12時ごろ観光スタートです。
駅名にもなっているアレクサンダー広場です。
この広場は写真ではすごく素敵なのですが、周りは孤児がいたりお金を集金するような人がいたり、署名活動をしている若者がいたりちょっと怖かったです。
ドイツの今まで観光してきた都市とは少し様子が違いました。
新宿や渋谷の少し外れのホームレスがいるような感覚。
慣れた東京の町では何気ないものになっていましたが、海外だと怖いですね。
学生の時にフランスに行った時も少し外れの町は怖かったのですが、ここは中心部。こんな感じなのかぁ、写真や動画では伝わらないな…と思っていました。

ホテルから見えたクリスマスマーケット
アレクサンダー広場
テレビ塔と世界時計
カロリー高そうなお昼ご飯 6.1ユーロ

カリーヴルスト(Currywurst)

ドイツのポテトフライ(ポメス)にはケチャップとマヨネーズを大量に乗せてもらえます。
ソーセージ、本当においしい!!!
私たちが訪れたこの屋台のようなお店はリーヴルストの人気屋台「Curry 36」というお店でした。
ポテトの上にカレー粉もかかっているので少しスパイシーなんです。
ドイツの方たちいいなぁ。毎日食べていたい(笑

リーヴルストの人気屋台「Curry 36」
駅の近くにあります

カイザーヴェルヘム記念教会

ヴィルヘルム皇帝1世によるドイツ統一を記念して1895年に建てられました。しかし1943年、第二次世界大戦の空襲で大部分が焼け落ちてしまいました。
尖塔の部分は崩れています。また内部のモザイク画は戦争の傷跡を物語っています。
この教会は戦争の恐ろしさを伝えるモニュメントとして、残った塔の部分は崩れたままの姿で保存されています。

尖塔の部分。崩れてなくなっています。
ひび割れたモザイク。戦争の傷跡が残っています。


近くの広場ではクリスマスマーケット
旅行に行くとどうしてもやりたくなってしまうメダル

戦勝記念塔

ネットの情報で、
“ベルリンで最も有名なランドマーク。頂点に立つのは金色の彫刻ゴルデルゼです。これを見ずにベルリンは語れません。”
とのことだったので行ってみました。

だいぶ歩きました。カイザーヴェルヘム記念教会から歩いて30分ぐらいです。
1864年の対デンマーク戦争、1866年の対オーストリア戦争、1870~71年の対フランス戦争の勝利を記念して建てられたオベリスクです。

戦勝記念塔
有名なランドマークの割には人がいません(笑
ホーフイェーガーウアレー通り

歩いているときに、キックボード(言い方古いですかね?渋谷区で借りれるループ?)に乗ってすいすい行っている方がいてうらやましかったです。

ただ、この日は雨でもなくのほほんと歩く分には十分な距離でした。

ベルリン美術館(絵画館)

絵画館入口

レンブラントやルーベンスの作品など、13 世紀から 18 世紀にかけてのヨーロッパの傑作を展示するモダンな美術館です。
入口がどこにあるか迷いました。今回の旅は迷子になりがちです。
ビルは近代的な美術館でスタイリッシュでした。

私は、2016年にスペインのプラドでヒエロニムス・ボスの快楽の園の作品を見てからボスやルーカス・クラナッハやブリューゲルの作品が気に入っています。

聖アントニウスの誘惑の三連祭壇画

いつもはリスボンの国立古美術館にあるようです。
ですが今回見ることができた!
…と思ったら

聖アントニウスの誘惑の三連祭壇画(ヒエロニムス・ボス)


コピー?

コピーのようでした。

最後の審判(ルーカス・クラナッハ)

最後の審判(ルーカス・クラナッハ)

ルーカス・クラナッハの作品「最後の審判」
これは本物です(笑
ヒエロニムス・ボスの「最後の審判」(ウィーン造形美術アカデミーの付属絵画館所蔵)という絵にもどこか類似している気がする。
ボスは1450生-1516没(ネーデルランド)、クラナッハは1472生-1553没(ドイツ)。2人の時代は重なるので、クラナッハがボッシュの作品を模写したのでしょうか?

ネーデルラントの諺(ピーテル・ブリューゲル)

この作品は日本にも来たことがあるような気がします。
ブリューゲル展も日本で展示すると結構大賑わいな気がしますが、すごく贅沢に作品鑑賞できました。

真珠の首飾りの少女

真珠の首飾りの少女(フェルメール)
ぶどう酒のグラス(フェルメール)
素敵な美術館館内

2022年はフェルメール展が東京で開催されていますが、こんなに贅沢に2作品を見ることは絶対できないと思います!はるばるドイツベルリンまで来てよかったです!ピーテルデ・ホーホに影響を受けているフェルメール。
フェルメールの作品はすごく少ない(35点ほどです)ですが、私は雰囲気や色合いがとても好きです。

1時間ぐらいの鑑賞時間の予定でしたが、2時間30分ほど鑑賞していました。

だいぶ暗くなってしまいました。17時ぐらいです。


ポツダム広場

戦争終結後、占領軍(連合国)によってベルリンは分割され、ポツダム広場はアメリカ軍、イギリス軍、ソビエト軍の占領地域の境界になりました。
ここは今ではビルがたくさん立ち、ビル街になっていますが悲しい歴史の地です。
東西陣営の冷戦時代には、ソビエト占領地域は東ベルリンと、西側占領地域は西ベルリンに分断されました。
ポツダム広場周辺のビルはいくつかは修復され再利用されていますが、廃墟のままの建物も多数残っているそうです。

このベルリンの壁も道を歩いていたら急にありました。

ベルリンの壁
西と東の境
ベルリンの壁の厚さ
意外と薄い気がします。一晩でこの壁が作られたなんて…

シュネーバル Schneeball

南ドイツ(ミュンヘンやフュッセン)で有名なお菓子!
ポツダム広場もクリスマスマーケットが少し開催されていて出店がありました。
南ドイツでは食べれなかったので夕飯後のデザートに購入しました!

シュネーバル Schneeball
シュネーバル Schneeballのお店


虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑

ベルリンブランデンブルク門の南側に位置する場所にあります。
ホロコーストで殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑。
150センチ弱の妹の身長はすっぽり埋まってしまう高さです。
やはりどこか怖いです、、、歴史を繰り返してはほしくないです。

ブランデンブルク門

歩きます!!
夜のブランデンブルク門

この日もよく歩きました。
旅行先では美術館に2~3時間ほど滞在した後に観光していますが、
足が棒になりますね(笑

ベルリン中央駅

お昼に食べたお店が相当気に入って駅構内にある「Curry 36」で夕飯です

Curry 36 4.5ユーロ
アンペルマンショップ
明日買おうと思います

19時半ごろにホテルに着きました。
ベルリンは今までの町と違って、かわいい街並みではなく近代的な街並みです(新宿や渋谷のような感じ)。
そしてベルリンの壁など悲しい歴史を肌で感じました。
明日はイーストサイドギャラリーに行く予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

シュネーバル 
割と軽めなお菓子でした


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